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2020.12.24

一面を白に染め上げた雪も数日暖かい日が続いたらしおらしく溶けていって、死んだ顔で休憩室の窓からそれを見下ろしているクリスマスイブ。仕事に大なり小なり不安を抱えている日々でそれは出勤する日も休みの日もそこまで心持ちは変わらず、早くこんな店は潰れてしまえばいいとさえ思いながら、そこの店の店長は僕です。はっ。心ここに在らずで諸々を片付けていたら髪を整えることを忘れて家を出てしまい、さらさら散らかる髪が煩わしい。一昨日嫁と休日が被ったので早くにクリスマスディナーを満喫して、夢のようにうまいビーフカレーとケーキを食べたのでもう今年のクリスマスはクリアー。年末の大掃除も12月に入ってからちまちま刻んでやっててあとはトイレ掃除だけ。将来産まれる我が子は今グレープフルーツぐらいの大きさらしい。家の中のことが大体うまくいっていることが心の支えになっている。漠然とした不安感を心に抱えている時は、胸の空洞に灰色の煙が立ち込めているようなイメージがあって、これを排除しようとする行為がため息をつくという事なんだろうと、体感的にも納得のいく理屈。ため息をため息と思わせずに吐き出す為に煙草があるのかとも思ったけど、嫌煙家なのでそれに替わる発散行為をゲームだの歌だのアクティビティだのに求めている。それが全てではないにしても。たぶん今年最後の日記なのにこんな暗い感じで大丈夫か。そういえばギタレレというギターとウクレレの合いの子を貯まったTポイントで手に入れて年末近くに家に届くので、来年のマイブームはギターから始まるかもしれません。

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