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スト6ランクマがツラい理由3選【part08-スト6情報】

SNSや配信などで、「スト6のランクマがツラい」という声を多く見かけるようになりました。
そこで、そんな気持ちを少しでも軽くすべく、記事を投稿します。
なお、この記事には直接的な攻略情報は含まれません。

ツラい理由①:努力と結果(勝ち負け)が必ずしも結びつかない

たぶんこの理由が一番大きいと思います。
トレモのコンボ練習、動画などの座学などで常日頃腕を磨いている方も多いかと思います。
そういった方にこのようなことを言うのもなんですが、ランクマというシステム上、誰かが勝つためには誰かが負けなければなりません。
実戦においては、格上相手には全力を出しても負けてしまいますし、格下相手には多少ミスっても勝ってしまいます。
「誰かのために負ける人」がどうしても必要であり、それがときに(私を含む)あなたになるのです。

ツラい理由②:他人と比較できる要素が多すぎる

ゲームに限らず、他人との比較は人生の満足度を大きく下げます。
……なのですが、「偏差値」「出身大学」「年収」など、各種数値を人はどうしても比べてしまいます。それがゆえに大きなストレスを感じてしまいます。
このゲームにおいては、LPなどといった、他人と容易に比較できる物差しが存在します。そのため、「自分は頑張っているのにどうして勝てないのか、自分が劣っているせいなのか」と思い込みがちです。
さらに今作ではマスターランク(以下MR)なるものが存在し、最高ランクに到達したはずのプレイヤーもMRで泣かされるという、もう誰が満足しているのかわからないものになってしまいました。
「比べるな」というのは簡単ですが、それができれば誰も苦労はしないでしょう。

理由③:負けることに慣れていない人が多い

これは、初心者や初級者が多いスト6において特に言えることではないでしょうか。
よく「負けず嫌いは格ゲー向いている」と言われることもありますが、格ゲーを楽しむうえでは「負けることに慣れている」方が、コンボや立ち回り(のうまさ)よりよほど重要だったりします。
特に初心者ほど、自分の強さを客観的にとらえることができません。多くの人が根拠もなく、「自分は(実際の自分より)強い」と見積もります。
これは「ダニング・クルーガー効果」と呼ばれるバイアスの一つです。他のゲームなどにおいて十分な経験を積んでいないと、どうしてもこのバイアスに足を取られます。

もっと負けてもいいし、弱くてもいい

スト6はあくまで「現時点で流行しているゲームの一つ」にすぎません。
仮にこのゲームにおいて納得できる結果を残せなかったとしても、誰に責められる理由もなければ、自分を責める理由もありません。単純に「スト6に向いていなかった」、ただそれだけです。
ただそれだけのことで人の優劣を決めること自体が愚かな行為と言えます。

上記の理由を言語化できなかった人、意識すらできなかった人も多いのではないでしょうか。意識するだけでもだいぶ違います。
どうか、よきゲームライフを。


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