運転免許再発行
運転免許再発行
この話はキナリ杯と言うか岸田奈美さんに向けて書いています。だからと言って私が岸田さんと知り合いと言うわけではありません。私が一方的にTwitterやnoteのフォローをしているだけです。何故この話を書くかというと、キナリ杯があるのと岸田さんが運転免許の技能試験で苦労されてるので、これを書けばうっかり賞をとってしまうかも。という、よこしまな考えもありますが、自分が免許再所得の時と被ってしまったのでガチ応援したくなったからです。
・免許期限切れ発覚
もう8年前になりますが、その時勤めていた会社が事業縮小してしまいアルバイトから正社員になって1週間もしないうちに社長に退職をお願いされてしまいました。社長が昼間から銀行まわりしたり、助成金ビジネスを始めたので、会社が危ないのは薄々感づいていたし、お局さまにいびられまくっていたので、なんの未練もなくやめました。
ハローワークに失業保険やWebデザインの職業訓練校の手続きをしていたところ、身分証が必要になったので運転免許を出しました。
すると職員がこう言ってきたのです。
「この免許、期限が切れてますよ」
なんと言うことでしょう。来年更新だと思っていた免許更新は実は今年更新しなければいけなかったのです。
ここから私の地獄の免許再所得物語が始まります。
・時代が変わりすぎてついていけない本免学科試験
免許の期限が切れてたらどうしたら良いの……
そうだ! 警察に連絡だ! と速攻で地元の警察署に電話で¥問い合わせをすると無慈悲な答えがかえってきます。
運転免許失効した場合、特に理由もなく半年以上、一年以内なら仮免許は、学科・技能試験は免除になります。更新手続きお知らせの葉書は見なかったの?
あ! そう言えばいつもはきてたかも、でも今回はそんな葉書がきた覚えがありません。電話に出た警察官にそう伝えると、「送っているはずだよ。もし、届いていなくても、免許の更新期限は忘れてたらダメだよね」と正論を返してきます。
本当にそう! ど正論です。でも免許を取るのに本当に苦労したので、なんとかして下さいと、すがりつきたい気持ちでいっぱいです。
免許は自動車学校でとったのですが、その時も実技に苦労して実技の単位がもらえず、試験も何回も受け直ししたときの絶望感はもう味わいたくありません。
なんて馬鹿なことをしてしまったんだ自分! と後悔しまくりですが、そんなことを言っても始まらないので、大人しく本免学科試験を受けることにします。ペーパーだったけど学科はまあ行けるよね。
舐めていました。
私が学科を受けたのは、もう数十年前のことチャイルドシートもありません。試験にチャイルドシートが出てきた時には時代の流れを感じました。結果は見事に不合格。試験場を後にして本屋に向かいます。
購入した運転免許の学科テキストを見ると、昔とは随分変わっていました。私が免許をとった頃はまだ、マニュアル車とオートマ車が一緒だった頃です。学生時代よりもう勉強をして学科試験を受けなおします。
3回目で合格。まあこんなものです。
・悪夢の実技テスト
次は難関の実技テストです。
今思えば、最初から素直に自動車学校で免許をとっていればと思うのですが、安上がりだかと言う理由で試験場で実技を受ける浅はかさ。以前あんなに落ちたのに、うまくいくわけないだろうと過去の自分に言い聞かせたいです。
試験所で受ける前に自動車学校で何回か路上教習のみ受けたのですが、久々運転したのと、メンタルが弱すぎてこれじゃあ受からないよと言われつつ、頑張って練習です。この間、職業訓練校に通いながら、教習と試験を受けることになります。
路上練習は、後は、自分の気持ちしたいというところまできたので、本免許の実技を試験場で受けることにします。
もう落ちた原因は書き切れないので、結論を書いてしまいますが、14回目で合格しました。主な原因として試験であがってしまうタイプなのでもう訳がわからない状態で運転していたからなのですが、明らかにダメだったものとして
・サイドブレーキを下げ忘れた
・走行中に自転車に乗った子どもが、隣についてきた
・信号が赤になり交差点で止まろうとしたら、前を走っていた車がバックしてきた(交差点をすぎたあたりに駐車しようとしたら他に車が止まって駐車できなかったので元ってきた)
・対向車線の車がいきなり右折してきた
など色々あるのですが、試験官によっても基準が違うようで、もう訳がわかりません。その内、だんだん合う試験官と合わない試験官が出てきます。もう、こうなると試験官ガチャをしている気分です。
全ての試験官と顔馴染みになった頃には応援されながら試験を受けていました。
慣れてきたため少しはリラックスして受けられるようになり、14回目でなんとか合格できました。
諦めなければ、絶対合格できます。
頑張って試験に臨んでください!
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