8/6 日記(仮)

「子持ちVS子ナシの戦争終結のために、選択的子ナシJJは今日もウンコを生産する」というタイトルからして圧巻だが、アルテイシアさんの文章が痛快で笑える。

書きようによってはシリアスになってしまう内容をここまでバッサバッサ斬って本質をズバッと突いて、こちらは目が点になってしまう。それでいて、救われる気持ちになる。

こちら↓


ネットでの子ナシVS子持ちのバトル・・・、うん。こういうご意見の対立あるよね。あるんだわ。。。簡単に解決する問題じゃないんだけど、方向性を見誤ると目も当てられない。

確かに自分も経験はあるんだよね。もう10年近く前の話になるが、その時働いていた職場は未婚は私1人。その他のメンバーは結婚しておりそれぞれお子さんもいた。夕方以降、仕事で残るのはほとんど私ばかり。私もいつか結婚できるのかな?なんて気持ちがムクムク起き始める気持ちも絡まって、時には複雑な思いになることもあった。

でもそういう気持ちの部分にバッサバッサ斬り込む文章が並ぶ。

周りの女性陣からも「職場で子持ち女性のしわよせが子ナシにくる」「それにムカついても文句も言えないし、ムカつく自分は性格ブスだと落ち込む」という声を耳にする。
そういう時、本当は子持ち女性にムカついてるんじゃなく、仕事が増えたことにムカついてるんじゃないか。
自分の仕事が増えなければムカつかないし、「彼女らは家に帰っても休みなしで育児をするのか、大変だな」と気づかって「何か手伝えることはない?」と声をかけるだろう。
なので性格ブスとか落ち込む必要はない、会社と政府がブスなのだ。ムカついた時は会社と政府にどんどん文句を言おう。

そうそう。あの10年前を思い返せば、ほとんど”私だけ”が残る状況が続きすぎることがトリガーになって複雑な思いを抱えてたんだよね。


政治家たちは己の怠慢や力不足を棚上げして、少子化を女のせいにする。「子どもを産まない女に税金を使うな」系の失言は自民党のお家芸だが、最近も女性議員が「「LGBTは生産性がない」「税金を投入するべきではない」と耳を疑うような発言をした。
LGBTも子ナシも労働して納税して、子どものための社会保障費も負担しているが、「生産性がない」と仰せになる。特大のウンコを生産してプレゼントしてあげたい。

私もめっちゃ特大の・・・をプレゼントしてやりたいゼ!


子持ちVS子ナシがウンコを投げ合っていれば、政治の責任から目をそらさせられる。そんな策略に乗ってはいけない。ウンコを投げる相手を間違ってはならない。
せっかくひねり出したウンコなのだから、正しい相手にぶつけよう。かつ余剰のウンコを土嚢がわりにして、子持ちと子ナシの溝を埋めよう。

痛快すぎる。。。

また、産めハラ撃退法として「bot返し」や「明菜返し」も提唱されていて、これまた痛快すぎる。。。

自分一人の経験値や想像力では限りがある。だからこそ、、こうやって文章で気づかせてもらえたりするのは非常にありがたい。また、同じような理由で、私はジェーン・スーさんのラジオ番組(相談コーナー)もよく聞いている。だいぶ堅かった私の頭もやわらかくほぐれてきた気がするよ。