コンテスト、ありがとうございました。

fujossy主催コンテスト「闇・兄弟・オメガバース」コンテストの結果が出ました。選択式ということで私は「闇・兄弟」でさくら怜音さんの黒髪ドSアンソロジーに参加させていただいた「tightrope」を応募しました。（エブリスタには近いうちに転載いたします、お待ちください）。

残念ながら入賞はしませんでしたが書評をいただきました。

「「弟に執着する兄」…テーマはベタでしたが、ラストは非常に闇を抱えた作品でした。話の構成もとても良かったと思います。冒頭に読者を惹き込む、兄・綾の感情剥き出しのシーンを持ってくることで、一気に感情移入することが出来ました。

ただし、こういった「最後までどうなるかハラハラする展開の物語」を書く場合、三人称より一人称の方が読者の視点を集中させることができるので効果的だと思います。次回はその点も意識して、巧妙なラストを描いてみてください。」

非常に落ち込みましたがさくらさん始め、いろいろな作家さんが「書評をもらえたこと、おめでとう！」と言ってくださり、今は前向きになっています。「ラストは非常に闇を抱えた作品でした」の一文はとても嬉しかったです。アンソロを主催されて一番最初に読んでくださったさくらさんも「これはネタバレしたくない！」とおっしゃってくださり「闇」だな、と喜んでくださったことを思い出します。ラストで読者の方に驚いてほしくて書いた作品だったので嬉しかったのですが……。一人称、にはうーんと唸ってしまいました。多分、私にはそれを書ききる技量がない。この作品には続編があるのですがそちらも三人称で進めるつもりですが、確かに一人称で書いたら面白いかもしれません。

fujossyでは春の大賞コンテストが始まりましたが私は一旦ここでお休みをして春庭にて頒布予定の「MY SOUL IS SLASHED」に全力を注ぐ予定でいます。ですがこれを読んでいただける自信もあまりなく、少部数の発行になると思います。またお知らせいたしますがもしお求めの方がいらっしゃいましたらぜひお声掛けください。

また次のnoteでお会いしましょう。読んでくださりありがとうございました！