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幸福のためには、絶望しなければならない
夜になると、答えのない問いがぐるぐる回る。
そんなことはないだろうか?
人生の意味、とか。幸福とは何か、とか。何のために仕事をしているのか、とか。考えたって何の足しにもならないことばかりを、である。
朝あれだけ冴え渡り、はつらつと知的活動に勤しんでいた自分が、さっぱり別人になってしまったようである。
答えのない問い反芻すると、脳の血管を堰き止められたようなひどく不愉快な体感覚で満たされ、心臓の
面倒臭い人を飼いならそう②〜Noと言えない3つの理由、言うための3つの対策〜
こんにちは。オリキです。
前回に続いて面倒な人対策です。私たちの周りにいる「面倒臭い人」
それは上司、お客さん、同僚、友達、関係性は様々かもしれませんが、共通するのは、私たちから時間と労力を搾取する名人たちであること。
今回はそんな人たちから何かを頼まれた時、つい断れず「なんでOKしてしまったんだ...」とならないための対策について、お話したいと思います。
まず、私たちが依頼を断れない3つ
禁煙とダイエットを同時に成功させたぼくがしていた6つのこと
こんにちは、オリキです。先日、今年の抱負なんてものを書いてみましたが実はそれにあたって昨年の答え合わせも同時にしていました。
昨年の抱負としていたのは、「英語を毎日勉強する!」と言うもの。結果はもちろん惨敗で勉強していたのは正月三ヶ日のみというダメっぷりでした。できなかったことはしゃーない。ぼくにできることをやるしかないと思い、今後の参考にするため今度は逆に昨年目標を掲げて達成できたことを書き出
好きなことで生きていく?
人は不足しているものを求める。
第二次世界大戦直後、人々には根本的に生存に必要な栄養源が不足していた。だから人々は食べるために働いた。
高度経済成長期、栄養源は国内で十分に確保できていた。経済成長の最中には金が必要だった。人々はお金のために働いた。
現在日本は経済大国と言われる。今や家から出なくても食糧を確保し、金を稼ぐことができる。現代を生きる我々に不足しているものはこれまでのような物質的
ファスト&スロー(上)についての記録
少し前のことになりますが、「ファスト&スロー あなたの意思決定はどのように決まるか?(上・下)」を読み終えました。この本は今話題の行動経済学という学問の大家であるプリンストン大学名誉教授ダニエル・カーネマン氏の著書です。
経済学という言葉から「色々数字を扱ってそうで難しそう」「堅苦しそう」などとっつき辛い印象を受けるかもしれませんが、(私は受けましたが)意外と大丈夫でした。というのも、行動経済学
人を貶すとなぜ気持ち良いのか?
他人にバカにされて気持ちの良い人はいるでしょうか?私は、基本的に不愉快になります。他人に軽視されると、自分という存在に価値がなくなったように思えてしまい、自己肯定感が低下するからです。
それでは他人をバカにした時、私は何を感じるか?
おそらく私は快感を得ます。なぜなら他人を貶すことによって、私の価値は私の中だけで相対的に上昇するからです。
社会的な動物である私たち人間、もとい、ホモ・サピエン