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『精神科医が教える親を憎むのをやめる方法』(序 親子間トラウマを乗り越える鍵)から得た知見


1.この本を読んだ目的、ねらい


・人間はそんなに長く生きないのなら、親を、出会った人を、憎まないで済むなら憎まない方が良いと思った。憎まないで済む方法が知りたい。
・益田裕介先生のyoutube解説がわかりやすかったので、益田裕介先生の知見を学び生活に役立てたいと思った。

2.読んでよかったこと、感じたこと


・親に悩む人の多くは、親本人について不自然なほど無知ということ。

🤔確かに、子どものころ親は完璧だと思っていた。親のことを知るにつれ、親が年を取って小さくなるにつれ、親に悩むことが減っていった。

・来院者の多くは本当の問題に気づいていないから、第三者の指摘を受けながら自分を見直すことが必要。不自然なまでに認知に歪みがある人の場合、親子関係に問題を抱えていると予測を立てる。来院者のほとんどが、直接の相談事と違うところに「核となる問題」がある。認知のゆがみはあるものととらえて診療に臨む方が自然。変化は痛みを伴うし、僕らは知る痛みに耐えることを難しい生き物。変えたくないという思いがあるのかもしれない。

🤔人は認知のゆがみはあるものと思っておいたほうがこちらが楽かもしれない。

・患者は、体験を感じたままに、主観的に話すが、例外なくドロドロ込み入っている。一通り耳を傾け、客観的に整理し、認知のゆがみの修正に入る。実際何が起こっていたのか、背景にこんな要因があったのではないか、本当はこの点が気にかかっているのではないかの事実を明らかにする。モノの見方が変化して、その変化に基づいた新たな決定ができれば、そこがゴール。

🤔ビジネスの場にいると整理して話すことがマナーとなっているが、ビジネス以外の場には整理して話すを求めないほうが良いかもしれない。ドロドロ込み入った話から入るものと思っていたほうがこちらが楽かもしれない。

3.この本を読んで、自分は今から何をするか?


・認知のゆがみはあるものとして入る。聴く→整理→背景理解の促進と気にかかっている点の言語化支援を行うことで、心が元気になってもらえるようにする。

🤔背景理解の促進となる声掛けを心掛けたい。
🤔気にかかっている点の言語化支援を心掛けたい。

4.3ヵ月後には何をするか、どうなっていたいか?

  • 自分の言葉で「聴く→整理→背景理解の促進と気にかかっている点の言語化支援」の説明ができるようになり、人にもやってもらえるようになりたい。

🤔まずは自分が息を吸って吐くように背景理解の促進声掛けと、言語化支援ができるようになりたい。

所感

弱っている人は、文字を読むという作業がそもそも負担になりやすいからyoutubeをはじめたという益田裕介先生は素晴らしい。

読んだ本はこちら




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