うちはお化け屋敷だけど、それはそれでアリだと思う。

私の家は、お化け屋敷です。多分。
お化け屋敷なのに、私はその家に「ホメオパシーセンター会津若松」を開設し、相談会まで行っています。
今まで相談会を行っていて支障が出たことはないのですが、怖がらせてしまったらごめんなさい。

では、実際にどのようなお化け屋敷的現象があるのかを説明いたします。

まず、誰もいないはずの場所から足音が聞こえます。
例えば、2回の廊下を歩く音。その時娘はぐっすり就寝中。確認済み、とか。
ある時は、リビングに向かって歩いてくる音。夫のお帰りかと思いきや誰もいない。

足音以外では、誰もいない部屋から、物が落ちる音や動く音が聞こえることもあります。
実際には何もないこともあれば、要因が一つも考えられないのに物が動いていたりすることもあります。

これらの音は誰にでも聞こえる上に頻度も多いので、家族の中では「うちには家族以外の誰かがいる」ということは常識になっています。

実は我が家は、会津藩のお城「鶴ヶ城」の米倉があった場所に建っています。
鶴ヶ城といえば戊辰戦争の激戦地。
一般的に古戦場はケガレチと言われており、我が家のお化け屋敷的現象の原因はそこにあると、私はずっと考えていました。
この本を読むまでは。

これを読んで、私の認識は一変しました。
これほど高い精神性を持った人々が、いくら非業の死を遂げたとしても、自分たちが守ってきた土地を汚すような行為をするはずがありません。

私は、ホメオパシー健康相談で扱うものに限らず、一般的な病気や不調においても、とても数は少ないけれど、一部霊的な事柄が原因となっている物があるという認識を持っています。
実際にQX-SCIOも、霊障やカルマを原因としてあげることもあります。
私には霊的な能力は皆無ですので、以下は完全な個人的な考えなのですが、霊的な物が原因で何かが起こっているとしたら、それはそれなりの事情があってのことだと思うのです。

霊の側からしたら、霊と言われる存在になったとは言え、かつては人間として生きていた人だったわけです。
それぞれその人なりの人生や考え方を持ち、精一杯生きた過去があるはずです。
たまたま、今生きている人とチャンネルが合って影響を与えるようになってしまったけれど、そこには悪意以外の意図もあるのではないかと思うのです。

現に、私の家だって、お化け屋敷だと言って怖がることは簡単です。
でも、ちょっと見方を変えて、土地の歴史を調べてみようと思ったら、一般的に知られていることとは違う、敗者側から見た幕末の歴史を知ることになったのです。
そして知ることによって、私は会津の地に誇りを持つようになりました。
お化け屋敷的現象がなかったら、私はこのような思いには至りませんでした。

全ての物事に陰と陽があるように、私たちの日々の生活や病気、考え方の中にも、良い面と悪い面の両方があります。
体の不調だって、体からのメッセージなのです。
健康相談を通じて、そんなことに気づいていただけたらと思っています。

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