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地元

29年のうちの25年過ごした実家跡地の解体作業が始まった。 嫌な思い出も多かったから素直に悲しめないが、何故かその場所にふと手を合わせたくなった。
今更になって様々なあの頃を思い出す。
これで実家の住所及び建物その物の消滅は人生二度目になる。

ありがとう、そしてさようなら。
これから、この地元で真の意味で一人で生きていくんだなって痛感した。

再開発で失われるもの生まれるもの。
建物に命はないが、人々が重ねた思いの塊は確かにそこにあって、それは二度と戻らないからこそ大事であるんだと思う。
でも、何もかも変わらずにはいられない。
人の生もきっと同じ様なもの。 悲しんでばかりではいられない。

(Twitterからのツイート引用 https://twitter.com/yukia187)

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