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【仲間大会】藍の円盤ポケモン縛り純正受けループ

 どうも。普段はレイド勢の杉浦です。

 今月はポケモンSVのDLC後編『藍の円盤』が配信され、新しいストーリーに新しいやり込み要素、そして新追加ポケモンなど、DLCによりまた新しいステージに上がったSV環境。
 その新ポケモンや追加ポケモンを対戦で使ってみたくて仕方なかったので、この一週間ほど藍の円盤新追加ポケモン縛りでカジュアルバトルに潜り、締めとして昨日22日(金)に開催されたレギュレーションF練習会に参加してきました。

 ちなみにですが、普段ランクバトルでは受けループを使っているため、今回の構築も受けループです。藍の円盤縛り純正受けループです。正直バトル前から構築が弱すぎる点が心配で、案の定仲間大会ではボコボコにされてきましたが、受けループの新規開拓を目的に対戦を重ねてきましたので、その感想を構築記事にまとめてみました。(各ポケモンを星5段階評価しています)

 結果:1751位 レート1468.359

 レンタル:GPF29T


コンセプト

 今回の構築のテーマは既述の通り「受けループの新規開拓」にあるため、DLC『藍の円盤』にて新しく追加されたポケモンのみで組むことに。

 受けポケモンとしてではありませんが事前に注目していたのがブリジュラス。事前情報ではヘイラッシャでもラッキーでも受けが成立しないと思い、ブリジュラス対策を考えるためDLC配信後にブリジュラスのスペックを確認しました。ブリジュラスに関しては「種族値 汚い」「ブリジュラス 弱い」などといった反応がSNSに上がっていましたけど、個人的な第一印象としては「受け駒としてむしろ受けループ向きでは?」と感じました。HP90に防御130で特性が持久力と頑丈は、まさに物理受け向き。特攻が高いので特殊技での崩しに、無駄と思える攻撃もワイドブレイカーやドラゴンテールなどの技で活かせ、またタイプ的にも炎以外の全てのオーガポンを受けられるなど、受け性能の高さはまさに受けループ向き。今回はブリジュラスから構築を組み始めました。

 次いでブリジュラスが受からず採用率も一番高い炎オーガポン受けとして、新パラドックスポケモンのウガツホムラに注目。炎/ドラゴンにより炎オーガポンの両一致を1/4に抑え、HP105と防御121に加え回復技も覚えるため、炎オーガポン受けにとどまらず幅広い物理受けとして試したいために採用。

 ここまでのブリジュラス&ウガツホムラでは地面弱点が共通しているため、地面技に耐性があるエアームドを採用。今回はこの三体で物理方面を受けきることにしました。

 特殊面ではポリゴン2を特殊受けとして採用。はたき落とすが技マシンにより多くのポケモンが習得できるようになったため、進化の輝石を前提とした物理受けポリゴン2は動かしにくいだろうと考え、また藍の円盤新ポケモンの中でまともに特殊を受けられるポケモンがほぼいないことも、特殊受けポリゴン2の採用理由です。

 受けループの天敵である定数ダメージによる崩しの対策として、マジックガード型ランクルスを採用。

 最後の一枠は、崩し枠が欲しと同時にエスパータイプのランクルスでは悪タイプのチオンジェンが受からないと考え、草タイプで高耐久高火力を両立できるポケモンとしてカミツオロチで穴埋めをして、藍の円盤縛り構築が完成しました。


ブリジュラス

持ち物:カゴのみ
特性:じきゅうりょく
性格:ずぶとい(防御↑ 攻撃↓)
テラスタル:飛行
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:HP252 防御252 特攻4
実数値:197-99-200-146-85-105
技:ボディプレス ラスターカノン ステルスロック 眠る

HP:極振り
防御:極振り
特攻:あまり


・まさかの新人物理受け

 タイプで炎以外のオーガポンを受け、受けとしてのスペックも高いブリジュラス。技は物理受けと相性のいいボディプレスは確定で、ボディプレスを透かすためにハバタクカミ交代された際に刺さりそうな一致技のラスターカノン、サイクルに負荷を与えるステルスロックに、回復技の眠るを採用。回復技が眠るのため持ち物はカゴの実にしました。
 
