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周りの人たちのざっくり紹介

こんにちは。あめ です。

気づけば3月...。世の中が大変なことになっておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、前の2つの投稿に登場した、またはこれから登場するであろう(しないかもしれないけど)私の周りの人々をざっくりと紹介していこうかと。

実名は出しません、固有名詞も出しません(なるべく)、とにかく個人が特定されないように愛をこめて細心の注意を払うとここに誓います。

愛をこめた細心の注意ってなんだろう

あ、もしリアルの私を知る方、これを読んで「コイツは○○さんや!」と悟っても、絶対言わないでね。

どうしても言いたかったら私に連絡してください(笑)

ちなみに順番は適当です。カテゴリーはまとめてますが。
最初に書いたから好きとか大事とかじゃないのでご了承ください。
あと全体通して悪口は書きません、悪口っぽい表現でも、そこは愛をこめてるので(謎の愛連発)、ディスりではないです。愛です(うるさい)。

前置きはここら辺で。
それでははじまりはじまり~

1.ドクター・チンアナゴ

まず医療関係者から。

現在主治医としてS大学病院の外来で週に1度、私の診察を担当してくれているのがドクター・チンアナゴ。

初対面は高校2年 16歳の時。かれこれ6年前の、私の記念すべき(?)1回目の精神科入院の日だった。場所はS大学病院精神科外来の小部屋。

初めてのドクター・チンアナゴは入院中の担当医。ちなみに担当する医師は他にも研修医や、ときに医学部実習生も含め4,5人いた。ドクター・チンアナゴはそのリーダーというか、班長的な立場だった。

第一印象は
黒縁メガネに髭の強面のおっちゃん。

ちなみに6年経った今も外見に大した変化がみられない。うちの父なんて日に日にメタボが進みコレステロール値が上がりぶくぶく横に成長しているというのに…。

推定40代のこの強面精神科医、薬の調整に定評があり、実際私もこれでもかというほど「この薬いらないよたぶん、減らさない?減らそう?」と言われ、他の医師から処方されていた定時薬をザクザク削っていかれた。

精神科の薬物療法で用いられる”向精神薬”というのは総じて飲み続けると糖尿病のリスクが高まったり、依存性が高かったりするので、減らすのには勇気がいるけれど身体的には楽になる。ありがとうやでチンアナゴ先生。

1回目の退院の後は、外来で引き続きS大学病院に通うことになったが、主治医を務めるのはK先生(女医さん)となり、ドクター・チンアナゴと会うことはしばらくなかった。

そしてK先生がK医療センターに異動することになり、私もついていったのでしばらくS大学病院に行くことはなかった。だが、18歳となり大学入学後、環境の変化についていけずに適応障害の症状が出たため再度S大学病院に入院することになって、紹介状持って受診した際ドクター・チンアナゴと再会を果たす。
しかしその入院では担当医にはならず、入院手続きをするのを手伝った程度だった。

それから約1年後、私はまたS大学病院の外来に出戻りすることになった。
しばらくの間は3回目の入院で担当医だったA先生(こちらも女医さん)が主治医として診てくれていた。ただそのA先生も昨年3月末で退職してしまい、路頭に迷っていたところを拾ってくれたのがまたまたドクター・チンアナゴだった。

拾ってくれた、というのも、正確に言うとA先生の退職後、
”外来診察枠がある”+”私と面識がある医師”
がドクター・チンアナゴしかいなかったのだ。

S大学病院は入院できる病棟もあるし、自宅から近いので転院はしたくない。加えて超絶人見知りの私は、この先の、少し大げさだが人生を託す主治医には多少面識があることを望んだ。
そこでA先生にお願いしてドクター・チンアナゴに引き継ぎを依頼し、OKしていただいたのである。

てか、チンアナゴ先生まだいたの。

他病院の事情は存じ上げないが、S大学病院の医師はしょっちゅういなくなる。そんな中で6年も鎮座しつづけていたのは正直びっくりした。
あと外見があまりにも変化がないのにもびっくりした。

そんなこんなで現在に至る。

このドクター・チンアナゴ、さっきからPCの推測変換が「ど」と打つだけで「ドクター・チンアナゴ」が筆頭に出してくるのだが、院内連絡用のPHSにチンアナゴのストラップをぶら下げているのがあだ名の由来だ。
ちなみに最近ストラップを変えて、おにゅーのチンアナゴさんになっていた。
私が知る限り2代目だ。そんなに好きかチンアナゴが、確かにかわいいけどチンアナゴは。

