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トラックドライバー【1日の流れ】

ユキーデです。
今回は、

「トラックドライバーになろっかなー🎵」

と思っている方のために、

出勤から退勤までの流れを具体的に

書いていきます。頭で流れをイメージしながら読んでみて下さい。

さっそく書いていきます。

まず、決められた時間に会社に出勤します。
出勤時間にタイムカードを打ってアルコールチェックをします。

それが終わったら自分のトラックのところに行って、まずは日常点検をします。

・タイヤがパンクしてないか?
・ホイールのボルトが緩んでないか?
・エンジンオイルが減ってないか?

などの基本的なこと、日常的にやらないといけないことをチェックして、そして

・ブレーキがちゃんと効くかどうか?

これが一番大事です。ブレーキが効かなかったらもう運転できないですから、ブレーキが一番大事です。

事務所に戻って始業点呼をします。
運行管理者が事務所にいるので、その人が

・体調は大丈夫ですか?
・睡眠時間は何時から何時ですか?
・前日からの休息時間の確認

をしたりします。

《ポイント》
この休息時間というのは、
「前日の退勤時間から、今日の出勤までの時間が、何時間空いているか」
というもので、これを確認します。
これは最低でも9時間以上は空けないといけないっていう法律が決まっています。


今日走るコースの確認持ち物の確認をします。
ETCカードとかトラック
の鍵とか伝票とか忘れ物がないかチェックします。

自分のトラックに乗り込んで、積み込みに入ります。
自分の会社で積み込みだったら、積み込みホームにトラックをつけるため、その場所にトラックを移動します。
積み込みが自分の会社じゃなくて、他の会社とか他の離れた場所なのであれば、その場所に向かって出発します。

仕事内容はそれぞれの仕事で違うので、ここでは割愛します。

運転中は、

連続運転時間は最大4時間まで

と法律で決まっていて、4時間以内に休憩を30分以上取らないといけないです。
これを超えて4時間以上連続で運転していると、例えば4時間半とか5時間とか連続して運転していると、法律違反ということになります。

《ポイント》
この連続運転というのは、
途中でトイレなどに行って5分間ぐらい止まってたとしても、それは止まったと見なされません。
止まったと見なされるのは
10分以上そこでピタッと停止している状態
が止まっていると見なされます。
だから、5分とか6分とか7分とかそこで止まってたとしても、それは30分の休憩にカウントされないので注意が必要です。
ですので、10分以上止まって、かつ4時間以内に30分以上止まらないといけない
ということです。
なので、2時間で着くような目的地であれば、休憩のために止まることなく、そのまま行けます。


お腹が空いたらご飯を食べます。ご飯は、自分の仕事の空き時間をうまく見つけて食べる感じになります。
高速道路で運転してるんだったら、サービスエリアの食堂で食べてもいいし、コンビニであらかじめ買っといてそれをトラックで食べてもいいし自由です。

そういう感じでご飯を食べて、全体の1日の休憩時間としては、通常だったら1時間ぐらいまとまって取れる場合もありますし、仕事の具合によっては30分ずつ別の場所で撮る場合もありますし、休憩が全くない場合もあるでしょう。

休憩がないのは本当はダメな
んですけど、ブラック企業であれば当たり前に普通に休憩がなかったりします。
ずーっと走っとかないと間に合わないような仕事をやらされるので、全く休憩が取れない企業もたくさんあります。
なのでそういう会社には入らないように気をつけて下さい。

1日の仕事が終わったら会社に帰ります。
会社に帰ったら、

・トラックを洗車したり、
・道具を整理したり
・燃料を補充したりします。

燃料は、会社内に燃料タンクがあれば会社で補充できますし、会社にない場合は、帰る
途中で所定のガソリンスタンドに寄って、燃料を補充してから会社に帰ります。

そういう作業が全て終わったら、トラックを所定の位置に収めて事務所に帰ります。

事務所に帰ったら日報を書いたり、トラックの鍵とかETCカードとかを、また所定の位置に返却して、配送先で受領伝票をもらっているのであればそれらを提出します。

そしてキリのいい時間でタイムカードを打って、アルコールチェックをします。

運行管理者に終了点呼をしてもらいます。

・今日の運行は問題なかったですか?
・休憩は何分とれましたか?
・鍵などの返却はしましたか?
・明日の出勤までの休息時間の確認
・明日のコースの確認

などをして、

「お疲れ様でしたー!!」

と言って帰るという流れです。
ここまでで通常12時間程度という感じになります。

他の業種から転職してきた人は、拘束時間が少し長いと感じるかもしれません。
拘束時間が長いので、なるべく身体が疲れない仕事を選んだ方がいいですし、炎天下での作業が少ない仕事を選ぶのも一つのコツになります。

年々、夏の温度が上がってきていて、昔と違ってめちゃくちゃ暑いので、この暑い中で作業することを避けないと、それだけで身体が疲れてしまいます。

しかしながらトラック運転手というのは、自分の仕事をちゃんと覚えて、自分の仕事をこなしていれさえすれば、上司から別に何も言われませんし、一日中ほぼ一人での作業なので気楽な職業です。

仕事に慣れて流れがスムーズになってきたら、早く帰れるようになるでしょうし、睡眠時間も取れて、長く続けられる仕事だと思います。

注意してほしいのは、会社を選ぶ時にはちゃんとブラック企業を避けるような選び方をすることです。

それなりにちゃんとした会社に入って、一通り仕事を覚えてやっていけば、普通にトラックドライバーとして生活できるようになります。

今はドライバーが結構不足してますので、ほぼどこの会社もドライバーを募集してると思います。
だから積極的に面接に行ってもらえたらと思います。

今回は以上です。
ありがとうございました。

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