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"コーチング"って名前は変えたほうがいいんじゃないかって思った今日(笑)

コーチングってやっていることは、クライアント自身が本当に本当に向かいたい人生のゴール像や問題解決後の姿を、体感覚も伴うくらいに明確にして、そこに向かうための方法を、クライアント自身が自分の中や外から引き出してくるの信じて待つ。

コーチは、それらをとても容易に引きだせる様に、いろんな方法を提供する(そこがプロコーチの技 コーチが居る意義の一つ)
コーチの非言語の立ち居振る舞いも、クライアントに大いに影響する。

ただしコーチから、クライアントをどうにかこうにか成功するようにコントロールしようなどの誘導的な質問を投げかけることはない(プロコーチなら)


"コーチング(Coaching)"って言葉は、"Coach(馬車)でお客様を目的地へ向かってお好みのルートでお連れする"ってことに −ingをつけた単語。そこから転じて今の「人の目標や夢の達成をサポートする」って意味合いで使われている。

野球などのスポーツの監督やコーチとは、このコーチングは別物であって、ここで言っているコーチングにおいては、決して"お客様をお連れする"ではない。
"サポートする/支援する"(技術、知識、機会、人脈、物などのなんらかのリソースを提供する。手を貸す。助ける。救いの手を差し伸べる)という言葉ともちょっと違うような気がしているーこれはコンサルティングと呼ぶ範囲かな。

あくまでも、クライアントが行きたい方向に、自分の足で進んで行っているのだ(道のりは、楽な道やイバラの道など様々選択できる)
決してコーチが乗っけてあげてはいない。

コーチは、ただ、クライアントが頑張っている人生の所々で、ほっとする時間や元気になれる時間、改めてそれまでの道やこれからを深く振り返る時間を作っている。想いを一旦外に出して見てみて、自分を認め、また前に進んでみよう、やりたいようにやろうなどと思い直せるように。

コーチングを"人生の伴走"として、コーチも一緒にがんばりますって言っているタイプのコーチングもあるようだけど、実際はクライアントの人生のごく一部の時間を共有させてもらっているだけであり、人生を伴走するとはどこまでいってもおこがましいように私は感じる。そもそも、クライアントの人生はその人自身のもので、その人自身が切り開いていっているものなのだ。そして、クライアントにはそれができるんだから。

ついでに言うと、目標を立ててそこまでの行動計画を策定し、行動を管理していくタイプのコーチング(問題解決にあたっての物事の考え方、スキルセットを提供している。これは実際はティーチングなのかな)もあり、そのタイプのコーチングを受けた経験は少ししかないが、もともとデキるクライアントだったら行動計画は自分で立てて、やっていけるんじゃないかな??って疑問が湧くけどどうでしょうか。

コーチ、コーチって、いろんなコーチの形があってややこしいが、今のところ私の中では、コーチ=絶対的な応援担当・味方(Encoregement,  Cheeringみたいな種類)だと思う。

(なお、「サポートする/支援する」という言葉の中の、人を勇気づける、声援を送る、後方支援する、応援するといった意味合いは、コーチングに当てはまると思う。)

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