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気を落ち着かせる方法

ピンチに直面したり、重要な判断を迫られたりすることがあると思う。そんな時は、まずは平常心に「落ち着く」必要があるわけだが、そのいい手法を見つけたのでnoteしておく。

手法は、「霊界物語」の中に見つけた。
第1巻(子の巻) 第1編 幽界の探検 第3章 現界の苦行

ごく最初のほうだ。

ちょっと長くなるが、引用しよう。

(前略)
 現界の修行といつては寒天に襦袢一枚となつて、前後一週間水一杯飲まず、一食もせず、岩の上に静坐して無言でをつたことである。その間には降雨もあり、寒風も吹ききたり、夜中になつても狐狸の声も聞かず、虫の音も無く、ときどき山も崩れむばかりの怪音や、なんとも言いへぬ厭らしい身の毛の震慄する怪声が耳朶を打つ。寂しいとも、恐しいとも、なんとも形容のできぬ光景であつた。……たとへ狐でも、狸でも、虎狼でもかまはぬ、生ある動物がでてきて生きた声を聞かして欲しい。その姿なりと、生物であつたら、一眼見たいものだと、憧憬れるやうになつた。アヽ生物ぐらゐ人の力になるものはない……と思つてゐると、かたはらの小篠の中からガサガサと足音をさして、黒い影の動物が、自分の静坐する、一尺ほど前までやつてきた。夜眼には、確かにそれと分かりかねるが、非常に大きな熊のやうであつた。
この山の主は巨大な熊であるといふことを、常に古老から聞かされてをつた。そして夜中に人を見つけたが最後、その巨熊が八裂にして、松の枝に懸けてゆくといふことを聞いてゐた。自分は今夜こそこの巨熊に引裂かれて死ぬのかも知れないと、その瞬間に心臓の血を躍どらした。
ままよ何事も惟神らに一任するに如かず……と、心を臍下丹田に落着けた。サアさうなると恐ろしいと思つた巨熊の姿が大変な力となり、その呻声が恋しく懐かしくなつた。世界一切の生物に、仁慈の神の生魂が宿りたまふといふことが、適切に感じられたのである。
(後略)

要約すれば、「1人山中で修業をしていた折、大熊が現れ、すごく怖かった時に、心を臍下丹田に落ち着けたら、落ち着いた」ということだ。

僕はこの記述が何となく腑に落ちて、以来、このようなシチュエーションになると、意識を下腹部にスッ・・と落とし込むようなイメージをしている。

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これが、何故か効くのだ。百発百中、落ち着く。

理由はよくわからんが(笑)、いいツールをいただいた。

ありがとうございます。
お試しください。m(_ _)m


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