佳作、受賞しました！

佳作、受賞しました！突然のことでびっくりしています。

エブリスタ主催の「真夜中のラジオ文芸部×執筆応援キャンペーン「痛い/切ない青春」」コンテストで拙作「clearness」が佳作を受賞いたしました。

あまり読んでいただけていない作品なのですが理由は「痛い/切ない」。これに尽きます。精神科のデイケアが舞台でそこで絵を教える大学生アルバイトと患者さんのラブストーリー。さらっと書きましたが本編はまさに「痛い/切ない」。以下にいただいた書評を記します。

エブリスタさん書評

「精神科のデイケアサービスが舞台ですが、施設やシステムなど緻密な描写です。主人公は油絵のアドバイスをする大学生。気になる患者の穂積が自分の名前を呼んで驚く場面は、最初の交流場面として完ぺきです。”見られる側”の患者の内面も克明に書きこまれていました。お互いを意識し始める２人。本来、距離を置かなければならない禁断の関係を自然に接近させています。さらに続きを読みたくなる作品でした。」

とても嬉しい書評をいただき恐縮しています。このお話を書くのにあたり、たくさんの資料が必要でしたし、また感情が不安定な方がお読みになった時に不快にはならないだろうか、と危惧していました。が、とても好意的なレビューをいただき、心からほっとしたのを覚えています。

受賞作品でＢＬはこれ一本のみ。またＢＬの新しい可能性が開けたのかなぁ、と思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。応援してくださった方々に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

この作品はfujossy、エブリスタで公開中ですので、よろしければぜひご覧ください。ではまた次のnoteでお会いしましょう！