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嘘はキライだ。

エイプリルフール。社会人になって嘘をつくことはなくなったけど、世の中にはここぞとばかりに嘘をつく人がいる。

それが分かりやすいものであったりユーモアであればいいが、人を騙すようなものや期待させるようなものであれば、その嘘は頂けない。

私はそもそも、嘘がキライだ。嘘が人を幸せにすることは少ないと思うからだ。嘘をつかれることは仕方ないにしても、自分は嘘をつかないでいたい。

ごまかすことも苦手だ。できれば何もごまかさない人生でありたいと願う。嘘とも本当とも言えない言い訳でごまかして丸く収めるのもオトナの手段。だけど、「いつかどこかでバレるんじゃないか?」と不安に苛まれながら生きる方が、私はイヤだ。

そう、結局は保身なのだ。「嘘をついてたんだな」と後になって怒られるのがイヤ。嫌われるのがイヤ。オオカミ少年の物語があるが、あの少年のようになりたくないのだろう。自分の話を誰も信じてくれなくなったら…と思うと恐ろしい。

時には人を思いやる嘘もある。それは事実だと思う。しかし私はそれさえも上手くできない。人を思いやる能力に欠けているのか、ただごまかすのが苦手なのかは分からない。つい、本当のことを言いたくなってしまうのだ。

オトナになると、正直なばかりではいられなくなる。思惑やら都合やらで、嘘をついたりごまかしたりすることも増えた。それでも正直すぎて怒られたり、人を傷つけてきた自覚もある。世渡り上手には程遠いようだ。

だけどそんな私のことを、周囲の人は信用してくれる。きっと「こいつは嘘をつけない」「嘘をついていたら顔に出る」と思われていることだろう。それで損をすることもあるが、得をすることの方が多いように思う。

信じてもらえるって、嬉しいことだ。

だから私はこれからも、素直で正直な自分のままでいたいと思う。人を傷つけない思いやりと言い回しを身につけながら。

ユキガオ

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