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神楽めあ 1st Live ~Start!~ supported by BLS  個人的レポート『これが神楽めあの新たなるスタートだ!』

まず最初に「最高のライブだった! 感動した!!」と声を大にして叫びたいと思います。

上記は終演後の神楽めあさんの最初のTwitterですが、見ているファンもまさに同じ気持ち、まるで夢の中にいざなってくれたような、素晴らしいライブだったと思いました。

さて、この記事では一人のファンがどんな気持ちで12月20日夜のライブを迎えたか、そして当日どうような感じで盛り上がったかを、詳細にレポートとして残していくことを目標にしております。

かなり長い記事ですし、客観性よりも個人的思いを優先した書き方をしていますが、どうぞ宜しくお願いします。

ライブ前

そもそもこの1stライブが無事に開催できるまでには、トラブルの連続がありました。
コロナ禍により本来の日程からの相次ぐ延期、諸事情によるゲストの一人が出演を取りやめる事態、それでもファンもめあちゃん本人もなんとか気持ちを持ち直して挑んだライブ当日の機材トラブルによる公演そのものの中止……何もかもが前代未聞、苦難の連続でした。

11月21日、自分は品川の会場に行きました。一番前のど真ん中という最高の席が当たり、ワクワクしながら応援グッズとサイリウムを持って最高の時間に向けて待機していましたが……その時は訪れませんでした。
呆然としながらホテルに戻る帰路のなか、お腹が空いたと寄った吉野家でチーズ牛丼並盛りを注文するも、ふと「照明の切れたステージで一人佇む神楽めあちゃん」を幻視して「なんで世界はこんなにも神楽めあちゃんに対して厳しいんだ……」と胸が苦しくなり、半分も食べる事ができなかった事は、今でも鮮明に思い出せます。

ファンもスタッフも、そしてきっと誰よりも神楽めあちゃん自身が「仕方がなかった事だ」と分かってはいても、傷つき、気落ちしていたと思います。

……でもそこから、ファンもスタッフも神楽めあちゃん本人も、決して挫けたままではいなかった。諦めなかった。

ファンは一生懸命自分の気持ちを持ち直してめあちゃんに声をかけた、めあちゃんもそれに応えて不死鳥の如くメンタルを復活させた、スタッフの皆さんももう一度準備に奔走してくれた。

語られることのないたくさんの努力が、きっとそれぞれの立場の人にたくさんあったと思います。それも全ては「神楽めあの1stライブ」をしっかりと開催し、見届けるため。多くの人の思いが実を結んで、ついに再演、この夜のステージを迎えることができたのだと思います。


当日ライブの内容、全セットリスト&MCの感想

前説
開演前の前説は、妹分である神楽組の如月こよりちゃんと八乙女のえちゃんでした。ファンミィーティングでもそうでしたが、めあちゃんの晴れ舞台の近くに彼女たちがいてくれると、とても嬉しいです。「飲食と喫煙はご自由に」「ペンライトが無ければ自宅のサインペンを振れ」などネット配信の公演らしい内容で面白かったです。

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1曲目:ファンサ

OPアニメーションからカウントダウン。そして最初の曲へ。
1曲目は「ファンサ」。通常衣装で登場でした。アイドルらしく可愛らしい定番曲です。本来ライブの最後の方に歌われる事が多い曲ですが、「大丈夫ここに立てばみんながいる、いくよー!」「好きになって!もっと!」などを歌い上げている様は、彼女がついに、ついにライブの舞台に立てたんだという喜びが大いに想起されて、とても嬉しかったし、盛り上がりました。「めあビーム!」を放って、私含め、多くのオタクたちの胸を開幕から打ち抜いてくれました。

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2曲目:メランコリック
アイドルらしい歌が連続で続きます。ゆらゆらと横に揺れるダンス、くるくる回っているダンスなどがあり、それに合わせて謎ギミックで肩についている3Dの軍服がヒラヒラと動いている様は、存分に彼女の魅力を引き出していました。かわいいー(ノ≧▽≧)ノ