 想定していた動き方としては、物理アタッカーに後出しすることで持久力を発動させ、ボディプレスを見せつつ裏のポケモンに対して圧力をかけていくといったサイクル要員。もちろん持久力を活かして居座り続けてもいい。テラスタルも繰り出し範囲を広げるため本来の弱点が反転する飛行を選びました。


・思ったより動かしにくい……

 基本スペックは高いですが実際に動かしてみると、想像以上に動きにくかったです。確かにオーガポンには強いです。実際に岩オーガポンと対戦しまして、けたぐりを持久力込みの耐久で受けきり(ブリジュラス意外と軽く不一致のけたぐりであれば充分受かる)、返しのボディプレスで突破できました。同様に襷パオジアンの聖なる剣も一発目は痛いですが、一応受けは成立しボディプレスで返り討ちに出来ました。
 
 ただそれ以外の相手となるとかなり怪しい。対戦環境としては採用率トップのカイリューが地震を持っており、持久力を発動させないよう龍の舞を積んで一撃で突破してきたり、そもそも弱点を一致技で攻撃してくるランドロスやウーラオスには出せなかったりと、現環境においてタイプ的に物理受けとして噛み合っているかと言われると疑問が生じます。考えてみればヌメルゴン(ヒスイ)が強いのも弱点タイプに特殊型が少なく、特殊受けとして繰り出せる範囲が広いからだと思います。一方地面格闘ともに物理型が多いため、物理受けブリジュラスの役割対象が狭くなりがちであり、使いづらさが目立ちました。
 
 確かにブリジュラスは物理受けとしてのスペックは高いですが、ただメインの物理受けとしてではなく補完としての物理受けと割り切った方がいいのかもしれませんね。それこそヘイラッシャを軸にして、ヘイラッシャでは受からないオーガポンをブリジュラスで受けつつサイクルを回していくのが、一番無難な使い方かも。受けとしては優秀ですが結構限定的。

・評価
 ☆☆☆


ウガツホムラ

持ち物:あつぞこブーツ
特性:こだいかっせい
性格:わんぱく(防御↑ 特攻↓)
テラスタル:フェアリー
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP244 防御252 攻撃12
実数値:211-137-190-×-113-111
技:ヒートスタンプ ワイドブレイカー 火炎の守り 朝の陽ざし

HP:最大奇数
防御:極振り
攻撃:あまり

・期待の炎オーガポン受け

 炎/ドラゴンにより炎草を1/4に抑えることができ、タイプ的に炎オーガポンに強いポケモン。技は物理受けとしての相性がいいワイドブレイカーに、回復技の朝の陽ざしを確定として、専用技の性能を試したいために火炎の守りと、自身の重量を活かせるヒートスタンプとしました。とくにヒートスタンプは重量が軽いオーガポンに対して大きな削りとなり、また交代際のサーフゴーやハバタクカミなど(ワイドブレイカーを見せるとドラゴン技受けのため交代してくる)に刺さるなど、想定以上に活躍した技でした。テラスタルは物理受けとして無難なフェアリーにしています。


・優秀だけど、何かが惜しい

 ウガツホムラを物理受けとして採用するにあたり非常に残念だったのは、聖なる炎を覚えないこと。自分はランクバトルでは炎オーガポン受けにヒードランを採用しており、一度パワージェムを見せてからの交代際のもらい火噴煙でサイクルに圧力をかけられる点が気に入っています。そのヒードランと比較してしまうと、確かにウガツホムラはヒードランよりも物理耐久が高く受けとして汎用性は高いですが、しかしサイクルに負荷をかけられるポケモンではないという感想です。これ聖なる炎を覚えれば、聖なる炎を連打しているだけで充分なんですけどね。ヒートスタンプとワイドブレイカーではウーラオスに無力でした。
 
 ただウガツホムラは可能性を感じさせるものがありましたね。本来の炎オーガポン受けとしても、岩石封じやじゃれつくもワイドブレイカーの攻撃ダウン込みで充分受けが成立しますし、その他もパオジアンなどもワイドブレイカーでゴリ押しできるなど、ブリジュラスと比べれば受けの範囲はかなり広いです。テラスタル込みであればカイリューやランドロスも対応も可能。
 
