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情報とストレスの向き合いかた

桜満開の今日にでも緊急事態宣言が出されるという状況で、久しぶりの投稿ではありますが、これから必要だと思ったことを書いておきます。

情報を追うこととこれからの状況

自宅にこもりがちになる生活が数週間〜数ヶ月と長期的になりそうな今、大切になってくるのは情報とストレスの向き合い方だろうと考えています。

これから身近な人たちの感染が増え、医療現場・患者の体験記など、センセーショナルだったり、主観によりすぎていたり、美談や真偽のあやしい情報が爆発的に増えるだろうと思います。しかも発信者は悪意なくむしろ善意で情報を拡散してくる。3.11の頃のようなことが起きるんじゃないかと思っています。

ここからは普段から情報を追うのがわりと好きな私なりの、情報とストレスの付き合い方をまとめてみました。

・本当にその情報が正しいのか一度疑ってみる

「誰」が発信しているのか、データの出所はしっかりしているか、客観的な事実かどうか、論理的に展開しているか見極める。出典元の一次情報を探すと精度が高くなります。また2,3の記事を比較して読むと客観性が高くなるのでおすすめです。

・疲れを感じてきたら情報を追いすぎない

スマホを持つとつい情報を深追いしてしまいがち。不安が増してきます。情報によっては恐怖、悲しみ、怒りの感情も一緒に伝わるものもあります。刺激的であればあるほどもっと情報を欲してしまうこともあります。でも最終的にパニックになるくらいなら見ないほうがいい。疲れてると感じたら、アプリを閉じる、テレビを消す、ミュートする、フォローを外すのが賢明です。自分の精神衛生は自分で守りましょう。

・発信する時や情報を共有する時は一度、立ち止まる

発信する側で気をつけたいのは、自分の投稿が誰かを傷つけたり不快にさせたりする可能性はないか考えること。特に怒りや悲しみのネガティブな投稿は一層注意を払う。もしそれでも発信する場合は先に注意書きを書いておくといいかもしれないです。シェアするときも、あやしい情報で他人を巻き込まないことを前提に、わたしたちは情報とともに喜怒哀楽の感情も乗せているということを忘れずに。

・我慢し続けない

緊急事態宣言からかなり緊張感が増してますが、短い期間だけ完全に閉じこもってたら全て解決するわけじゃないのがこのウイルスの厄介なところ。この緊張感を数週間〜数ヶ月持続させるのは不可能です。適度に気を抜くことがだいじ。音楽なり、ゲームなり、自分や環境にあった癒しを見つけてください。

人は我慢をしすぎると我慢してない(ように見える)人を、別のもっともそうな理屈で批判したくなります。そういう時はがんばってきた自分を褒めて自分を甘やかしてください。もし批判してる人を見かけたら、「この人は疲れてるんだな」と優しく見守ってあげてください。

・抱え込みすぎた時は祈る

もし不意に何か情報を見て、不安や恐怖にさらされたり抱えきれない悲しみに直面した時はとりあえず祈るのがおすすめです。神様にでも人間にでもなんでもいいです。状況が変わることはないですが、祈ることで抱えきれない想いを昇華できることがあります。セルフヒーリングの効果もあるのではと密かに思っています。

ウイルスとも情報とも適切な距離で

感染予防のための社会的距離(ソーシャルディスタンス)という言葉があちこちで広まっていますが、情報とも適切な距離を保つことが大切です。まずは自分の身体的・精神的衛生を守ること。そこができてから、他者へ支援や協力ができるのだと思います。

どうか、心安らかに過ごせる日々が多くなりますように。

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