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【Mac】Speed Test その2・Disk Speed

前回のブログの記事・【Mac】Speed Test その1にて、私が最近興味を持っていることに、MacのSpeed Test があると書きました。

そして、それは回線Speedのことではなく、Disk Speed のことだとも記載しました。

今回は、Disk Speed とは何か?、何故興味を持ち出したのか?、そしてそのことで何ができるのか?などを書いていきたいと思います。


①Disk Speed Testとは?何か

以下は、私のMacにBlackmagic Disk Speed Test というアプリをインストールして、M1 MacBook Air 内蔵SSDのDisk Speedを計測した画像となります。

READ=読み込み速度で、2757.3MB/s
WRITE=書き込み速度で、2198.3MB/s

という計測結果でした。

Disk Speed Test 測定結果


Mac App Storeから、無料でダウンロードし、インストールすることが可能です。

Blackmagic Disk Speed Test


Windows環境の方は、Blackmagic Disk Speed Test ではなく、
CrystalDiskMark というアプリを使って、測定される方が多いようです。
以下は、CrystalDiskMakの画像です。

CrystalDiskMark


Blackmagic Disk Speed Testの使い方はとても簡単で、
アプリインストール後、アプリを起動し、以下の①の箇所(歯車のようなアイコン)をクリックし・・・・

Blackmagic Disk Speed Test 使い方1


そして、②の箇所(Select Target Drive)から、測定したいDiskのフォルダを指定します。
次に、③のStressの項目の、1GB〜5GBのいづれかを指定します。
※どこかのWEBサイトで、Stressの値が大きい方が測定精度が高いような記事を見た覚えがありますが、私は、5GBを選択しました。

Blackmagic Disk Speed Test 使い方2


最後に、真ん中の START ボタンを押すと、Disk Speedが計測されます。
※以下の画像は、最初に見ていただいたものと同じ画像を使っています。

Disk Speed Test 測定結果



②何故、Disk Speed Testに興味を持つに至ったか?の経緯

私が、Macを購入したのが、2022年6月のことですが、それまでWindowsで使ってきたデータをMacでも利用できるように、外付けのHDDに移動させたいと考えました。

また、容量の空きのある、USBメモリにもBackUpをかね、重要データは2重で保存しておこうと考えました。

ところが、その作業がとにかく時間がかかりました。

(1)WindowsPCのCドライブから、外付けHDDへデータコピーするのに、
   約150GB程度の容量でしたが、数時間かかることになりました。

以下がデータコピーの際の画像ですが、1%完了時に残り時間2時間25分と表示されていましたが、3%完了時点では、2時間55分とむしろ増えてしまいました。
あまりに、長く時間がかかるため、放置して他のことをするしかない状態でした。

1%完了時間
3%完了時点
27%完了時点



(2)次に、先ほどの容量約150GB程度より、明らかに容量の少ない、
27GB程度のiTuensの音楽データが入っていたものを、
USBメモリにBackUpとりましたが、1時間40分近くもかかりました。
 


0%時点
1%完了時

こちらも、あまりに時間がかかるので、放置しておくしかない状況でした。


上記の2つのデータコピーで、遅いというのはわかるのですが、それが適正な速度なのか、異常なのか、改善の余地があるのかが、判断できない状況でした。


その時点で、HDDよりも、SSDの方が高速であることは知っていましたし、USB2.0よりも、USB3.0の方が高速であることも知っていました。


ただ、これまでのPCの使い方では、そんなに大きなデータを移動させたりする機会がほとんどなかった為、HDDだろうが、USB2.0だろうが、遅かろうがあまり気にもとめずに、データを保管してきたことがあります。


唯一、Windowsの起動Diskだけは、HDDより高速なSSDに自分自身で交換してきましたが、それ以外のデータ保管については全く気にもとめてきませんでした。


では何故、今回は、その点が気になってきたかと言うと、
After Effects など使って動画編集するようになると、これまでと違い、大きなデータ容量のファイルを扱うようになり、データ転送速度は作業時間に直結する、大きな問題になるなと直感的に感じとっていたからです。


私のM1 Macbook Airは、256GBと最も少ないSSD容量を選んでいますので、基本的にこの中には、Windowsで使っていたファイルを保管したいとは思いませんでした。


何故なら、近い将来にSSD容量不足になることも予見していたからです。


これからは高速な外部ストレージが必要となる
というのが、この時に感じたことでした。


そして、高速なのか、低速なのかを実際に判断するために、Disk Speed Testが有効に活用できるなと考えるに至りました。

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