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漫画感想【五分後の世界】※ネタバレあり

こんにちは、最近食事がおろそかになっていて反省している手塚です。
更新の期間が一か月以上あいてしまいました。

さて早速ですが、今回はタイトルの通り最近読んで面白かった【五分後の世界】について、一番グッときたシーンの感想をしたためようかと思います。
ネタバレを山ほど含みます。読みたいと思っている方はここでブラバ推奨です。

あらすじ

主人公は双子の兄 白綾大和
才能あふれる弟 白綾裕人に劣等感を感じていて、それでもなお幼馴染の少女 伊墨みちると三人で共に過ごすことに対し幸せを感じている少年です。

その日も大和は三人で集まって過ごす予定でしたが、道で占いをやっている不思議な人物から「呪文を唱えると未来へ飛び、その後一度だけ現在に帰ってこられる腕輪」を譲り受けます。
裕人とみちるの恋仲をとても気にしていた大和は、確かめたいと思いその腕輪を使用します。

飛ばされた未来はなんとたった五分先の未来でした。
その未来では、動く仏像が人々を惨殺し暴れまわっていました
逃げ惑う人々の中、大和は二人を見つけ出し共に避難しましたが、
道中大和を守ってみちるが命を落としてしまいます。
みちるから「仏像の正体や弱点を調べ、5分間で仏像を倒す方法を突き止めて」と言われ、戦うことを決めます。

ここまでがかなり冒頭の内容です。
この時点で作品を読んでみたい!と感じた方は、ぜひこの記事を閉じて漫画を手に取ってみていただきたい。

現在Amazonプライム会員であればkindleアプリを使って二巻まで無料で読めますので、この機会にぜひ読んでみてください。
手塚が確認した限りでは2023/4/25 23:59まででした。

※無料でないと手が出せない方はご自身で期間や無料かどうか、間違いないか確認したうえで読んでいただきますようお願いいたします。
返金等トラブルが生じた際も一切責任は負えません。

グッときたとこ オド・ジーニアス覚醒

大和と同じく未来へ行き、仏像と戦い、敗れて自身の時間軸に帰ってきた冬川次郎から得た唯一の対抗策がこのオド・ジーニアスです。
仏像の細胞を使った薬を体に打ち込むことで力を得ることができます。

ただこれ完全に運なんですよね。
薬打つところまでは本人の意思で選択できるんですが、力を得られるかどうかは適性があるかどうかの運でしかなく、実際作中で薬を打った自衛隊員はオド・ジーニアスの力を得ることはできませんでした。

みちるやその他自分を救うために犠牲になった友人たちの為投薬を即決した大和は見事力を手に入れ、漆黒のオド・ジーニアスを操るようになります。

最初投薬をためらっていた裕人も、戦う兄を見て投薬を決意します。
そして裕人も力を手に入れ、純白のオド・ジーニアスを操り戦うようになるんですよね。

そもそも手塚は対比というものにとても弱くて、陰陽、太陽と月、海と大地、光と影等々…表裏一体真逆だからこそ誰よりも噛み合うことのロマンがたまらないというか…

特に大和と裕人は周りから比べられて生きていて、現実的に考えて兄弟仲が悪くなっても仕方ないレベル。
裕人は大和にとって最高の理解者であり最大のコンプレックスという状況なんですが、誰よりも大和を尊敬し尊重するのはやはり裕人なんですよね。
じゃあ劣等感を感じる側は無条件に前向きでいられるかというと、
それもまた違うのが大変なところで。

大和の劣等感を否定し続ける裕人
この二人が堂々と肩を並べて危機と立ち向かう最初のシーンがこのオド・ジーニアス覚醒の瞬間じゃないかなぁと思っているので胸が熱くなりましたね。
非常にグッときました。

最後に

今回ピックアップした覚醒のシーンと双子の関係は、今後の展望や結末にものすごく直結する内容です。
全てを語りつくしたい気持ちはありますが、この漫画は初見の衝撃が本当にすごいので、ぜひご自身の手にとって読んでいただきたい。
強くお勧めできます。

またこれから少しずつ更新できればと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
また、配信もがんばっていますので、noteから手塚を知ってくださった方はYoutube配信にも遊びに来てくださるとうれしいです!
読み上げが多いストーリーゲームを中心にいろんなジャンルをプレイしております。

今回も皆さんに【有意義のおすそ分け】できましたでしょうか?
今後も気になったこと、よかったものをたくさん共有していきたいと思っております。

本日もご来店誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

手塚悠生

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