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韓国語学習歴をふりかえる

2019-09-01 21:35:27

こんにちは。韓国語学習者のたなかゆきです。


私は2017年1月から韓国語の勉強を始めました。
現在まで2年半程度が過ぎていますが、
いつ頃どんな教材を使ってどんな勉強をしていたのか、大した記録をつけていなかったので、Amazonの注文履歴を見ながら振り返ってみることにしました。
教材はだいたいAmazonで購入しているので、注文履歴を振り返ると、どの時期にどんな勉強をしていたのかがわかるからです。


今日ご紹介する教材以外にも実際はさまざまな教材を購入しましたが、
「結局この教材が良かった」
「この教材はしっかり勉強した」
というものに絞ってみました。


私と同じ韓国語学習者さんの何かの参考になればと思います。

【学習開始前】
韓国語の世界にはじめて触れたのがこちらの本です。

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ハングルが読めたらかっこいいな
という単純な発想で手にとってみたのですが、大変わかりやすく、ほんとうに1時間でハングルが読めるようになりました!
衝撃的な本でした。

この本のおかげで韓国語の世界に(というよりこの段階ではハングルの世界に)魅了されたのです。

【学習開始】
本格的に勉強を始めたときに使用したのがこの本です。
中古で数百円で購入しました。

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はじめは覚えることが多いので逃げたくなるときもありました。
この頃はハマって、とか楽しんで、というより正直ちょっと根性出してやりました。

「これは誰もが通らなきゃならない道だから黙って全部覚えよう」
と自分に言い聞かせてました。


この頃のモチベーションになってたのが2PMのメンバーのSNSです。

何と書いてあるのか少しでもわかるようになるとうれしくてさらにまた勉強するモチベーションへとつながっていました。


この初級のテキストを勉強するとき、作文問題を毎回復習する仕組みにしました。

第2課の勉強をする前に第1課の復習
第3課の勉強をする前に第1・2課の復習
第4課の勉強をする前に第1・2・3課の復習

というように繰り返し復習するシステムにしました。

一冊終えるころには前の方の復習は何周もして完璧に終わってるということになります。

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2017年10月にTOPIKを受けてみることにしました。
そのために購入したこちらの対策本です。

これは古いタイプの教材をまたもや中古でかなり安く購入したのですが、結果としてこれで十分でした。
(お金をかけないようひたすら節約)

읽기の問題にも音声が欲しいと思って、韓国人の語学学習パートナーに読み上げてもらい音声を送ってもらいました。

その音声をよく聞いて真似しながらひたすら音読音読音読してました。

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会話フレーズ集の勉強も始めました。
聞いて→真似する というだけのシンプルな練習法です。

【中級の入口】

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こちらの本を電子版で購入して、第1課から順番に勉強していきました。

まじめにやると1課終えるのに2時間くらいかかるので、途中からまじめにやらなくなりました。

最後の作文問題だけ、聞き取り問題だけ、というふうに絞りました。

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TOPIK Ⅰ 受験結果、2級に合格しました。

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その後ハン検3級を受けようと思って購入した本がこちらです。
ハン検は結局受験しなかったのですが、この教材に入っている単語リストが大変役に立ちました。

全部で1500個くらいあったかと思いますが、コツコツと単語帳アプリに登録して、アプリを使って単語をひたすら覚えました。

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ハン検3級単語を一通り終えると、単語の暗記に自信がつきました。
このやり方でいくらでも覚えられそうだという謎の自信がつきました(笑)
そこで次はこのTOPIK高級単語に取り組みました。

TOPIK受験を控えて、過去問を解いては単語を調べて、何度も音読したり音声を聞いたりして復習するというのも繰り返しました。

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TOPIK Ⅱ 受験結果、5級に合格しました


【初渡韓】
TOPIK受験を終えて、11月に初めて韓国に旅行に行きました。

韓国でのリアル体験が、私の中にさらなる火をつけました。

会話出来た喜び、聞き取れた喜び、
反対に通じなかった悔しさ、聞き取れなかった悔しさを体験し、
「もっとわかるようになりたい!」
「ずっと韓国語を聞いていたい!」
「もっと韓国語に触れていたい!」
という気持ちでいっぱいになりました。

帰国して、自分の日常生活をいかにして韓国語漬けにできるかをいろいろ考えました。

とにかく韓国語を耳に入れまくろうと、毎日韓国ニュースを聞き始めました。

받아쓰기をしましたが、難しすぎて大変でした。
そこであらかじめニュース記事を文字で読んでおいてからニュース音声を聞くという方式に変えました。
ジャンルも生活関連の話題にしぼりました。

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こちらの本は購入動機が「辞書的利用」だったのですは、知りたいことがドンピシャで出ているというわけではありませんでした。
それでこの本にはちょっとがっかりしたのですが、結果からすると、購入して大正解でした。

「辞書的利用」という目的が間違っていたのです。
「作文練習」「リスニング練習」に使うと非常に良い勉強になりました。
現在も継続中です。


また、気になっていたこちらの本を読み始めました。

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購入の決め手になったのが時制について詳しく知りたいと思ったからです。

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このタイトル、かっこよくないですか?

日本人目線で間違えやすいわかりにくいポイントに絞って解説してくださっているところが素晴らしい教材でした。
(またこの本復習しなきゃ!)

【多聴多読開始】
ニュース以外にもさまざまなコンテンツを聞いたり読んだりしたいと思うようになり、素材を探しました。

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こちらの本は現在メインで毎日学習継続中です。
1日1話のほうは1話あたり2ページで文字も大きめなので分量は少ないです。
全30話あります。

この他に韓国で購入した좋은생각という雑誌も毎日読んでいます。

【まとめ】
★2017年(1年目)
初級の文法書を歯をくいしばって繰り返しやる
試験問題の文章を音読練習
会話フレーズ集を真似する練習
10月 TOPIK Ⅰ 受験


★2018年(2年目)
中級の文法書をうまく手抜きしながらやる
単語をひたすらやる
試験問題の過去問を使ってリスニングと音読練習
10月 TOPIK Ⅱ 受験


★2019年(3年目)
多聴多読開始
作文練習開始 ←今ここ
10月 TOPIK Ⅱ 受験(追記→273点で6級合格しました!)


★2020年(4年目)
ひたすら多聴多読?
ひたすら会話の実践?
ハン検に挑戦?
未定です。


以上、私の韓国語学習歴をふりかえってみました。

実際にはもっと試行錯誤の連続で、途中で放棄したり中途半端になった教材もありますが、
もし私が新しい言語を学ぶとしたら、同じようなステップで進めていけばいいなという思いで要点をしぼってまとめました。

もう少し時間を短縮したり延ばしたりすることもできるかもしれないですが、学習ペースはひとそれぞれなので他人のペースはあくまでも他人のものとして、自分が楽しんで、満足してできるペースをもてるといいと思います。

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