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足掻いても飛べるとは限らない

こういうのありますよね。
クレヨン等でカラフルに塗った後に、黒で塗りつぶして、それを削って絵を描くあれ。
調べたら、スクラッチ技法というらしいです。

ちょっとデジタルでやってみました。
水彩で適当に塗ったレイヤーの上に、真っ黒のレイヤーを置いて、消しゴムで消すみたいな感じです。


手紙と小鳥

何かnote の挿絵を描こうと思って、暗い気分だったから、ぐっちゃぐちゃのよくわからない画像を作ろうと思ったのに、全然違うものができた。

この鳥、私の画力が足りなくてあんまり飛んでるように見えないです。
飛ぼうとしているような、羽ばたいているけど飛べていないような。
目が赤いのもちょっと怖くないですか。

やはり、絵には自分の気持ちが表れてしまうのかもしれません。


正直、都会の価値観に疲れました。
私は田舎育ちだから、ずっと田舎の職業観しか知らなくて、これまで必死で都会の職業観に合わせてようとしてきたけれど、やはり競争が激しくて、成長を強要される社会はつらいなあと思ってしまいます。
だからといって、田舎には田舎の生きづらさがあるので、どっちが良いかというと、4:6くらいで都会の方が私には合っています。

仕事をしていて「成長しろ」っていう無言の圧力がつらいです。
もっと知識を身につけて、もっと経験を積んで、もっと、もっとって。
終わりが無いんですよね。

「何で頑張らなくちゃいけないの?」
「何で成長しなきゃいけないの?」
子どもの時は、こんなことを考えることはありませんでした。
そう言ったことを考える同じ子どもの気持ちが、私は理解できませんでした。頑張って、成長したら、幸せになれると信じていました。

大人になってから、社会人になって少し経ってから、この疑問にぶつかるようになりました。なるほど。こういう気持ちなのか、って。


足掻いても、飛べるとは限らないのに。



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