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【回想録】 神田明神、師走の大祓。そして夏越の大祓。

※こちらの記事は、過去にFacebookへ載せた記事になります。
当時はnoteを知らなくて、スピリチュアルなつぶやきはFacebook内でひっそりつぶやいていました。
そして、なんだか怖さがあって(一人で勝手に警戒して苦笑)友人限定公開に。
そんな記事ですが、noteでは、みなさん自由に表現されていて私も安心して表現出来るなと思い、
こちらでも回想録として記事に残すことにしました。

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#神田明神 #夢#師走大祓#大祓祝詞

2023年12月27日の朝方、
目覚める間際に頭に浮かんできた言葉

『神田明神』

つるぎを優しく練り上げる』

なんだろう?と寝ぼけながらノートに記した。

気になって、調べてみると
12月29日に神田明神で師走の大祓という
神事があるらしい。
いまだ訪れた事のない神社ではあったけれど、
折角なので冬休みに入った息子も連れ立って
参拝することにした。

直感というのか、閃きというのか、
なんだかわからないけれど
浮かんだ言葉に従って行動するなんて、
今までなかった事。

出掛ける前からとてもワクワク、
そわそわしていた。

偶然拾った地図にあった場所に
探検に行くような…そんな心持ちで。

小学生の息子は、普段乗らない電車(中央線)に乗れるとあって、別の意味でテンションがあがっていた。彼は立派な鉄ちゃん(鉄道大好き少年)だ。


駅から歩くこと数分、大きな鳥居に到着した。

一礼して、中へ進んでいくと、
大祓に参加する沢山の参拝者の人集りが出来ていた。
受付を済ませて境内の列へ並んだ。

神職さんと一緒に
百人以上の参拝者と声を合わせて
『大祓祝詞』を読み上げる。

大勢の言霊が響きあって境内に共鳴する。

沢山の人が、同じ祝詞を唱え、
その言葉が言霊となってエネルギーの渦のようなものが空へ昇っていくかのようだった。

その日、こうしてこの場所に立っていることの
有難さ、感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。

綿々と受け継がれてきた
神事には、受け継いできた人の思い、
強いエネルギーが込められているように感じる。

とても温かい、不思議な気持ちに包まれた。

神事が終わると、境内で売っていた『あっぷる鯛』なるアップルパイと、甘酒をいただいて心も身体も満たされてから境内を後にした。

聖橋の上から。この後数ヶ月して気づいた『すずめの戸締り』で東京の大きなみみずが吹き出ていた場所。

帰り道、鉄ちゃんの息子が陸橋の上で
交差する電車達を嬉しそうに見送っていた。

一緒に電車を眺めながら、
こうして色んな人の人生も交差して流れて行くんだなぁとしみじみと感じていた。

私の人生も、昨年(2022年)長年勤めた職場を退職し、その電車を降りることになった。

次はどの電車に乗ろうかと、
けれども行き先が決まっていないものだから、
ホームで立ち尽くして
何本も電車を見送っていた。

でも、そうしてゆっくりと
行き先を見定めているうちにようやく
目的地行きの電車を見つけられたような気がしている。

それでも、ハッキリとした目的地(終点)は
わからない。

とりあえず乗ったのは、
私の目指す方面行きの電車。

これから目指す目的地へ向かって、
色々な電車を乗り継ぎながら
長い旅に出掛ける。

2023年は、その旅へと一歩踏み出した
私の大きな分岐点となった年だった。

ニコライ堂。聖母マリアの眼差し。

電車を眺めた後、駅へ向かって歩いていると、目の前に大きなドームが見えた。

近くまで行ってみると、それは大きな教会だった。
『ニコライ堂』と呼ばれている正教会の大きな教会だった。
もう門は閉まっていたので、外から眺めるに留まったけれど、
ステンドガラスのマリア様だけが大きくはっきりと見えていた。
なんだかマリア様に見つめられたような、不思議な気持ちでそこを後にした。

ふいに思いたった今回の参拝は、
私にとって、この先もきっと忘れないだろう
とても貴重な体験になった。

見えないなにかに導かれるように
不思議な体験をした2023年の数ヶ月。

天使やご先祖様、多くの存在が
ずっと側にいて見守ってくれていることに
気づいた、気づけた数ヶ月だった。

気づく前と後では、
人生が180度変わってしまった。

これから先、どんな人生を自分は描いていくのだろうか。
楽しみながら、軽やかに進んでいきたい。

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後日談として…

2024年の6月30日、神田明神へ参拝して『夏越の大祓』神事に参加させていただきました。
厄払い等のご祈祷以外で神事に関わる事がなかったので、この記事で初めて参加した【師走の大祓】と、大勢の人と奏上した【大祓祝詞】は私にとってとても貴重な体験となりました。
あれから半年…
今、自分の言葉や思いを振り返ると、その時の私の晴れやかな気持ちが思い起こされます。
最近は体調も芳しくなく
(夏越の大祓の前日から蕁麻疹が出て、神田明神では貧血になりました…
無理して参加したからですかね…反省)
、なぜか気持ちも落ち込み気味だったので、半年前の私が感じた晴れやかな気持ちが、今の私の重たい気持ちを洗い流してくれたかのように感じました。
自分の残していた言葉に救われた…
なんだか不思議な気持ちです笑。

2024年も気づけば折り返しですね!
夏越の大祓で気づかせてもらった、
『身体を内側から整える』こと。
停滞することもあるけど、それもまたよし。
過去の自分のつぶやきを読み返しながら、
つまずきつつも、しっかり前を向いて、
自分のペースで歩いているじゃん!!いいよ、その調子!!
そう思えました。

みなさんには、どんな夏越の祓いがありましたか?

夏越の大祓。写真で見ると、夏と冬、空気の違いがよく分かります。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます✨
読んでくださったみなさまの、これからの半年間が実りある日々となりますように🎋✨

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