ただ強面と緩いチンアナゴとのギャップが凄まじすぎて、他人に話すときは完全にネタとなっている。このnoteでもネタとなる日が来るとは...。

強面強面連発してるが、語り口は大変穏やかだ。そしておそらく漫画が好き。風呂に入ると1日の疲れが吹っ飛ぶらしい。診察では総じて言うことがアバウトで、たまに真顔で淡々とぶっ飛んだことを言う。

言ってる本人が真顔なので、笑っていいのか分からないんですがどうすれば。(笑)

以上、ドクター・チンアナゴの紹介でした。

2.看護師 くま氏

S大学病院精神科病棟で最初に出会った看護師、それがくま氏。

最初の投稿記事にチラッと登場したが、見た目が完全にクマなアラフォー男性看護師で、1回目の入院では受け持ち看護師としてとてもとても面倒を見てくれた。

くま氏の場合は、クマ(動物)で表すと

川で鮭を採ってる屈強で稀にヒトを襲うヒグマ

ではなく、

動物園で「おやつくれ~」と仁王立ちになって、何やら手を振ってみるとかゆるーくアピールしている優しそうなツキノワグマ

である。

本人から聞いた話だが、中学校時代のあだ名が「しろくま」だったらしい。

前からクマだったんやな(笑)

この くま氏は、1回目の入院時を始め、受け持ち看護師ではなかった2~6回目の全ての入院でも、何かと気にかけてくれて様子を見に来てくれた。接しやすい看護師ランキング1位である。

めちゃくちゃ真面目だが、たまに盛大にドジ。
面会時に くま氏を見かけた母の印象が「NHKのアナウンサー」だったので、もう見た目から真面目なのだが中身も真面目だ。

そのくせ患者の薬を搭載したワゴンを病室のドアに毎回ぶつけたり、
病棟では3食と食後の配薬の際、ナースステーションから放送をかけて患者にアナウンスするのだが、稀にくま氏は放送事故を起こす。

顔を直視するのが苦手で、見たところでなかなか覚えられない私は、大体人のことを声で認識する。病棟スタッフと話すときは顔写真付きの名札を見つめながら会話しているので、おのずと声と名前は一致して顔より先に覚える。アナウンスの声で誰が放送しているか分かってしまうのはこの為だ、声フェチとかそういうのではなく。

この放送事故というのは、
たとえば食後の配薬のアナウンスで
〇「みなさん只今からお薬を配りに参ります、お部屋でお待ちください~」
×「みなさんお食事です...?」
え、さっき食べたばかり、そしてアナウンスが疑問形でどうする。

とか、

アナウンスの前に「ピンポーン」みたいな効果音(?)を必ず鳴らすのだが、
ピンポーン、・・・えーっと・・・ゴソゴソ・・・プツッ
くま氏、えーっとのみアナウンスして放送が終わる。

とかそういうものだ。今まで放送事故を起こした看護師は私が知っている限りくま氏しかいない。

何のレアキャラだよ。

レアキャラといえば、「私に冗談言ったり軽い感じで話しかけてくれる看護師」「16歳の初回入院から病棟にずっと勤務している看護師」というキャラもレアキャラなのだが、くま氏はどちらにも当てはまる。

そんなレアキャラ・くま氏に最後に会ったのは、昨年11月の6回目の入院生活を無事に終え退院した時だ。基本的に外来には病棟看護師は姿を現さないので、次に会えるとしたらまた私が入院する時だろう。

個人的にはめちゃくちゃ会いたいのだが、というのも調子が良い時に会ったことがないので元気ですよくらい言いたいのだが、医師同様看護師もいつの間にか異動になっていたり退職したりしているので、またあの病棟に入院したところで会える確約がないのが寂しいところではある。

ドクター・チンアナゴよりも付き合いが濃く、今までたくさん話を聴いてもらい色んな言葉をかけてくれた。そして何回も救われた。

お元気ですか。また会いたいです。

以上くま氏でした!