 型としても、実際の対戦でウガツホムラ同士の対面において相手が日本晴れ炎テラスタル型でして、日本晴れによりこちらの防御も上がったことにより、日本晴れ採用も面白いと感じました。古代活性で防御上昇、朝の陽ざしの回復量アップに、ヒートスタンプの火力上げなど、耐久型における日本晴れ採用は充分あり得ると思います。
 
 ちなみに火炎の守りですが、一度だけ眼鏡ラティオスの技を確認するため火炎の守りをしたらクイックターンを防いで火傷にさせたくらいで、物理対面では地震やストーンエッジなどの非接触技を打たれるためあまり活躍しませんでした。
 
 あと、積み技に弱いのが欠点ですかね。耐久補強がワイドブレイカーに依存しているため、たとえば身代わりを張られてからのビルドアップとか、あと単純に剣の舞の攻撃上昇に対応しきれないなど、積み技に対してはどうにもならない。ただこのあたりはヘイラッシャと組ませるといいかもしれませんね。

・評価

 ☆☆☆☆(聖なる炎を覚えたら星5かも)


エアームド

持ち物:ゴツゴツメット
特性:がんじょう
性格:ずぶとい(防御↑ 攻撃↓)
テラスタル:ドラゴン
個体値:31-0-31-×-31-31
努力値:HP244 防御252 特防12
実数値:171-76-211-×-92-90
技:ボディプレス 鉄壁 ステルスロック 羽休め

HP:最大奇数
防御:極振り
特防:あまり

・定番の物理受け

 物理受けとしてのお馴染みのエアームド。技はシンプルに耐久力を活かせるボディプレスに、耐久補強の鉄壁、起点作成のステルスロックに回復技の羽休め。自分はBDSPでポケモン復帰しまして、BDSPではボディプレスがダイノーズ専用技(厳密にはドーブルとレジギガスも覚える)のため、何気にボディプレス型のエアームドを使うのが初めてでした。強いだろうと思っていましたけど、案の定強かったです。
 
 テラスタルはドラゴンで、アーマーガアを参考にしました。ただ電気パオジアンを受けるならフェアリーの方がよかったかも。


・補完のつもりが軸に

 構築段階ではブリジュラスとウガツホムラの地面弱点を対策するためにエアームドを採用しましたが、実戦ではむしろエアームドをメインの物理受けとして運用していました。とくにカイリューは使用率も高くブリジュラスとウガツホムラでは受けが難しいため、カイリューがいる構築には必ずエアームドを選出していました(事実上すべての対戦に選出)。
 
 採用している技としてもシンプルイズベストといったところで、幅広い物理受けが可能で使い勝手がよかったです。というか技構成がほぼブリジュラスと同じなため、ブリジュラスの役割を完全に奪ってしまっていて、ブリジュラスがいらない子になっていたくらいです。
 
 相手の型次第での向き不向きはあるものの、これといって目立つ短所もなく、今回の藍の円盤縛り受けループにおいて一番よかったです。ランクバトルでフェアリーヘイラッシャと組ませたいですね。

・評価

 ☆☆☆☆☆


ポリゴン2

持ち物:しんかのきせき
特性:トレース
性格:おだやか(特防↑ 攻撃↓)
テラスタル:ゴースト
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:HP244 防御12 特防252
実数値:191-76-112-125-161-80
技:放電 冷凍ビーム 充電 自己再生

HP:最大奇数
特防:極振り
防御:あまり

・今回唯一の特殊受け

 既述の通り、はたき落とすの技マシンにより物理受けとしての採用が難しいため特殊受けに。技は耐久補強としての充電と回復技の自己再生を確定とし、攻撃範囲を優先して放電と冷凍ビームにしました。
 
 特性トレースが優秀で、イーユイの特性を打ち消したり、サーフゴーをトレースしてトリックを封じたりするのが強く、またハバタクカミが引いてカイリューを後出しされたタイミングでトレースが発動してマルチスケイル込みでカイリューに冷凍ビームを撃つなど、同じ進化の輝石持ちのラッキーとは違った強みがありましたね。

 テラスタルはノーマルの弱点を反転させるゴースト。一応ブリジュラスのボディプレスを無効にしつつ特殊技を受けられますが、ボディプレス型のブリジュラスとはマッチングしませんでした。


・結局ラッキーでよくね?

