【好きな食べ物】私の水餃子に革命が起きた

 先日Twitterでひき肉料理がボソボソにならないコツ(下記ツイート)を見かけたので、久しぶりに水餃子を作った。


 元々薄味派なのと、実家の水餃子があっさりしていたのとで、店で食べる餃子はどうしても味が濃く感じてしまい、実家を出てからは水餃子だけは食べたければ自分で作るほかなかった。
 私がよく作るレシピは恐らく実家のとは違うけれど、「薄味・材料少ない・簡単」を全て叶えているので私は満足している。いや、満足していたはずだった。

・豚ひき肉
・キャベツ
・ニラ
・塩
・ごま油
・餃子の皮

 私の水餃子は基本これだけで作っていて、更に野菜の塩揉みを省き、代わりに粉豆腐や砕いた麩や片栗粉を入れて水分を閉じ込めている。
 しかし今回はひとまずアドバイス通りにやってみようと思い、材料はそのままで、作業行程を変えてみた。

 豚ひき肉と塩を先にしっかり練り混ぜる。
 その後、水を少しずつ入れて練り込む。
 冷蔵庫で1時間休ませる(実際は途中で外出したのでもっと長く置いた)。
 キャベツを塩揉みしてしっかり水気を絞り、ひき肉と混ぜる。
 ひき肉と野菜を混ぜたら、ごま油をひとたらしして混ぜる。

 この後更に休ませられればよかったのだけれど、時間がなかったのでそのまま皮に包んで茹でた。

 肝心のの味はと言うと……、今まで作ってきたどの水餃子よりも美味しかった。

 タネが柔らかい!(※塩揉みしたキャベツを大量に入れたから) あっさりしてるのにジューシー!!

 水を練り込むなんて思いつきもしなかったし、水っぽくなるのでは? と思ったが、とんでもない。よく考えたら私、以前鶏ガラスープをタネに混ぜるジューシーな餃子のレシピを試した時「鶏ガラスープの味が邪魔」という身も蓋もない感想を抱いたことがあったので、無味の水を練り込むというのは大正解だったのだ。

 正直、途中で寝かせる時間が入るのは少し面倒だけれど、自分で作る水餃子としては初めて満点と言っていいような出来だったので、これからはこの方法で作るしかないかも、と思い始めている。

 ご馳走様でした!
 それではまた明日。