ちなみに私の初恋はくま氏に捧げたんですよん(笑)

3.訪問看護師 Tさん

今年の1月から訪問看護が始まった。訪問看護とは、訪問看護事業所なる場所から精神科看護師が自宅に来て、血圧体温やら測定したり、近況を見たり聞いたりして記録し、病院とも連携をとってくれる、というものだ。そんな訪問看護で、私の担当をしてくれているのがTさんだ。

まだ始まって1か月と少ししか経っていないが、外来とは別の日に週に1回、1時間くらい自宅に来てもらっている。

Tさんは偶然にもS大学病院のすぐそばにある看護学校の出身で、歳も近い。
同じ看護師でもくま氏より全然年下。そして美人さんである。

私の拙い話をものすごいスピードで用紙に記録していく。ここでもやはり私は顔を直視できずに、記録用紙をガン見しているのだが、最近気づいたのが

サウスポーやん

そこ。

我が家には猫さんがいるが、Tさんのご実家にはワンコがいるそうで、動物談義で盛り上がったり、S大学病院周辺に何もなさすぎる話で盛り上がったりしている。
もちろん医療的な話もしているが、私としては他愛のないおしゃべりをしてもらうだけでも楽しいし、気が安らぐので大変助かっている。

いつも登山用みたいな巨大な黒リュックを背負ってやってくるのだが、リュックからは血圧計、体温計、サチュレーションモニター、訪問の記録セット、果てはタニタの体重計まで出てくる。

リアルドラえもんポケットか。

Tさんのリュックにはミッフィーのキーホルダーがぶら下がっていて、狭い我が家の玄関から退出するときにいつも私は束の間ミッフィーちゃんと見つめあっている。

私は予想以上の早さでTさんに慣れてきたので、これからよろしくお願いします。

ちなみに猫さんはビビりな性格故、Tさんが来るとどこかへ隠れてしまう。
そんな怖がらなくてもええがな、毎週来るのに。

以上Tさんでした。

4.小学校時代の友人 SちゃんとCちゃん

続いて、友人シリーズ。

Sちゃんは小学校6年間ずっと同じクラスで仲が良く、今に至るまでお互い忙しくても年に1回はご飯食べに行くし、Instagramではよく絡んでいる。

とっっっても優しく気遣いの塊みたいな子で、看護の道に進むそうだ。精神科ではなく循環器科に勤める予定だそうで、今話題のドラマ「恋はつづくよどこまでも」を見ては「佐藤健みたいな医者いないよ!」と嘆いている。

うん、S大学病院にもいないよ...
もしいたら全患者の血圧脈体温が爆上がりすることだろう。

だいたいInstagramで話す共通の話題といえば病院ネタである。
おばあちゃんになっても話が尽きなさそうだ。

同じ小学校の同級生でCちゃんがいる。

私の出身小学校は、同じ敷地内に幼稚園・小学校・中学校・高校がそろっており、3歳から18歳までずっと通ってる子もいる。

先述のSちゃんと、Cちゃんは中学・高校と仲が良かったそうだ。
大学受験も落ち着き、久しぶりにSちゃんとご飯を食べた時、そのCちゃんが私と同じ大学の同じ学科に進学すると聞いた。

なんですって

ちなみにCちゃんと私は小学校は同じだったものの、Sちゃんと反対で
6年間ずっと違うクラス
そのためあまり接点がなかった。

でも知り合いは知り合いだ、同じ学科に知り合いがいるぞ

とても安心した。

そして迎えた大学の新入生オリエンテーションで、ぽつんと1人で座っていた私に近づいてくる子がいた。

「○○(私)ちゃん?Sちゃんから同じ学科にいるって聞いて」

Cちゃんだった。
よく私が分かったな(笑)
Cちゃんは、大人っぽくメイクしていたが、小学生の頃の面影を残していたのですぐに分かった。

その後、お互い[Alexandros]が好きなこともあり、大学でも仲良くしていた。

SちゃんもCちゃんもありがとね。しばらく会ってないけど、また会おう。
以上、小学校の同級生お二方でした。

5.大学の友人① Mちゃん

ここからは大学からの友人である。
もし本人からリクエストがあったら名前変えるから言ってくれMちゃん。

Mちゃんは実家から4年間通学していたのだが、都道府県いくつまたいで来てんだよ一体、という超絶遠距離通学だった。
一度、定期を購入するときに横で見ていたことがあったのだが、定期代がえげつない高くて言葉を失った。

何も言えねえ状態。

大学では同じゼミに所属していた。
ゼミ教授は私が入院したりして大学に姿を見せなくなった時、Mちゃんに「あの子(私)最近どうしてるの?」と私の様子を聞いてきていたらしい。