オープニングMC:始まりのあいさつ
MC部分に入った瞬間、既に息切れしていて笑った。
あられもない格好で座って休んだり、コメントを読んで「『は、雑い?』なんだお前死ねっ・・・ゴメンナサイ言い過ぎました。ガハハハ」と笑ったり、いい意味でいつもの配信のような調子でいるのが、実家のような安心感で良かったです。
リスナーとの絡みに際して、翻訳しづらい日本語を頑張って訳しているミンミンさんはこの日もとても頑張っていました。本当にご苦労様です。

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3曲目:あまのじゃく(オリジナル)
めあちゃんの可愛さを凝縮したようなオリジナル曲。普段の破天荒な言動と歌っている時の清楚さ、そのギャップこそが神楽めあちゃん最大の魅力だと思っています。少し前にあんな座り方していた人物とはマジで同じとは思えない可愛い姿に、頭がクラクラしました。猫のように手を動かす、にゃんにゃん振り付けが特にキュートでした。 

4曲目:すとろべりぃ・こんふぃちゅ~る(オリジナル)
光と共に赤い衣装チェンジして歌うは、彼女自身の初のオリジナル曲です。
めあちゃんも大好きな、ももしき先生デザインの衣装はとても素晴らしいと改めて思いました。背景に映るお菓子映像と歌声とダンスのシンクロがとても心地よく、彼女の甘い歌声にいつも以上に浸ることができました。

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MC企画:何でも即興シチュエーション!
一息ついてすぐの「もう4曲も歌ったのか(ニートにはキツいので)帰りたいなw」←「帰らないで」というコメントやりとり笑いました。
そして企画がスタート。
視聴者投票と会場のくじを繋げて、めあちゃんが即興で演技するというものでした。
biibii側が、あらかじめあった4つの選択肢にない「お風呂で」コメントに溢れた結果、それが採用されるのはライブ感あって良かったです。
ニコニコ側は「魔王城」が得票で選ばれ、更にくじを引いた結果「お風呂の時、魔王城で、ツンデレ妹が、手料理を食べて貰う」に決定。・・・カオスすぎる。
これに対して、めあちゃんはなんと自ら鬼滅の善逸やSAOのキリトの属性を加えて、「霹靂一閃」でダイナミック入浴からの、アスナの所に早くいくために手料理を急いで準備し、ミンミンさん演じる魔王に「早く食べてくんなきゃ怒っちゃうぞ~、ハイ、あ~ん」とやりきったのでした。お見事。天才・神楽めあ、ここにありでした。終了後「一ヶ月延期してやったのこれか~」と自分でため息ついてたのも面白かったです。

5曲目:いーあーるふぁんくらぶ(with 物述有栖)
ここからゲストと一緒に歌うデュエット曲ターンへ。一人目は物述有栖ちゃん。
「いーあーるふぁんくらぶ」は個人的にもこのライブで是非とも歌って欲しい曲の一つだったので嬉しかったです(異文化交流の歌だしね)。
二人とも小さい、そして身長差がいい感じの、可愛すぎるユニット爆誕で、目の保養になりました。声も相乗効果でいつもより「萌え」を感じました。
そして、歌い終わった後のMCでは、お互いを褒めあうトークをしていて「てぇてぇ」も味わうことができました。

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6曲目:太陽系デスコ(with 花丸はれる)
2人目のゲストは花丸はれるちゃん。
初がらみらしいですが、お互い楽しそうに元気に歌っているのが見て取れて、「このユニットまた見てみたいな」と思わせてくれる高いクオリティでした。「おーおお」とか「なーなな」とかコメント打つのも楽しかったです。
MCパートでは、はれるちゃんがめあちゃんのパート「ランバダ ルンバ」の発音を褒めて「めあ天才!天使!結婚!で溢れているはずだよ」と言い、実際にコメント欄で「結婚してくれー」とかが発生しているの面白かったです。

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7曲目:明星ギャラクティカ(with Siva(えびちゃん))
3人目のゲストはSivaこと通称「えびちゃん」。個人的にえびちゃんは全くの初見でした。中国のVチューバーの方ということですが、日本語の発音がとても綺麗で、めあちゃんとのハモリもカッコイイかつ可愛くて拍手でした。
MC部分では日本の田舎が好きというえびちゃんに、ひきこもり気質のめあちゃんが日本のこと何も説明できなくて焦っているの、ジワジワきました。

