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”推し”が合わなくなってきた件など

こんにちは。
雪よもぎです。

今日は推し活の話をします。
私には長年好きで応援してきた人がいます。いわゆる推し。
仮に、Aさんとでも呼びましょう(イニシャルはその人とは無関係です)。

Aさんを応援することは、私がITに興味を持つきっかけでもありました。
私の狭かった世界はこの人を応援する中でかなり広がったと思います。
初めてのライブ、初めて買ったCDやDVD、グッズ。コミケも一度だけ行きました。少しでもAさんみたいなことをしたくて、様々なことを真似したり挑戦したりもしました。

Aさんをきっかけに、私はたくさん"初めての経験"をしました。


そんな私の推しであるAさんですが、最近はうまく応援できないのです。
なんだかAさんが遠い人になってしまったような気がします。
Aさんの人気が上がってきて、それで寂しさを感じているというありきたりな原因も一つです。

Aさんの作品は今も好きです。でも、Aさんの行動や価値観に共感できない理解できないと思うことが増えてきました。
一つ不満を書くとするなら、Aさんの年齢もファンの年齢層も上がってきたのに、今も若いファンに向けて活動しているように感じるのです。若いファンが多いのはわかりますが、長年応援してきたファンはそこに寂しさを感じるのです。

変わらないで欲しいと願いながら、変わって欲しいとも思っているのです。
いや、どちらかといえば変わって欲しい気持ちの方が強いです。

ふふっ。私自身は変わりたくない癖に、他人には変わってほしいなんて自分勝手ですね。でも、私も私自身によく似たようなことを思います。

変わりたくない。
変わりたい。

いつも相反する気持ちを抱えているのです。
言葉にしようとすると、余計に自分の気持ちがわからなくなります。


まっすぐな気持ちで応援できないのなら、一度距離を置くべきだろうと思いました。最近はAさんのTwitterをミュートして見ないようにしています。
見てしまうと、心が乱されるので。


話は変わりますが、最近某ゲームでかなり印象的なセリフが出てきました。

某ゲーム(ネタバレになるから伏せる)で「あなたはあなたの言葉で混乱している」(意訳)という感じの言葉が出てくる場面があって、そのセリフは私にもぐっさり刺さりました。

何か心当たりがあるような、でもそれが何かはわかりませんでした。
ただ、私が書いてボツにした記事の一部をここに載せます。

隣りの芝生は青い、という言葉をある場所でよく見かけた。
他人の方が良く見えるということで、落ち込んでしまうとか、落ち込まないようにしようという話をしばしば見た。
私にも、隣の芝生が青く見えて落ち込むことがある。世の中、手に入らない幸せなんて山ほどある。

その反面、普段は胸の内にしまっているが、自分の芝生が青いという感覚が私には少しある。なんだか青い芝生を育ててしまったことに罪悪感を覚えて、いっそ枯らしてしまいたくなる時がある。他人を傷つける青い芝生は毒々しくて気持ち悪い。

未公開の下書き記事より

上記の記事をボツにした理由は、自分の言葉に自分が傷ついている気がしてしまったからです。こういうことを私はぐるぐる考える癖がある気がして、そのせいで混乱しているといえばそうなのかもしれません。
こういう変な思考の癖は直した方が幸せなのかもしれないと思うことがあります。言葉は簡単に呪いになるのですから。

Aさんに対して心乱されるのも、もしかしたら自分の言葉に混乱しているせいもあるのかもしれません。でも今は、深く考えすぎずに距離を置いておこうと思います。













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