何か伝達役やらせてすまない。
教授が何気に気にかけてくれてる…のを私はMちゃんから聞くことが多かった。

Mちゃんは大学の友人の中で唯一自宅に遊びにきたことがあり、あとはよく一緒にカラオケに行く。

カラオケに行くと必ず1ドリンク学割フリータイムで、Mちゃんが歌う横で私は家から持参したアコースティックギターで適当に弾いていた。
十八番は丸の内サディスティックとワタリドリ。

何せ、アコギは爆音が出てしまうため自宅では近所迷惑が気になり思う存分弾けない。だからカラオケに行くとテンションが上がって別人になる。

Mちゃんも私も。

そんなMちゃん、なんと私の父と同職に就職した。
父の職業は以前から話してあったため、就活の際、「ちょっとお父さんに話聞かせてもらっていい?」という申し出を受け、父とまさかのエンカウント。

私のLINE電話で。

ちょっと父が嬉しそうだったので良かったのだが、喜びが過ぎて父がヒートアップしてしまい、なんかずっと熱く語っていたのを止められなかったのだがあの時は大丈夫でしたかね。すまん。

就職に伴い引っ越すらしく、少し家が近くなって私は嬉しい。

筆まめな子で、入院中も文通していた。この時代に文通。
ちなみにLINEもするし、Instagramでもチャットで喋ってたりする。ただ病棟はスマホもPCもNGなので、手紙を書いてみたら返事が来たので調子に乗って入院するたび手紙を送っている。

手紙は素敵だ。ありがとうね。

あまり他人様に言えない私の精神疾患のことや、果てはくま氏など病院ネタもけっこう話せる数少ない友人のひとりだ。

大学の卒業式は昨今の世情に伴い中止となってしまい、3月中は大学への入構が原則禁止とのお達しが来たが、落ち着いたら会いたい。

連絡くれ。(笑)

大学の友人Part1 Mちゃんでした。

6.大学の友人② 院ちゃん

こちらもご本人が気づいてリクエストあったら名前変えます(笑)
とりあえず、大学院に進学するので院ちゃんと呼ぶ。

こちらも大学で出会った友人で、大学入学と同時に実家を離れて一人暮らしをしている。
一度だけお家にお邪魔したことがある。なぜか父と共に。

また父かよ

そうなんですよ、父は中古のジャンク機械を買って、自宅で自分でいじって直すという趣味の持ち主で、一時期ブルーレイレコーダーに傾倒していた。
ある日、父から「ねえ、院ちゃんにブルーレイレコーダーいらないか聞いてみてよ」と言われ、内心(中古品押し付けるの…?)とは思ったが、一応院ちゃんと会った時に聞いてみた。

「え、いいの?欲しい!いま録画する機械ないから困ってて!!」

まじか。

というわけで、設置もテレビやらとの接続も父が業者の如くやると言うので(そうでなければきゃ困るが)、車でブルーレイレコーダーと父もろとも院ちゃんのお部屋に乗り込んだ。

かわいい女子大学生の一人暮らしの部屋に、友人とその父親、そして機械。

すごい絵面だなこれ、と思いつつ、無事に設置が終わり、「これ似合うと思う!」とご厚意でワンピースを頂いてお暇したその晩、
院ちゃんのInstagramのストーリーに設置されたてのレコーダーの写真が載った

「(私)ちゃんとお父さんありがとう」
というコメントとともに。

父、Instagramに載る。よかったね。

そして昨年、院ちゃんは卒論作成の傍ら院試に挑んでいた。
常に分厚い問題集とにらめっこしていた。

大学院はどこも定員が少ない。たとえ大学からそのまま同じ大学の院試を受けても必ず合格する保証はない。

そんな大変という言葉では言い表せないような院試に挑む院ちゃんに、私はせめてもの力になれば、と、学業成就のお守りを郵送で送った。

もう神頼み。

そして見事に院ちゃんは合格をもぎ取った。
「お礼参り行ってきたよ」というメッセージとともに送られてきた絵馬の写真には、私の体調がよくなるように、という内容が書いてあった。

めっちゃええ子。
嬉しくて泣きましたよ(笑)

