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疲れやすく元気が出ない時は

薬膳では、生命エネルギーの源を『気』とし、目には見えませんが、生命活動を維持する精神的、肉体的なエネルギーで「元気」のもととなる生命のバロメーターです。

体内での気の不足することを『気虚』といいます。

体全体を巡り動かすエネルギーが不足すると、栄養や酸素の巡りが悪くなり、手足が冷えたり、寒がりになるなど冷えの症状がみられます。胃腸の弱い方、お腹を壊しやすく下痢をしやすい方も当てはまります。

メンタル面では、疲れやすく元気が出ない、無気力・・・など気虚よって起こる症状は意外に身近にあります。

このタイプの養生の方法としては、消化がよく温かいものを食べ、睡眠を十分に取ることを心がけてみることが良いでしょう。

オススメの薬膳食材は、

●穀物/米、モチ米、黒米

●イモ類/山芋、里芋、紅芋、薩摩芋、ジャガ芋

●野菜/人参、かぼちゃ、キャベツ、大根

●豆類/エンドウ豆、ササゲ、大豆、豆腐、クルミ、アーモンド、納豆、味噌

●その他/鶏肉、タイ、カツオ、甘酒など

これらはの食材は、「気」を補ってくれる働きがあるので、元気がないとき、気持ちが落ち込んだときにはぜひ食べたい食材です。

また、控えた方が良い食材は、消化の悪いものや油っぽいもの、こってりとした味のものは控えておいた方が良いでしょう。

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