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【ランクバトル】S18 迷走の受けループ

 どうも。普段はレイド勢の杉浦です。
 
 5月よりレギュレーションGが適応されたランクバトル。新環境ということもあり事前準備をして挑んでみましたが、まあ、全く通用せず。
 
 最終日ではありますがもう通用する構築(元から通用していませんが)がなくなりこれ以上潜れなくなりました。
 
 まあ今シーズンがダメでもまた来シーズン頑張ればいいのですが、個人的な事情により自分にとってのレギュGは今回限りということもあり、早いですがシーズン18もといレギュレーションGの振り返りとして記事を残そうと思いました。
 
 内容的に構築記事というよりは構築経緯とかコンセプトをメインにした記事に近いかもしれません。ちなみにサムネイルの構築はとくに関係ありません。シーズン中に一時期使っていた構築です。




・事前環境

 レギュレーションG発表時点でもうすでに5月のシーズンしか集中してランクバトルに挑めないことがわかっていたので、レギュレーションF最後のシーズンとなるS17は全ロムをマスターボール級に昇格する程度に対戦して撤退。レギュG構築を組み始めることに。
 
 まず注目したのがムゲンダイナ。これまでオーガポン受けとして様々なポケモンを構築に入れましたが、オーガポンのタイプが複数あることもあり、タイプ別オーガポン受けだけで構築が圧迫していました。しかしムゲンダイナは毒ドラゴンタイプということもあり、炎と水オーガポンをまとめて受けることができると考え、伝説枠をムゲンダイナに決めました。
 
 ちなみに自分はBDSPでポケモン復帰した関係で剣盾未プレイのため、A0ムゲンダイナを捕獲するためだけに(ついでにザシアンも)ソードを購入。剣盾のプレイ感想については小説投稿サイト「カクヨム」で不定期連載しているエッセイに投稿したので気が向いたらどうぞ。

 レギュG構築においては、伝説環境においてはさすがにラッキーレベルの耐久力が必要になるだろうと考え、これまで特殊受けに採用していたハピナスを輝石ラッキーに変更。またミライドンが特性でエレキフィールドを展開する以上、眠るでHP管理するヘイラッシャが機能停止してしまうので、ヘイラッシャに代わる高耐久物理受けとしてクレベースを採用。ダイナラキクレベの並びを基本としました。
 
 ただクレベースではコライドンやザシアンを受けることができないため、結局ヘイラッシャを採用。ダイナラキクレベラッシャを構築の軸としました。
 
 特殊耐久が高いラッキーですが持ち物が進化の輝石で固定されてしまい、アシッドボムなどの追加効果での特防ダウンやサイコノイズなどをケアすることができないため、隠密マントを持たせた特殊受けが欲しくなり、隠密マントを持たせる以上キョジオーンを受けることができるポケモンがふさわしいと考え、レギュFで結果を残されているHDクレセリアを採用。受けループ同士の対戦においてグライオンを崩せるよう未来予知を採用しました。
 
 残り一枠は様々なポケモンを採用して模索していました(ディンルー、サーフゴー、メタモンなど)。そうして仲間大会に参加しているうちに「ラッキーの役割が重たすぎる」と思い、役割を分散させる意図としてもう一体の特殊受けとしてハピナスを採用しました。
 
 コンセプトとしては「とにかく数値で受けきる」で、6体全員が高耐久ポケモンでまとめました。

仲間大会を経て完成した構築

 ちなみに仲間大会は10大会ほど参加しまして、一番成績がよかったのは最後に参加した大会で、日曜日の午前中開催の50人規模の仲間大会で1位でした。次点で150人規模の仲間大会で5位でした。

1位をとった仲間大会


・ランクバトル開始

 そして実際のランクバトルですが、シーズン中盤までは順調で、11日の時点でレート1800に到達しました。途中、黒バドに奇襲するためにムゲンダイナにシャドーボールを入れたり、眼鏡でフルパワーで突っ込んで来るカイオーガがいなかったのでハピナスの持ち物を変更したりしました。

 ただこの翌日から沼にはまり、別ロムが900位だったのが9000位までレートが溶けました。この時期は環境で受け構築が流行っていることが知れ渡り、受け対策が分厚くなった頃だと記憶しています。
 
 そしてレート1800到達以降、約二週間ほど全くレートが上がらなかったです。事前環境で組んだ構築はもう通用しないので解散し、いちから構築を組みなおすことに。その過程でカビゴンとかヌメルゴン(ヒスイ)とか入れてみたのですけど、まあ迷走していますよね。見事にレートが溶けていく。


・シーズン中盤

 そんな迷走の末少し勝てるようになってきた時期に採用していたのが黒バドレックス受けとしてお馴染みのベトベトン(アローラ)。また呪いキョジオーンが多かったので相棒だったピクシーを復活させました。

シーズン中盤で使用していた構築

 とはいえこの構築でも不十分で、とくにこの時期にいたまきびしディンルーに悩まされていました。そんなときにマッチングしたアーマーガアにボコボコにされたのですけど、そのアーマーガアの型が挑発霧払いであり「なるほどね~」と感心して真似してみることに。ちなみにそれまではクレベースに高速スピンを覚えさせていました(通称ベイブレード)。