先日久しぶりに会って、その時に誕生日プレゼントをいただいた。
色々おしゃれなものの中に、

しろくまのぬいぐるみ

ううう嬉しいけど、そんなに私は くま氏から起因すると思しきクマオーラが出ているか、嬉しいけど。

院ちゃんも落ち着いたらまた会いましょね。

大学友人Part2 院ちゃんでした。

7.猫さん(じぇりこ)

急に猫。そう、猫。

我が家には7年前くらいから、ある野良猫がベランダを訪れるようになった。
それが今やほぼ家猫と化している猫さんである。メスで、名前は「じぇりこ」。だが何故か私は名前ではなく「猫さん」と呼ぶことが多い。

現在、推定で9歳になる。
目やにがひどくて常に隈取みたいな見た目なので、家に来た当初はシニア猫だと思っていた。
ある日怪我をしてベランダにやってきて、弱っていたのでシニア用のキャットフードをあげて、近所の獣医に連れて行った。

そこで獣医さんが猫さんの口を無理やり開けさせ、歯の様子を一瞥して一言。

「うーん、2歳くらいかな!さくらねこだから避妊手術してあるね!」
※さくらねこ=避妊手術をした印として、耳に切れ込みのようなものが入れられており、その形状が桜の花びらのようなので手術済の猫を「さくらねこ」と言うらしい。

え、2歳ですか

家族全員びっくりした。
ごめん猫さん、絶対年寄りだと思ってた。ぴちぴちの若者じゃないか君は。

我が家に来る前にもどこかの家に居候していたのか、善意の誰かが避妊手術を受けさせてくれており、人懐っこかった猫さんは、いつの間にか家中を堂々と闊歩する家猫になった。

ただ人間でいうアトピーのような、年がら年中なんか痒いわ私、という体質らしく、しょっちゅう掻き壊しをこしらえては獣医で注射をさされ、家でも定期的に点耳薬を猫さんの耳に突っ込まないとならない。
あとだいたいお腹の毛が薄い。毛づくろいなのか痒いのか、しょっちゅうぺーろぺろなめているからなのか、SNSでよく見かけるような”もっふもふのお腹”はあいにく猫さんは装備していない。

年に1回は嫌がる猫さんを家族総出でなだめて獣医に連れていき、予防接種と健診を受けている。

現在本当にシニア猫の年齢に達したが、ベランダでセミやらネズミやら捕まえて嬉しそうに家に連れて帰ってきたりと野性味は全く衰えていない。
毎日夕方5時にパウチのウェットフードをおやつとして食べるのが日課で、時間が近づくと催促がものすごい、何というかしつこい。可愛いけど。

猫さんが家を訪れるようになったのは、奇しくも私が精神疾患を発症した時期である。
突然の娘の精神疾患に、家中が動揺して、雰囲気も人間も、どこかピリピリしていた。
助けにきてくれたのかな、君は。

猫は基本的に気まぐれだ。自分の思うように行動する。

猫さんも例外ではなく、ツンデレで、人間が撫でに行っても「今あたち眠いの!」とガブリと手に噛みついてきたりする。そのくせ猫さん自身が構ってほしい時は、いくら人間が忙しかろうと、読んでいる新聞の上に乗っかってみたり、レポート用紙を踏んづけたり、キーボードに覆いかぶさってきたり、アピールに全力を注ぐ。

かわいいかよ(親ばか)

でも不思議なのが、私が体調を崩して入院する前になると、いつもは来ないくせに毎晩枕元にやってきて一緒に寝るのだ。
私が撫でてあげられなくても、なぜか、そばを離れない。

そんな時のぬくもりは、とても優しくて癒される。

やっぱり猫さんは、助けにきてくれているのだろうか。

そんなことを思ったりする。

いずれ猫さんも老いていく。いつかお別れの日が来る。
でも出来るだけ長く、元気で。
一緒にいようね。

以上、最後に猫さんの紹介でした。

かなりの長文になったが、まだ紹介したい人もいるけれど、今回はこの辺でおしまい。

たくさんの愉快な人々に囲まれながら、今日も私は過ごしています。

精神疾患はつらく苦しい、でも、こうして出会えた人たちと猫さんがいるなら、まあ100%悪いとは言えない。
病気になって良かった!!とも言えないけど。(笑)

さて、今日も猫さんがハイテンションで駆け回っております。
SNSをチェックして寝ますかね。猫さん落ち着いてくれ、ふすまを引っかくな。

体調管理には皆さまくれぐれも気をつけて...。
読んでいただき、ありがとうございました。

では、またいずれ。

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