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今日の参拝90 ~オカミはどこへ?~

御神島に行けないのはわかったけど、島、あるいは島の祠を遥拝するような神社がないのだろうか?

何かあるんではないかと思いながらの帰りの道中、島は見えないけれど、雰囲気のある神社を発見した。

(つね)神社

僕はクルマを停めて、お参りしてみることにした。
式内社のようですね。

常神半島にはサルが多いのだが、ご多分に漏れずこのお宮にもサルが複数。ハイ御免なさいよ、僕は君たちに危害は加えないよ・・みたいなオーラを出しつつ(笑)、僕は境内に入る。

参道には苔。

二の鳥居は三本足の両部鳥居。神仏習合の香りがする。そういや、手水舎にも、お寺の雰囲気があるような・・・
いや、そんなことはないか。

足が三本

階段の上に、拝殿が見える。
眷属は階段の下に。

拝殿は、普通のつくり。

神殿には、立派な扁額が掛かっていた。

御祭神を調べてみよう。
僕はiPadを操作する。

うわわ・・沢山おられるではないか!

神功皇后
(合祀) 若狹彦神 若狹姫神 鵜草葺不合尊 天照皇大神 柳原神 渡津松神 神留間神 三望大神

合祀された最後の四柱は聞いたことのない神名だ。一体、どこから来られたのだろう?
けど、神功皇后ってのもなあ・・・そんな気もする。

いずれにしても、これだけの神々がおられるということは、何回も遷座や合祀が繰り返されたということだろう。調べてみると、最終的には、御神島からお移りになったらしい。
なるほど。けど、遥拝は出来ないんだねえ・・

残念ながら、これらの御祭神からは、タカオカミ・クラオカミにつながる「オカミ」の存在を見つけることは出来なかった。
だから、上記のBlogにあるように、「常神大明神」というのが本当なのかも知れない。

なんか、そう思いたい僕がいた。

祀り替えられ、すり替えられる。
そんなことがなかったことを願うばかりだ。

やはりこの地では、御神島を直接遥拝するのがいいのだろう。




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