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8曲目:針(オリジナル)
魔法使いの変身バンクみたいな映像からそのままお城背景の舞台に、お姫様スタイルの衣装にチェンジしためあちゃんが登場。
そこから歌われたのは、ライブ前にフルVERが発表されたオリジナル曲の「針」でした。今までのオリジナルとは違うカッコイイ雰囲気の歌で、変身というシチュエーションに絡めて投入されたのは、ニクい演出でした。
引き込まれる力強い歌声は、自分の力で道を切り開く新時代のディズニープリンセスのような美しさを携えていて、とても綺麗でした。

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MC企画:可愛い新衣装撮影大会! そして二次創作イラスト優秀者発表
衣装についての説明の後はスクショタイムです。
めあちゃんの名言が入ったボックスの中からくじを引いて、それに合わせたポーズをとるという企画でした。
1つ目は「みなさん頭のねじゆるゆるですか?」。がに股でめっちゃ煽ってくるポーズをとってきて、思わず「腹たつ!」とコメント打っちゃいました(笑)ビリビリ側からも「姫のポーズで何してる・・・」とコメント打たれてました。
2つ目は「スヤァ・・・zzz」。眠り姫のような儚げな可愛さがでるかと思いきや、現れたのは腹筋する人でした。ツッコミが入ると「バカ、五月蠅ぇ、喋んじゃねえ!」と喧嘩腰の暴言吐いたの大爆笑でした。
3つ目は「アイドルだよ」。やっときたまともなお題なのに、ファンからは「衣装に謝れ」ミンミンさんからも「筋トレしてるんですか?」という謎ポーズを披露し、ある意味期待に応えるオチでした。
次いで、11月の事前ファンミーティングやったクイズの答え合わせ。品川会場が正解だったのでめあちゃんが罰ゲームの「寝起きでツンデレポーズ」を披露しますが、「そんな見ないで、ツン!」という台詞とともに(これは神楽めあwikiではツンデレらしい)なんか寝たまま謎に浮いていて「一体俺は何を見せられているんだ・・」状態になりました(笑)
更にサービスで会場アンケートでもう一つポーズをとることになり「可愛いく怒りながら、オタ芸ポーズ」となりました。すると、オタ芸しながら「クリスマスぼっちがよ~!」とファンをひたすら煽る芸を披露し、日本中国の心が一つになって「ライン越えだ!」となりました。すると間髪入れずに土下座をして「めあと二人きりのクリスマス一緒にいようね。めあの彼氏はみんなだよ~」と言って、総じて「許した」とされるまでが、まさに美しき様式美でした(笑)
そして次は、BLS二次創作イベント優勝賞発表回でした。
bilibiliユーザーの皆さんのイラストは総じてクオリティ高かったです。1位をとったのは「凛先輩のお財布になる」さんの作品だったのですが、めあちゃんが名前に対して「めあの財布じゃないの?」と疑問を呈し、それに絵師本人が「凛先輩の財布だけど神楽めあちゃんのATMです」とコメント返してきて、めあちゃんが許すというくだりが面白かったです。
ちなみに関係ない所でもめあちゃんは常に変なポーズもずっととっていて(これぞ神楽めあのサービス精神)、そっちの方がある意味スクショタイムでした(笑)

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9曲目:ビースト・ダンス
歌パート再開の一発目は、めあちゃんが初めて「歌ってみた動画」であげた曲。アップテンポ曲調に加え「がおがお」フレーズや台詞がとても可愛いくおおいに盛り上がりました。間奏の際に披露したエアギターポーズが個人的にものすごいツボでした。お姫様にギター、いいよね・・・。


10曲目:一騎当千
連続でカッコイイ曲が続きます「一騎当千」。自分のファン歴が浅いため、歌枠でも聞いたことのない、めあちゃんの歌声では初めて聞く曲で、非常に新鮮でした。光の演出がめちゃくちゃカッコ良かったです。惚れる。「ロックオン!」「ファックオン」の発音が最高でした。

