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 縄文人の時間の使い方

ご無沙汰しております。縄文人になりたい現代人ことヤツシです。

随分とご無沙汰になってしまったのですが、本年も何卒宜しくお願い致します。このブログも実に3ヶ月ぶりとなってしまいましたが、ヤツシ、完全復活です!

実は、ヤツシ、この度お尻の病気で長期入院を余儀なくされ、ジタバタとのたうち回っておりました。

さて、スマホも現代のデジタルというデジタルを掻っ攫われ、ひたすらに治療に専念しておったお陰で、ある意味願望どおり縄文人に近づいたともいえましょうが、、。

これはこれでなかなか辛い!! つらたにえん!! ぴえんぴえんでございます。四六時中いじくりたおりしていたスマホがないのですからね、結構辛いのです! 多分、これでお酒があれば四六時中呑んで陽気にやってたのに違いありません。けれど、そこは病院。しかも消化器系。アルコールなんか言語道断です。

さて、そんな何も生み出さない経験を経て、はからずも縄文人へわずかながら近づいたヤツシ。ふと気づきました。

縄文人って、「日頃何しとったの?」と。

いや、そりゃま狩りをして子育てをして、洗い物をして、と色々あったでしょうが、8時間労働とか通勤時間とか、そんなこともないわけです。集落で分担してやるわけだから、結構暇な時間も多かったのではないでしょうか?

で、実際のところ、どうだったんでしょうか?と私調べてみました!

な、なんと!!
なんとなんと!!
結論2〜3時間程度!!!

「考古学者小山修三は縄文の人口シミュレーションや縄文人の家族が年間に必要などんぐりやクリやシカなど食料の総量を予想し、文化人類学者の岡田宏明はエネルギーの産出量と生産効率という観点から、縄文人に相当する狩猟採集民の労働時間を産出している。それによれば、計算上縄文人は年間805時間、1日あたり2時間強働けば十分食べていけると分かっている。そしてその2〜3時間以外は、祭祀や儀礼という精神文化に費やしていたと言われている。」
(引用元:https://www.tryeting.jp/column/10529/)


こりゃすごい! 確かに、縄文人にとって働く=飯を取ってくるだけなら、そんなに時間かからないですからね。

それ以外となると、服作る、子ども作る、子ども育てるですもんね。
ただ待てよ、と思うわけです。彼らからしてみれば、子どもを作ることすら、労働の一種だったのかもしれんわけです。もしかすると、子どもづくり担当みたいなうらやまけしからん男が居たのかもしれません。あるいは、釣りという縄文人にとっては明日生きるための飯の種が、現代人にとっては余暇に楽しむ活動の一つになっていたり。

もしかすると、私たち現代人は、「労働」という概念を見出してしまったせいで、随分と窮屈になってしまったのかもしれませんね。

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