 ただ特殊受けポリゴン2を使っていて感じたのは「ラッキーでいいじゃん」というものでした。特殊耐久はラッキーの方が高いですし、なによりラッキーは瞑想を覚えることができる点。実際にハバタクカミ対面で瞑想に対して充電で張り合ったのですが、張り合うしかやれることがないです。ラッキーとハバタクカミ対面では、ラッキーがシャドーボールを採用している場合、瞑想の積み合いの末どちらが先に急所に当てるかのゲームとなりますが、ポリゴン2はそれができません。充電して急所に当ててもハバタクカミは倒せません。こうした積み合いになった際の強みはラッキーに分がある感想でした。
 
 あとポリゴン2ではこだわりメガネ持ちを受けるのが難しい。ハバタクカミの眼鏡フェアリーテラスタルのムーンフォースがHP半分ほど削れてしまうため、自己再生連打するしかありません。また今回のレギュレーションFではラティオスも眼鏡を持っていることが多く、眼鏡ラスターパージで崩され、あるいは眼鏡トリックからのラスターパージ連打で容易に倒されてしまう。ラティオスに関しては輝石ラッキーでも厳しいですが、一方で隠密マント投げつけるハピナスで瞑想を積めばある程度抗えそうですし、何ならラッキーも投げつける覚えさせて瞑想を積むこともできなくもない。特殊受けポリゴン2は一般的な特殊アタッカーを止められますが、それを含めて「ラッキーでよくない?」と終始感じていました。

・評価

 ☆☆☆☆


ランクルス

持ち物:かえんだま
特性:マジックガード
性格:ずぶとい(防御↑ 攻撃↓)
テラスタル:飛行
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:HP252 防御252 特攻4
実数値:217-63-139-146-105-50
技:サイコノイズ 未来予知 投げつける 自己再生

HP:極振り
防御:極振り
特攻:あまり

・定数ダメージ対策枠

 ランクバトルではマジックガード型ピクシーでキョジオーンをはじめとする定数ダメージを対策していまして、今回のDLCでマジックガード持ちが新たに追加されたので、性能比較としてランクルスを採用。基本的には普段使っているピクシーの型をそのままランクルスに施したかたちになります。
 
 技は、新技で性能を試したくキョジオーンにも刺さりそうなサイコノイズ、サイクルに圧力をかける未来予知、回復技の自己再生を確定としました。また今回状態異常による起点作成役が不在のため、火炎玉投げつけるを採用してみました。
 
 テラスタルは飛行で、キョジオーンが地割れを採用していた際の緊急回避用。また特性マジックガードと合わせてグライオンの完封も狙っています。


・キョジオーンいなかった……

 カジュアルバトルでもそうですしレギュレーションF練習会の仲間大会でもそうでしたが、キョジオーンがいませんでした。皆さん新ポケモン使いたいようです。いやまあキョジオーン入り構築とマッチングすることもありましたけど、結局キョジオーンが出てこず選出が腐ることが多かったです。サイコノイズの回復封じ効果の性能は最後まで試せず。
 
 一方で未来予知の使用感はよかったです。雨パーティのエースとしてキングドラが出てきて(単体で出てきたので雨エースかは謎)ランクルスを突破されても、裏のポケモンで受けているうちに未来予知が当たって勝手に倒れてくれました。またキラフロルにサイコノイズを撃ってレッドカードでランクルスが飛ばされても未来予知で倒しきるなど、未来予知の有用性を感じさせた有意義なポケモンでした。というかピクシーと違ってキラフロル対面で一応居座ることもできるので、キラフロルの処理ルートに困らなかったですね。
 
 ピクシーとの比較ですが、正直どっちもどっちといったところでしょうか。キョジオーンだけではなくチオンジェンも役割対象とするならピクシーの方がいいです。ピクシーならステルスロックを撒けますし、キョジオーンより速いので先制アンコールで縛れますし。ランクルスはむしろマジックガード型ではなく再生力で突撃チョッキを持たせて未来予知でサイクルを乱す方が面白いと思いました。

・評価
☆☆☆


カミツオロチ

持ち物:おんみつマント
特性:さいせいりょく
性格:ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
テラスタル:鋼
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:HP252 特攻252 特防4
実数値:213-76-130-189-101-64
技:気まぐレーザー 大地の力 欠伸 自己再生

