幅広い人間関係を築くには

幅広い交友関係を築くには、どんな人とでも安定したコミュニケーションを取れる必要がある。

安定したコミュニケーションとはなんだろうか?自己PRできることだろうか?自分の意見や気持ちを主張できることだろうか?相手の話に頷くことだろうか?

コミュニケーションが苦手な人ほど、コミュニケーションは会話で成り立つ、つまり、コミュニケーション成立の必要条件は話せることだと考えがちである。

これは誤りとは言わないが、少なくとも正解ではない。話せるだけではコミュニケーションは成り立たないからだ。では、いいコミュニケーションとは何だろうか?それは、話をしっかり聞くこと(傾聴すること)、相手の話に興味を持つことである。コミュニケーションは相手の会話から構成を決めるのだ。

注意点だか、人の話を遮ったり、否定したり、持論を一方的に述べるのはNGである。反論する場合でも、相手の話を最後まで聞き、その内容を認めた上で、反論を述べましょう。

良いコミュニケーションをする上で、まず、やることは、相手のことをよく観察することである。
表情やその人の癖、話し方やリズムなど。

そこから、話を聞き、相手に合わせる。つまり、ミラーリングを行うこと。(ミラーリングとは、相手が鼻を触ったら自分も鼻を触ってみたり、お茶を飲んだら自分もお茶を飲むように相手の行動に合わせること)
またページングすることも重要である。(ページングとは声のトーンや口調を相手に合わせること)

次に相手との共通点を見つけること。そこから会話を広げていくのである。これは昔の話でも今の話でも何でもいい。義務教育の話をするとだいたい一緒なので、共通点は少なからず見つかるだろう。

そして、最後に共感することである。次の会話の例を見てみましょう。

Aさん 「今日、仕事で失敗しちゃったんだよね」
Bさん 「そうなんですね」
Aさん 「そうなんです。。。。。」

これでは会話は続きませんよね。Aさんは失敗したという事実を伝えたいのではないのです。コミュニケーション能力が高い人は以下のようにする。

Aさん 「今日、仕事で失敗しちゃったんだよね」

Bさん 「そうだったんですね⤵︎ 辛かったですね。大丈夫でしたか。」

Aさん 「そうなんですよ。本当にやばいなと思って落ち込んじゃいました。」
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このように、まずは相手のトーンに合わせながら共感することが重要である。そこから相手の気持ちや状況を聞き出し、最後に、私も同じような状況があったんですよーと会話を終われば良い。

これらができれば劇的にコミュニケーションが変わるはずだ。

最後にコミュニケーション能力の高い人と低い人の共通点をあげておく。

1 相手の話をしっかり聞く(傾聴する)
2 相手の話に共感する
3共通点から会話を広げられる
4相手の話を否定しない
5相手に興味をもつ

苦手な人の特徴
1人の話を聞かない
2自論を語り出す。
3 相手の話を否定する

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