サロニアのドライヤー

ドライヤーが壊れた。

↑死んでしまったパナソニックのEH-NE13

原因はハッキリしている。
わたしが毎年寒い時期になると、
ドライヤーの温風モードを暖房器具代わりに
使いまくっていたからだ。
ピンポイントで足元を暖めたりとかできるから
ヒーターが無いご家庭にはオススメ。
(※良い子は真似しないでね)
前のドライヤーも同じ理由で壊した。
わたしは筋金入りのドライヤークラッシャーだ。

そんなこんなで、吹出口から見覚えのある
緑色の火花が出るようになったので、
使用を中止し新しいドライヤーを迎え入れた。

それがこちら

サロニアのドライヤー。
数年前、美容院にいったとき机に置かれた
雑誌の中で紹介されてたのを見て、
そのシンプルなデザインに一目惚れして
いつか買いたいなと思っていたシロモノ。

ほんとはダイソンのドライヤー
(空港の金属探知機みたいなやつ)
が欲しかったけど、
あいつは5万円くらいするから
現実的ではなさすぎる。

その点サロニアのドライヤーは
ちゃんと4桁で収まる価格。
きみにきめた。

使用を中止した次の日の風呂上がりから
すぐに必要なものなので、
Amazonのお急ぎ便で購入。
4908円(さっき見たら3835円だった、なんで)。

無事、次の日に届き早速使用。

・やっぱり見た目サイコー
・風量すごくて温度が低い

この2点に尽きる。
正直、他のレビューで言われていたことまんま。

・やっぱり見た目サイコー
色が黒のものは、手垢というか指紋が目立つ
というレビューをよく見かけたのと、
なんとなくわたしが
「家電製品は白であるべき」という
凝り固まった頭をしているので
迷わず白を選んだが、白だとそのあたりは
あんまり目立たない。
加えてなんかマットな質感、
スリスリ触り続けていたい感じでサイコー。
大きさもデカすぎず、
上品にまとまっていてちょうどいい。
重さに関しては、先代のドライヤーが425gで
サロニアのドライヤーが495gなので
言われてみればちょっと前のやつより重いような気がするかもしれない
と思う程度で、全く気にならない。

ちなみにレビューで地味に目立っていた、
「ノズルを装着するのに手こずる」
マジで手こずった。ちょっと指怪我した。
まあわたしは一度ノズルをつけてしまえば
付け外しすることがないので
指の軽いワン打撲で事は収まった。

・風量すごくて温度が低い
レビューで散々言われていたけれど、
めちゃくちゃそれだった。
先代のドライヤーはひたすら熱風で乾かすタイプで
サロニアは熱を抑えて風量で勝負してくるタイプ。
髪の毛にとって熱ダメージがよくないのは
当たり前のことなので、俄然サロニアの勝利。
どれくらい風が強いかというと、
ドライヤーの風に靡いた髪が
顔や首に当たって痛いくらい。
伝わってほしい。

それに温度が低い、これは体感すぐわかる。
わたしはドライヤーで髪を乾かしながら
スマホをいじるというスマホ依存の典型なので
スマホに集中しすぎて
ドライヤーを持つほうの手が疎かになると
一点集中で熱が頭皮にまで伝わり
「アッッツ!」となることがあったが
それが一切ない。
あと、わたしの耳にはなぜか
ピアス(金属)が9個もついているので、
スマホに集中しすぎて
ドライヤーを持つほうの手が疎かになると
一点集中で熱がピアスに伝わり
「耳たぶアッッツ!」となることがあったが
それが一切ない。

また、風量で乾かすタイプだからか、
仕上がりがすごくふんわりする。
どんなにスマホに集中してても、
丁寧にブローした後のように
両サイドの髪がフワッと自然に内側を向く。

わたしはいつも仕上げに冷風を使うが、
まあ温風の温度が低いので冷風にしても
「あれ、これ温風?冷風?」ってなる。
ほんとにそれくらい温風の温度が低い。

この「熱じゃなくて風量で勝負」を
メリットと捉えるかデメリットと捉えるか
って感じだ。
わたしは絶対メリットでしかないと思う…
温風の温度が低いおかげで、
このドライヤーを暖房器具として使ってやろう
という気が起きないのもめちゃくちゃでかい。

風量が強いことで危惧されがちなのが
「音がうるさすぎないか?」ってことだと思うけど
わたしは先代のドライヤーのときから
一番強いやつだと音がデカすぎてマジで無理なので
「ターボ」じゃなくて「セット」で使っていて
サロニアも「ターボ」じゃなくて「セット」で
使っているが、サロニアが特別うるさい
という気はしない。
ちなみにわたし以外の誰かが
うちのドライヤーを使うとき、「ターボ」で
やってると、「うるさいな」って思うので、
わたしはちょっと機嫌が悪くなるから
気をつけてほしい。

なにが言いたいかというと、
サロニアのドライヤーは完璧だということだ。
もしこのドライヤーが壊れたらさすがに泣く。
ドライヤーをドライヤーとして
しっかり正面から向き合い、
ドライヤーとしてのみ使用したい。
そんなドライヤーに初めて出会えた感動を
ここに共有したい。