粗放的有機農業⑪ ~新しいツールを導入する~
前々回noteした、この件。
事故が起きる前に(笑)、新しいツールを導入した。
STIHLの
バッテリーガーデンバリカン
ご多聞に漏れず、どのお店にも品薄状態。
僕は、現場近くの農機具屋さんに在庫があると確信していたので、訪問、問題なくGETできた。
同じような大きさのバリカンなら、ホムセンにもある。が、大きな問題は、
バッテリーの持続時間。
ホムセン物は20分。こちらは110分。
日頃、草刈りでバッテリー機を愛用している僕にとって、前者を選択する余地はない。
さて、実をいうと、同シリーズの「ガーデンカッター(チェーンソー)」を、先輩から借りて、草刈りの現場で試していた。
noteしてなかったけど~。(笑)
これが、重量感、パワー、能力ともになかなか良かったので、多分こちらもOKと思い、購入したわけである。
さあ、さっそく使ってみよう。
まずは切れ味。刃は2種類付属している。「ミニトリマー(直線バリカン刃)」から。
うん。それほど刃は厚くないが、ザクザク刈り込んでいく。切れ味は問題ない。
おっと、いきなり小石を咬み込んだ。
これは、ポールヘッジ・トリマーでもたまにある現象。バリカンを地際で使う時は気を付けよう。
異物を除去すると、刃が「バチン!」と戻る。
異物が飛んでくることもあるから、要注意!!
そういうこともあって、
「保護メガネ」がmust
である。
次に、「芝刈り刃」。刃が左右に動く。
これは、作物のキワを攻めるのに都合がよい。
だが、「やって」しまう可能性は否定できないので、ガードとなる
「当て板」を使うことが必要
だろう。
で、この「当て板」も、背が低いと指を「やって」しまう可能性がある。
そうなると大変なケガになるから、
ある程度背の高い板
にしたほうがよい。
そんな感じで試行錯誤しながら、試運転していく。
当て板をしっかり地面に接地させる
ことがコツとわかった。
ちょっと悩んだのが、刈られた草の行方。
折角の「有機物」だから、畝の中央、あるいは作物の根元に寄せていきたい。作業手順をあれこれ考えて、ようやく「これか?」という手法にたどり着く。
そんなこんなで、作業終了。数十分の作業だった。
バッテリーが切れることはなく、「合格!」である。
今後は、地際じゃなく、作物の背丈に応じて、刈り高を上げていくことになるから、重たいツールじゃしんどい。
多分、このガーデンバリカンは、いい仕事をしてくれるだろう。
これからも、ヨロシク!
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