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生命理工学系2年1Qの授業の感想

初めましての方は初めまして
ゆきまりもと申します。
ネットで生命系の講義について感想などを述べた記事が少ないなぁと感じたので、せっかくだし書いてみるかなと思って書き始めました。
生命理工学系2年の感想を書いていきます。

ゆるーい気持ちで始めているので文章が下手なことはお許しください。
科目名や見出しなど重要な部分は「生命理工学系」を用いますが、基本的には「生命系」と省略します。
括弧内に開講時限と点数を載せています。

生命理工学系専門科目

生命理工学基礎実験・演習第四

生命理工学系の必修実験科目です。生命系を4クラスに分けて、1年間かけて4分野の基礎的な実験を学ぶ科目の第四です。分子生物学分野の実験をします。大腸菌を形質転換させたり、遺伝子変異させたりします。すべてが実験ではなく、一部はZoomでデータのみ受け取ったり、UCSC Genome Browser Homeというサイトでゲノムを調べたりします。
実験器具の使い方から教えて頂けるので、困ることは少なかったです。
レポートが3回、課題のみの提出は4回ほどありました。
レポートに指定の表紙をつけなければいけないのですが、Wordでしか配らないくせにアンダーラインをなぜか『_』で書いていたり、枠付き文章のはずが枠が文章と離れていたりと目を疑うような文書作りをしてるなぁと(ただの愚痴)
(月木5-9限、94点)

物理化学第一

生命系選択必修科目です。後に述べる生物化学第一、有機化学第一、そして2Qの物理化学第二、有機化学第二、分子生物学第一と合わせて、6科目の中から4つ以上得単する必要があります。
基本的に1年の後期に勉強した化学熱力学基礎と同じような内容でした。生命感はないけど個人的に好きです。教科書はアトキンス「生命科学のための」物理化学です。課題は教科書からも出題されました。
3人の教員が5回ずつ担当していました。Zoomの投票機能を使って小テストをやったり、課題だけで評価したりと評価方法は先生ごとに違いますが、全員、5回の講義後に中間課題を出していました。
(火金12限、94点)

生物化学第一

アミノ酸の種類とその特徴、タンパク質や脂質、酵素の機能を学びます。
こちらは5人の先生が3回ずつ講義をしていました。解くだけではなく、調べて記述する問題もありました。教科書はヴォート生化学、まるで鈍器。教科書はこの授業よりも、後の実験レポートで使用したかも。
物理化学も生物化学もそうなのですが、先生によって課題を出したり、Zoomの投票機能によるテストだったり人それぞれです。期末テストはないですが、週2で一人の先生あたり3回の授業なのですぐ課題が出てきます。
(火金34限、94点)

有機化学第一

混成軌道やアルカンの命名、SN2、SN1反応を学びます。1年前期にやった有機化学・無機化学に加えて、IUPAC命名法を学ぶ感じでしょうか。復習多めでそんなに難易度は高くありませんでした。(ChemDrawを使えるようにしておくと、命名法でズルできる!)
こちらも3人で5回ずつ担当していました。1人の教員あたり、4回の講義+軽めの宿題、1回の中間テストor中間レポートという形です。
教科書はボルハルト・ショアーですが、章末問題の答えを持っていると簡単かもしれません。直接教科書から課題は出ませんが、試験対策のために教科書の章末問題が役立ちます。
いろんなところでケアレスミスして点数が低くなった…
(火金78限、91点)

系外・文系・外国語科目

材料量子力学(材料系)

1年後期に学んだ量子化学を発展させたような感じです。授業内で小テスト、対面試験がありました。小テストは授業内容の確認でそこまで難しくはなかったですが、対面試験は全然解けなかったです。あてずっぽうで書いたことが当たったのかな()  結局しっかり理解できなかった。
前半と後半で先生が変わります。
教科書はいらなかったです。系外の科目なので、教科書は図書館から借りていましたが。
(月木12限、87点)

現代社会論

テレビにも出ている有名な先生の授業です。文系教養は普通オンラインですが、これを含めた一部の科目だけは対面です。世界情勢や近現代史の話などを先生が100分話し続けます。
試験の問題が「現代社会を理解する上で、歴史を学ぶ意義について考えを述べよ」というもので抽象的でとても難しかったです。考えがうまくまとまらない。
社会の問題に興味を持てたのでとても良かったです。何度か質問に答えて頂いたのも嬉しかった。深く理解するための本を紹介されていたので読んでみようかな。
(火金56限、90点)

スペイン語初級1

スペイン語は同じ時間の4,5クラスをまとめて1つにして授業をします。先生も4,5人ぐらいいらっしゃって先生同士が話しながら授業を進めていきます。学生同士で話したり、文章を書いたりがないので楽でしたが、あんまりスペイン語が身につかなかったかも。毎回Google Formでの感想の提出、期末課題は自己紹介or大学紹介の音声を提出、任意でスペイン語に関するレポートがあります。
(水曜34限、93点)

英語第五

初めてのRWでした。LSと違って授業時間は暇な分、予習や課題がありました。教科書だけじゃなく、英語のニュース記事を読む回もありました。英語第一からここまで難度が上がった気がしない…(むしろ下がった…?)
しかも、英語の論文読むのは生命リテラシでやったから…
(木曜34限、94点…ところで94点多すぎない?)

専門科目の小テストや毎回の課題の難易度は、授業のスライドを見ればわかる程度です。ただ、ケアレスミスが積み重なると思うように点数が取れないし、逆転ができないです。週2で同じ科目があるので課題やレポートがどんどんたまっていきました。一つ一つは重くないのですが、毎日のように何かが期限になるので、どれがいつまでか分からなくなることもありました。
その代わり生命の専門科目は今のところ期末試験がないので、クォーターの終わりはちょっとした休みです。

講義は一年の復習中心ですが、実験ではDNAを扱う生命らしい実験ができて良かったです。実験の待ち時間に友達と話したり、人と協力して実験したりするのも良かったと思います。今後の実験も頑張っていきたいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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