![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702157/rectangle_large_type_2_df0ee68867c1d2adfde7cb56b2d74e2c.jpg?width=800)
今日の参拝96 ~風之神①~
「風之神」とは何か?
少し話を戻そう。
過日、僕はこんな投稿をした。
この時僕は、なんとなく
風之神
というものが気になって、情報を探してみた。
「科戸彦(姫)神」という神がどこかにおられるのか?
そして、たどり着いたのがこちら。
「科戸の神」という御名ではなかった。「級長津(しなつ)の神」。
だが、ご多聞に漏れず、いくつも呼称があるようだから、以下、
シナツヒコ
で統一させていただく。
さて、そのシナツヒコであるが、この神をご祭神として祀る神社が、なんと受験の地にある。それも3つも!
これは行かずにおれないだろう。
・・というわけで僕は、お参りすることとしたのである。
まず最初に訪れたのがこちら。
ご祭神は、
シナツヒコ
シナツヒメ
そして
イブキドヌシ
まさに風の神のオンパレードである。
イブキドヌシとシナツヒコの関係性って、どういうものなんだろう・・
志那神社は、田んぼの真ん中にあった。だから、神社としては、村の氏神様・・というものだと思う。
鳥居の向こうには長い参道。とてもきれいに手入れがしてあった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702184/picture_pc_b33c3acbd415a21b390587f80b6caef4.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702185/picture_pc_20f18e5be34048829c5db9a458ff6833.jpg?width=800)
手前に拝殿があり、その奥に3つの神殿。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702207/picture_pc_40ea7048f1d7a1d0573004c572de7631.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702218/picture_pc_5a35a68ab70ffce4d7964f5362e54288.jpg?width=800)
由緒を見ると、ご祭神は、
志那津彦命
志那津姫命
気吹戸主命
ということだが、どの社にどの神がおられるのかは分からなかった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702220/picture_pc_beb2121b3121c7ac467e6badac3b9d4f.jpg?width=800)
「初めまして。」
僕は神々と眷属に挨拶をし、この地に来た理由を申し述べる。
初めてお目に係る「志那津彦・姫」の神。再び御由緒によると、やはり
風の神
と書いてある。
よくわからないなりに、「風=何かを吹き飛ばす」という気がした。
そう、「破壊」のイメージである。
あくまで僕の根拠ない想像だが・・
明るい陽光の下、僕は境内を散策する。
おや?向かって左の奥にもう一つ鳥居がある。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702232/picture_pc_618173b4660c75dfcdb332691faac880.jpg?width=800)
それを抜けて外に出てみると、農道に行き着く。用水を渡る橋が、なんと「御橋」になっている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702240/picture_pc_cd5815973347feb32c9a96bd11187308.jpg?width=800)
これは珍しい。
ひょっとしたら、昔はこちらが表だったとか、脇の田んぼが神田だったとか、そんなことがあるのかもしれない。
いずれにせよ、氏子の皆さんの信仰心が感じられた。
境内に戻ると、石碑を発見。
「黒姫明神」と記されている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702254/picture_pc_c14f16a0426335c098f6830fb50d12ba.jpg?width=800)
おそらく、この場所に遷座されたのだろうが、どのような神様かはわからなかった。気になったけど。
右手には立派な藤棚。5月にはきれいだろうな、と思う。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91702259/picture_pc_392f57f9f2c56e3e5065c7a63f5122c8.jpg?width=800)
ゆったりとこの場所で時間を過ごし、雰囲気を味わう。
少しずつ、風之神への理解が進んでくる。
では、次のお宮に向かおう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?