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種子がモチーフになる

ほおっておくとすぐに太る、銀行口座がそうであれば最高なのですが、残念ながら、我が腹に貯まってゆくのは脂肪という悲しい現実

であれば、そのエネルギーを無駄に消費すべく、ダイエットのための散歩をするように心がけております

最近は、桜も終わり、次々と花が咲き、新緑も美しく、散歩をしていても飽きることがなく、自然観察も楽しい季節になりました

桜の次にモミジも赤くなり、、、

赤くなりと書くと、まるで秋の紅葉のように感じますが、春には花を咲かせるのです。正直、紅葉にくらべると地味すぎて気にせず通りすぎてしまう人がほとんどでしょうが、マイナーなものを応援したくなる自分としては、あなたのことも、しっかりみてます、とばかりに近づき

小さな無数の花をめで、なんともかわいらしいカタチをしているではないか、と声をかけてまわるのです

そして花が終わったぐらいには、翼果(よくか)というプロペラのカタチをした種をじょじょに実らせ、木にぶらさがった状態から、風にあおられ、まさに、ぐるぐると回るプロペラによって、あたりに広がってゆき、子孫をのこしてゆくという、自然のシステムなのです

で、わたしは、その、翼果(よくか)のカタチが大好きで、トンボの羽を短くしたようなフォルムと、羽と種子のバランスの絶妙なかんじなどは、神の創造物であること感じさせ、美に通じるものなのだと教えられるのです

そして、その種子はモミジを内包しているという不思議さ


種子は何を記憶しているのでしょうか


◇◇◇


“生命の不思議”を観察しイメージすることによって、制作のヒントになることが、たくさんあります

種子が発芽する瞬間とか、タイムラプスの映像などをみていると
ものすごく神秘的なパワーを感じます

それも春ですね
では、また



種子と記憶
Seeds and Memories
© 2023 Yuki KATANO

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