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note カルチャーブックのリニューアルに携わって

先日、note社の社員全体会でカルチャーブックのリニューアルを発表した。
リニューアルプロジェクトに関わらせてもらった私が、インハウスエディターとしてどのように関わったのか?また簡単にプロジェクトの感想を書いてみたいと思う。

そもそもカルチャーブックってなんだろう?

カルチャーブックは、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)やnoteのカルチャーの基本的な考え方を示した社内のインプットツール。私が6月に入社した時もオンボーディングで用いられていて、入社期間に関わらず、全員が同じレベル感で考え方を理解できるようにするための資料だと理解した。

MVVやカルチャーを重んじているnote。カルチャーブックの存在から、もちろん入社時だけでなく、その後も定期的に振り返ってほしいというメッセージも感じていた。

そんなカルチャーブックをブラッシュアップして、
よりわかりやすく伝えられるようにしたいという人事からのオーダーで
プロジェクトに参画することが決定。

インハウスエディターとして関わったこと

チームメンバーは主に人事のねるさん、デザイナーの井口さん、インハウスエディターの本多さん、そして私の4名。ほかにもリニューアルにあたり、インタビューに答えてくださった方も含めれば、もっと。

そしてインハウスエディターとして主に行ったのは下記2点。

  • カルチャーブックの執筆/編集作業

  • 誤字脱字や表記ゆれ確認などの校正チェック

今回はゼロベースからカルチャーブックを作成した訳ではないので、修正対応の優先順位としてはまず新設する項目の文章を考えてから、既存項目の修正という流れで対応。
同じくインハウスエディターの本多さんと各自でライティングをして、MTGに持ち込むこともあれば、全員で該当箇所の文章案を考えることもあった。

主な改訂ポイント

  1. PDF形式→Growiに移管
    リニューアル前はPDF形式だったが、今回のリニューアルにあたり『Growi』(社内wikiツール)に移行。『Growi』は入社後にはじめて使ってみたが、検索性が高く、note社員が資料を探すときに必ず見にいく資料室のような場所。これによって「見たいときにすぐに探すことができる」が実現。

  2. 新規項目を追加
    ミッション達成のための社内コミュニケーション例を追加。
    noteではどんなコミュニケーションが良しとされているか? を、修正しながら知ることができたので、個人的に読んでいて面白いパートだった。

  3. 全項目を通して、バリューとの関連性が理解できる構成へ
    Webという特性を活かして、全項目に関連する各バリューをすべてリンク。
    ここで言いたいことって、どんなバリューに基づいているんだろ?が明確になって、私も勉強になったパート。

諸々の感想

振り返りを行って

先日プロジェクトメンバーで振り返りを行って、今回発揮できたGoodバリューと次はもう少し発揮できたらなというmottoバリューを考えた。
私個人は、下記をチョイス。

Goodバリュー すばやく試そう
▼選んだ理由
キックオフは比較的スケジュールに余裕があると思っていたが、リリース間際に「あれ?今日までに〇〇しないと間に合わないジャン!」みたいなことが自分の中で多発した。が、スケジュールを遅延させることなく、毎週のタスクに対して対応できた。これは頭を抱え続けるのではなく、まずは実践しよう(書いてみよう、編集してみよう)という意識があったからだと思う。完全自己評価になってしまうが、チームとしても短期スパンで対応できたし、このバリューに決定!

mottoバリュー つねにリーダーシップを
▼選んだ理由
社内横断プロジェクトに参加することになり、緊張してしまった私。
キックオフからしばらくは大した発言もできなく、なんだかみなさんの後を追うようなスタイルでいてしまったことに反省。今回で依頼〜納品までの要領もなんとなく掴めた気もするので、さらなるカルチャーブックリニューアル時や、別のプロジェクト時には前のめりで参加したい!

まとめ

社内横断プロジェクトかつカルチャーブックというnoteにとって非常に大切なモノのリニューアルに携わることになり、正直驚いた。
前職でも制作職で記事のライティングや編集をしていた私。そんな私に人事からのオーダーが来るのは、新卒社員のグループディスカッションの面接官や内定者向けの簡単なプレゼンくらい。基本的に、いついつまでに資料を作って送ってください〜のようなやりとりしかしたことがなかった。

今回毎週MTGを繰り返して、比較的がっつりと人事のねるさん・デザイナーの井口さんともお話ができたことは、各職種の人たちが普段どんな仕事をしているのか? どんなことを考えているのか? を少し覗けた気がした。そして同じくインハウスエディターの本多さんと一緒にライティングをさせてもらえたのは、自分の書く文章と比較できて大変勉強になった。

そしてカルチャーブック。
人員が増えつつある組織に対して、どのようにカルチャーを浸透させるかを一緒に考えられたことは、非常に刺激的だった。

リリース後は「印刷して近くに置いていく」というようなコメントをしている方もいて、いかにnoteの中で必要とされているものなのかを実感した。

またブラッシュアップする日が来るかと思うので……そのときが楽しみだ!

おしまい



大好物のパイナップルの詰め合わせを 食べて幸せに浸りたい。