乾燥クコの実を発芽させてみた。

乾燥クコの実(Goji Berry)購入(2023.11.28)

 業務スーパーで中国産乾燥クコの実が売られていたので買ってきました。ナス科クコ属のクコの実は古来より不老長寿の薬として、楊貴妃も食べていたそうです。栄養豊富なスーパーフード、美容フードですね。クコ酒を作ってもいいし、そのまま食べても良いですが、クコの盆栽ってのもあるので、育ててみようと思い立ち、発芽に挑戦してみました。果たして、ドライフルーツからでも発芽するのでしょうか?

甘酸っぱくて美味しいけど、歯にくっつくのが難点(笑)

クコ(Goji berry)って

クコ(枸杞)はナス科クコ属の植物。ウルフベリーとかゴジベリーというそうです。中国語の植物名の「枸杞」は、カラタチ(枸橘)のような棘があり、コリヤナギ(杞柳)のように枝がしなやかに伸びることから、両方の漢字をとって「枸杞」とされたようです。
 日本では、河川の堤防や、土手にも自生しているらしいので、よく探してみれば、身近にあるのかもしれませんね。でも、川の土手に生えているものを食べるのは、ちょっと勇気がいりますね。

クコ(枸杞)の採種

クコの実10個を一晩水に浸けると3倍程度に膨らみます。爪楊枝やピンセットを使って中身を切り開き、種を取り出して、水に晒します。ひとつの実からおよそ20個程度の種(全部で約200粒!)が採れました。

上が一晩浸水させたもの、下は乾燥クコ
水に浮くもの(左)と沈むもの(右)に分けました。

発芽準備(2023.11.29)

水に沈んだ種を使って発芽させます。タッパーの中で濡らしたキッチンペーパー上に種を広げて、暖かい場所に置いておきます。

細かすぎて、数えるの面倒。

発根(2023.12.04)

およそ5日で30粒ほど発根してきました。

ちっさ!

発芽始まる(2023.12.06)

発根を始めた約30粒の種を6個の育苗ポット(種まき用の土)に5粒ずつピンセットを使って軽く埋めます。およそ2日で発芽が始まりました。


双葉に成長したよ(2023.12.10)

育成ポットに移植して4日、双葉に成長してきました。双子葉植物だから当然ではありますが。これだけあれば、色々楽しめそうです。
徐々に光をあてる時間を増やして、徒長しないように気を付けねば。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?