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【ワーホリ日記:Day35】黒ズボンを求めて何マイル

9月23日(月)

昨日、単発バイトが決まったので、それに必要な黒いズボンを求めに買い物の旅に出た。

まずは、徒歩20分程度のところにある商業施設へ。TK Maxというアウトレット品が売っているお店をまず漁ってみるが、なかなか仕事で使えそうな黒ズボンはない。同じ施設内に、Nextというファッションブランドがあったので行ってみる。そこはセットアップなどベーシックなスタイルが展示してあったので期待大だったが、ここから問題が発生した。

いいのがあっても、サイズがない。

私はいわゆる骨格ウェーブ体系で、ウェストの細さに対して太ももが太い。なので、脚が入るサイズで選ぶとウェストがぶかぶか、ウェストぴったりサイズだと脚がきつい、みたいな残念なことが起こる。なので、パンツ選びは日本にいる時からかなり難しく、だからなのか私服はワンピースやスカートばっかりになっていた。

まず、UKサイズ表記が分からないのでとりあえず小さそうなサイズ8とか10と書いてあるものをチョイスして試着室へ。すると、なんということでしょう。でかい、話にならない。8がたぶん日本でいうLサイズくらいの感覚だと理解。

では、6を探そう、となるのだがまたここで問題。6がない。どこを見ても、ほとんど8からで6サイズがない。やっと見つけた6のズボン3種類程度をまた試着室へもっていって履いてみる。

1つはスキニータイプで脚がきついのにウェストぶかぶかな典型的パターンで即却下。もう一つは少し裾がフレアなタイプで脚周りのフィット感はいい感じだったが、またこれもお腹周りがぶかぶかしていてカッコ悪いので却下。最後の一つ、これは最近の裾長スラックスみたいな感じでウェストがキュッとしていつつ、脚まわりは余裕を持ったストレート。シルエット的にも完璧。なのになのに、裾が長い。これは私が短足だからなのか。靴を履いたとしても絶対に引きずる長さ。なので却下。

ここまで来たのに私に合う黒ズボンがないなんて。理想の黒ズボンを求めて、私はそのままバスに乗り、違う町へむかったのだった。

違う町では、Primarkという激安大型服屋さんがあった。ここなら絶対にあるだろう、と私は高をくくっていた。結局なかった。そもそも、黒ズボンの種類が圧倒的に少なかった。そのまま途方に暮れて街を歩いていると、H&Mを発見。もうここに賭けるしかない。

H&Mは黒服が多く期待感高まる。店の至る所に、宝探しかのようにいろいろなアイテムがバラバラ置いてあるので、片っ端からラックを漁るが、本当に6がない。

なぜですか、皆さんそんなにケツデカなんですか?街で見かける素敵な女の子には、お尻の小さな女の子もいますけども、なぜ小さいサイズを売らないのですか。

やっとの思いで見つけた黒ズボンをいざ、試着。一つはまた脚がきつくて却下。そして次に試着したのが、いいいい感じ。フレアタイプでウェストも脚もぴったり。ただ一点だけ、ベルト通しがないウェストゴムタイプなのがマイナスポイント。最後の一着、これは流行りのストレートスラックス系でベルト通しもある、フロントジッパー、シルエットもウェストは少し緩いがいい感じ。だが、また少し裾が長い。もうワンサイズ下なら完璧かもしれない。

どうしても最後の型があきらめきれず店員さんに「もう1サイズ小さいのってあります?」と聞いてみる。ケータイ端末で調べてもらったが、オンラインにしか4はないらしい。なぜ。

ここまで来たからには、今日ぜったいにゲットしないといけないので、2番目に試着したベルト通しのないタイプのやつを買うことにした。

ここまで追い求めたサイズ6。しかし、そいつのサイズ表記は、なぜか USA XS であった。


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