HP:極振り
特攻:極振り
特防:あまり

・高耐久の崩し枠

 構築全体でボディプレス以外で高火力を出せる技がなく崩し手段に乏しいため、崩し枠として採用。またランクルスがエスパータイプで悪タイプのチオンジェンが受からないのと、キノガッサのキノコの胞子受けも合わせて草タイプの採用を考えたところカミツオロチに行きつきました。HPに振るだけでチオンジェンもキノガッサも最低限の受けは成立するため、努力値は耐久に振らずに特攻特化に。
 
 技はたまに威力二倍になる気まぐレーザーを軸に、鋼タイプへの打点としての大地の力、エアームドなどがステルスロックを撒いていたときにループできる欠伸、一応受けポケモンのため回復技の自己再生としました。
 
 テラスタルは元タイプと相性のいい鋼にしています。


・雑に出して雑に強い

 特攻特化の威力二倍の気まぐレーザーがあまりにも強く、またカミツオロチの元々の耐久力があるうえに特性が再生力のため、タイプ的に噛み合ったタイミングで繰り出し適当に気まぐレーザーを連打してサイクルが回ったら引っ込める、という雑な使い方が地味に強かったですね。弱点は多いですが耐久値の高さから、少なくともモロバレルよりは受け性能も崩し性能も高い印象です。何気に水オーガポンとかオニシズクモなどの物理水アタッカーを防御無振りでもタイプ1/4だけで止められるのも高評価です(さすがに水ウーラオスはインファイトが痛いしアイススピナーが怖い)。鋼テラスタルをすれば岩オーガポンも受かるため、ブリジュラスはいらない子かもしれません。
 
 あとチオンジェンの悪の波動の怯み対策で隠密マントを持たせましたが、隠密マントを持っているならカミツオロチでキョジオーンを受ければよく、ランクルスもいらない子かもしれません。結果的に、HPしか耐久調整していないにもかかわらず受けの役割対象を横取りしてしまうなど、カミツオロチの素のスペックの高さを痛感しました。今回一番の掘り出し物でした。

・評価
 ☆☆☆☆☆



選出

 ブリジュラス:草水岩オーガポン(いない)
 ウガツホムラ:炎オーガポン、パオジアンなど
 エアームド:物理全般
 ポリゴン2:特殊全般
 ランクルス:キョジオーン(いない)
 カミツオロチ:気まぐれ

重たい相手

・積みアタッカー
 積み合いになったらよほどのことがない限り負け確定。
 
・こだわりアイテム持ち
 とくに眼鏡ラティオスは危険。今後のレギュレーションFのランクバトルでもラティオス対策は必須かと。
 
・BIG6
 勝てない。
 
・挑発アンコール
 勝てない。
 
・コノヨザル
 全員命懸けでワンパン。
 
・ディンルー
 突破手段なし。
 
・耐久型アシレーヌ
 突破手段なし。
 
・耐久型スイクン
 突破手段なし。
 

使用率


後記

 DLC後編『藍の円盤』が配信されて一週間程度経過しまして、この一週間はこの構築で対戦して新ポケモンの性能を調べていました。感覚的にですが、DLCが配信されたとはいえ結局強いのはBIG6だった印象で、対戦環境が変わることは間違いないものの環境の軸は変わらないままなのではという予感がしてきました。
 今回は新追加ポケモン縛りで新しい受けループ要員を模索して、個人的にはとてもいい収穫だったと感じております。また既存ポケモンでも、ハピナスが音技の魅惑のボイスを習得、ドヒドイデが痛み分け習得など、受けループでも面白い型の開拓ができるのではないかと期待していますね。ただこちらはランクバトルで使うことができるため、機会があれば試したいです。
 と言いつつ、藍の円盤の新要素が多過ぎるし(BP集めとか、伝説厳選とか、特別講師イベントとか)、なにより年明けには番外編が控えているなど、今シーズンランクバトルをやる余裕があるのかは怪しい。年末年始は対戦ではなく純粋にポケモンというゲームを楽しむことになりそうですね。
 
 そんなこんなで、毎度のこと書き始めたら止まらない性分のため長くなりましたが、ご一読ありがとうございました。
 
 最後に今回のハイライトを貼ります。


サイクルが巡りに巡って生まれた持久力ポリゴン2。


ブリジュラスのテラスタルが無駄に綺麗。


ウガツホムラのテラスタルがデカすぎる。


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