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2020.09.25

台風が来るという話だったけど蓋を開けてみれば単なる大雨で、しかし大雨自体も久しぶりな気がして買い物に出かけた時に少し雨を浴びた。新しく買ったシャリシャリしたパンツとミリタリーブーツを履いた。シャリシャリするパンツはシャリシャリしているだけあって撥水の能力が高くて全然濡れなかった。ミリタリーブーツもジャンルとしては初めて手を出したけど足首の暖まりと安定感がすごい、がコンビニの入り口のタイルで滑りそうになったので過信は禁物。急に肌寒いもんだから薄着を畳んで箪笥にしまうけど、しまう場所が足りない。ひと月の中で休日である割合の方が少ないのだから私服は減らすべきでは?と数ある人格のうちの1人がいつも言っているのだが、数少ない自由を尊重するからこそ心の平穏や幸福が保たれているといっても過言ではないため、何か物理的な理由がなければ服は減りません。物理的、具体的には黄ばんだ白シャツや擦り切れた靴下などが革製品を磨くためのボロ布に転生していく。でも毎日革を磨くわけではないから余った布が積もる。そして布の山へ。大きめの地震が来たら多分雪崩れてくる気がするけど、それは多分大量消費される衣服を選んでしまった自分への罰なので甘んじて受け入れようと思う。受け入れて、結局山には戻すんだが。台風の日にコロッケ買う話はもう古いよねと思っているけど、久しぶりの牛肉コロッケは中身の密度がパンパンでおいしかった。

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