やめなかったから、続いてる
今日、同僚と話してる時に、「昨日、1番好きなバンドのライブに行ったんですよ」と教えてくれた。
なにやらかなり昔から活動してるバンドのようで、結構コアなファンに支えられてるらしい。
「いいバンドだから残ってるわけでもなく、
うまいバンドだから残ってるわけでもなく、
やめなかったら残ってるんですよね。
やめてたら残ってないですよね。」
同僚はさらりと言い終えて話題を1つ終了、という雰囲気を醸す。その傍らで、ぼくは内心その言葉をじんわりと味わっていた。
そうか。たしかに、やめなかったから残ってるんだ。続いてるんだ。やめてたら、残ってもないし続いてもない。
我が社も、昨年立ち上げから10年が経過した。創業者が1年のあいだ1人で続けて、1周年あたりでぼくが入社して2人になった。
ぼくの入社から、もうすぐ10年。代表が2回も変わってるし、お金が底をつきかけたことのたくさんある我が社も、なんで残ってるのかって、やめなかったからだ。代表が変わってでも続けようとしたし、お金が底をつきそうでも続けようとした。
もし、どこかのタイミングでやめることを決めていたら、残ってなんかない。
残ることに、続くことに、肝要なのは「やめない」と決めることなのだ。
「やめない」と決めたら、残るし続く。
やめなかったから、続いてる。
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