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昨日見た夢46

8月16日

僕の目の前、少し先のほうに水辺がある。
そこに、一羽の鷺と、一羽の

大鷲


がいる。
この大鷲、デカい。

いつしか鷺は消え、画面には大鷲だけが残る。

大鷲は僕から見て右を向いており、何か獲物を見つけたか、狩猟の態勢に入る。

ふわっと体が持ち上がり、視線が獲物にロックされる。
黄色い脚が後下方に伸びて、今にも「バネ」が弾けそうだ。

ストップモーションで見せられる、狩りの場面。
首がぐっと伸びて、大鷲は何かを捉えた。

そして、「バキッ!」と音がして、大鷲は一瞬で獲物を砕き、飲み込む。

すると彼はこちらを眺め、舞い上がる。
ごく短い距離を飛行・旋回して、僕の上方の土手(?)にとまった。

大きい。僕の背丈以上は優にあろう。
羽毛を逆立てているから、横にもデカい。鷲というより、シマフクロウか・・

見られている。
じっと見られている。

・・狙われる?


一瞬、そんな気持ちが湧きおこる。
もしそうなれば、僕に勝ち目はない。

僕は、軽く深呼吸して気を取り直す。
「彼」の目を見つめ、思いを念じる。

失礼。ここはあなたの場所でしたね。今どきますので・・


僕は彼の目を見つめ、頭を下げて少し微笑みながら、その場所をゆっくり引き下がる。
そして、少し離れたところまで移動して、振り返る。

すると彼は、僕がいた場所に降り立っており、何事もなかったように僕に背を向け、再び水面を見つめていた。

ここで目が覚めた。

緊張感の漂う夢だった。
逃げ場がないとわかっていて、上から巨大な鷲にじっと見られる感覚は、冷や汗ものだ。

だが、「襲われるかもしれない」と思いながらも、「大丈夫」という自信のようなものもあった。自己信頼・・に近いものか。

一応、「夢判断」もチェックしておく。

最近、この手の「緊張感」がある夢をみる。

夢の中で、僕は、自分自身を試している。

それもよかろう。



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