霧払い型アーマーガア

 実際に霧払いアーマーガアでまきびしディンルーを完封できました(霧払いを見せると相手は降参してくる)。ただディンルー以外には勝てませんでした。挑発を採用してキョジオーンとかチオンジェンに抗えるかもと思いましたけど(チオンジェン意識でDS調整のHB振り)、普通に負けました。
 
 ちなみにですが黒バド奇襲用のシャドーボールは、黒バド受けとしてベトベトン(アローラ)を採用したため、アーマーガアを倒せるよう火炎放射に変更。クレベースのテラスタルはガチグマ(ヒスイ)意識でゴーストに変えました。ガチグマは剣の舞がなければゴーストクレベースで受かりました。


・ランクバトル終盤

 この構築でランクバトル終盤に挑んでいて、2ロムで1000位台前半をキープできていました。ただ29日の朝仕事前に三桁チャレンジを試みたところ5連敗しまして(渦スケショカイリュー、アシッドボムドクガ、巧ショックサーフゴー、挑発ガチグマ、挑発カミ)、この構築では最終日潜れないと悟りました。
 
 そこから構築を模索するために対戦をこなしましたけど、まあズルズルと順位が溶けていき、そして最終日、とっさにムゲンダイナからホウオウに変更したところ、感触はよかったもののレートは下がる一方で、ついに三桁チャレンジのロムが四桁後半にまで落ちました。

ムゲンダイナをHBホウオウに変更

 という感じで、ランクバトル最終日ですが潜る構築を失い、こうして記事を執筆しています。一応もう一つの1000位台のロムが残っていて時間的にも三桁チャレンジが可能ですが、もう、構築と気力がないです……。

14時時点での順位。

 ということで、今回のランクバトルはここで撤退することにしました。


・個体紹介

 ほとんどのポケモンがHBかHDといった単純な調整ですけど、今回使用したポケモンの中ではムゲンダイナだけ調整したので、ムゲンダイナだけ紹介。


ムゲンダイナ
テラスタイプ: フェアリー
特性: プレッシャー
性格: ずぶとい
239(188)-94-160(244)-166(4)-117(12)-158(60)
ダイマックスほう / かえんほうしゃ / どくどく / じこさいせい

HP:8n-1 16n-1
防御:なるべく高く
特攻:あまり
特防:あまり
素早さ:最速91抜き

 当初はHBベースで素早さをキラフロル抜きまで振っていました(無振りで最速ブリジュラスと同速で、その上に最速キラフロルがいる)。防御が244振りなのはそのときの名残。途中からカイオーガと対面したときの特性表示で素早さ判定するためにS90抜きに調整しようと考えましたが、すぐ上にランドロスがいるため、最速ランドロス抜きまで素早さを伸ばしました。

 持ち物は気合いのタスキで、構築上ブリジュラスはムゲンダイナと対面させてダイマックス砲で強行突破するしかないのですが、相手のブリジュラスがCSの特殊アタッカーだった場合流星群で確定一発となってしまうため、ブリジュラスの流星群耐えのためだけにタスキを持たせました。またムゲンダイナがトリック受けを務めるため(元々のCSが高いので、眼鏡やスカーフを押し付けられても再利用できる)、相手に渡っても困らない持ち物としての意味もあります。実践では発動する機会は少ないですが、パオジアンやディンルーの一撃技に対してタスキを盾に居座って特性プレッシャーでPPを枯らしました。

 技は一致のダイマックス砲に、ドラゴン毒が通らない鋼への打点として火炎放射、崩しの毒毒に回復技の自己再生。当初は毒びしを採用して高級ドヒドイデのような動かし方をしましたし、シャドーボールを採用して黒バドに奇襲していました(奇襲の際にタスキが役立ちました)。
 

 ただ段々と選出が減っていった具合です。役割対象のオーガポンも体感でそこまで多くないし、ウーラオスも剣の舞されると受からないので、終盤に至っては出さない試合の方が多かったです。それでも受け駒としては優秀なポケモンという印象でした。


・あとがき

 既述通り、自分にとってのレギュレーションGは今回限りです。いや大した都合ではないのですけど、6月は『真・女神転生Ⅴ』の完全版が発売されるとのことで、メガテンのためにポケモンからいったん離れます。また夏には『風来のシレン6』の大型アップデートが控えているので、そちらもプレイしたいです。というかメガテンが二週間足らずでやり込めるとは思えないので、7月はメガテンとシレンをプレイします。そして8月は普通に仕事が忙しい時期であると同時に、世間的にも夏休みお盆休みの時期のため家族親戚のイベントが予定されています。その関係で8月もポケモンができません。
 
 ということで9/1までのレギュレーションGに関しては、事実上5月だけしか参加できません。まあ仕事も家のこともある身としては、複数のゲームを遊べるほど器用ではないので。またいつかポケモンに戻ってきます。
 
 ただ……伝説1体環境で全く通用しなかったのに、今後の2体とかの複数体環境でやっていけるのでしょうか? まあともあれ構築記事を読みながらなんとなく対戦環境への理解を深めていきたいです。


 長くなりましたが、ご一読ありがとうございました。




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