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11曲目:ベノム
さらに間髪入れずに挿入されたのは、ファンミーティングでも歌っていた「ベノム」です。めあちゃんが歌枠とかで披露する中でもトップレベルで好きな曲なので感慨深かったです。期待通りのライブ映えする曲でしたし、これまでの流れ、そして演出の秀逸さも相まって、めちゃくちゃサイリウム振って盛り上がれました。でもちゃんと「めっ!」コメントは段幕のために急いでパソコン前に戻って打ちました(笑)。

12曲目:Memory(オリジナル新曲)

短いMCを挟んで、最後の曲であることを宣言。そしてそれはまさかのオリジナル曲でした。
「10年後も100年後も神楽めあといえばこの曲というようにしたい」「リスナーが一人になってもライブしたい」という思いを込めた曲ということで、自分も今日一番の集中力で耳を傾け、コメントを打ちました。
「一緒にうたおう、めあと一緒のメモリー」という歌詞がとても心に響くアイドルソングで、次のライブの際にはめあちゃんと一緒に、ファン達と一緒に歌いたいと心の底から思える曲で、目頭が熱くなりました。

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13曲目(アンコール):LOVEじゃなきゃ(with 物述有栖&花丸はれる&Siva)(オリジナル新曲)
アンコールはまさにビッグサプライズ。ゲスト全員集合でのオリジナル新曲でした。
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みんながみんな明るく可愛いくて、なんて幸せな気分なんだろうと思いながら視聴していました。歌詞の一番盛り上がる所はサビラストの「すまねぇ!」なのですが、こちらは逆に「ありがとう!」と打たざるをえない良曲でした。またこのメンバーが集まるところを見てみたいと思いました。

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14曲目(アンコール2曲目):ご主人様はおたわむれ(オリジナル新曲)
そして本当のラスト曲はまたもオリジナル新曲。通訳のミンミンさんが「おわたむれ」と紹介していたのほっこりしました。
内容はメイドをテーマにした曲で「そういえば神楽めあは軍服「メイド」だった。「メイド」だったんだ!」と雷に打たれたような衝撃を受けていました。すっかり忘れていたぜ・・・ある意味で原点回帰の曲でした。
かわいいステップのダンス、歌声も萌え萌えマシンガンで最強、まさにガチ恋不可避の素晴らしい曲でした。
そして、最後の決めポーズでちょっと転びそうになってたのもらしくて、面白かったです。

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エンディングMC
感動のフィナーレですが「終わったけどお風呂入るの忘れないでね」というコメントをミンミンさんが紹介して「忘れないわ、バーカ!」「分かった。?本当?理解理解」と、なんだかんだでいつも通りのやりとりに戻りました(笑)
「疲れて早く帰りたいのでまたね」
「来年は大変なので、2、3、4・・・7年後くらいにまたやりたいね。次回の神楽リンピックを楽しみにしてね」
「みんなありがとー、バイバイ、サイチェン」
等々、最後まで明るくめあちゃんらしい締め方で舞台は暗転、最後に下記のメッセージが出てライブは終わりました。

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ライブを終えて

……上記の画像を見た時に本当に胸がいっぱいになりました。「ようやく報われた……」と感じました。

今回のライブは、可愛い神楽めあ、天才芸人神楽めあ、リスナーとなんだかんだで仲が良い神楽めあ、カッコイイ神楽めあ、そしてこれからも続いていく新しい神楽めあ、それらをギュッと凝縮してこれでもかと見せつけてくる、これまでの集大成にして新たなる旅立ち、まさに「Start」の名を冠するに相応しい、最高のライブだったと思います。本当に、本当に、幸せな時間でした。

「また明日から普通の日常になりますが辛い時やしんどい時、それ以外でもふとした時にこのライブの感動が皆野心の支えになりますように」

上記はTwitterのフリートに投稿された神楽めあちゃんのメッセージの一部抜粋ですが、まさにそんな風に心に残る、素敵なライブになったと思いました。

ちなみに次の日のお昼ご飯、あの日食べきれなかった吉野家のチーズ牛丼並盛りを完食してきました。こうして自分もまた、一部止まっていた時計の針が動き出したかのように、改めて「スタート」ができたと、そう感じました。

神楽めあちゃん、最高の夜をありがとう。

そしてこれからも自分は、ゆるりと神楽めあちゃんを応援していきたいと、改めて思いました。


……以上です。読んでいただき、ありがとうございました。


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