見出し画像

「気づくのが遅すぎる情報コラム」能力にAがあってもペナントで覚醒するのか・・・「パワプロ2020ペナント」

※以下の情報は私なりに最近調べたものをまとめていますが、ソフト発売からだいぶ経過した時期であり、すでに先人の皆様がブログ等に掲載していて、私の調査不足でそれを見つけられていない可能性があります。
そのような場合はご指摘いただけましたら、この記事を削除するとともに、そのサイトをそっとお気に入り登録したいと思います。
また前例がない場合でも、私の検証結果が間違っている可能性は大変沢山大いにあります。

導入

こんにちは、kashiです。

パワプロ2020のペナントで遊んでいたところ、自分にとっては驚きの出来事が起こりました。コントロールSの投手が覚醒したのです。

しかし覚醒しても4しか上がらないのか・・・

能力にA以上があると覚醒しない、と思い込んでいた私には驚きでした。
早速ネットで調べてみると、パワプロ2018頃?は先人の皆様の情報ではA以上があると覚醒しないらしいのですが、パワプロ2020では、詳細がわからないながらも覚醒条件が緩和されたというような話もあるようです。

改めて公式攻略本「eBASEBALLパワフルプロ野球2020 公式パーフェクトガイド」を読んでみると、ペナントの覚醒についてこんなことが書いてあります。
”もともと能力が高い選手は起きない”
・・・そうでしたか・・・

そこで、自分なりに覚醒の条件を調べてみました。

検証方法

※パワプロ2020のバージョンは1.16です。
※検証の対象は主に私のオリジナルチームの選手たちとしています。

(1)そもそも覚醒するかどうかの見極め

いろんな能力値の選手が覚醒するかどうかを調べるのに、ペナントを回して覚醒するのを待つのも非効率なため、このタイミングで初めて確実に覚醒させられるアイテム「投手能力覚醒」「野手能力覚醒」を使ってみることにします。(今まではもったいない精神のため、使っていなかった)
すると、アイテムを使える選手と使えない選手に別れました。アイテムが使える選手は、通常でも覚醒対象となり、かつその基準は能力値のみに左右される、との前提を置くことにします。(この前提が通じなければ以下全く意味のない検証となります・・・年齢とか成長タイプなども影響する可能性がありますが、そこまで加味したサンプル用意するのは面倒・・・)

能力覚醒アイテムを使おうとすると、使えない選手がいることが分かります
(ペナントプレイ時間は100を超えているのにようやく知る)

(2)能力値をエクセルで集計、複数のパターンの合計値を試してみる

皆様ご承知のとおり、近年のパワプロでは選手の基礎能力は100段階が基本ですが、野手の弾道や投手の変化球のように、100段階ではないものがあります。
また、選手には特殊能力があり、基礎能力と合わせて総合的な選手能力を☆で表しています。
そのため、覚醒条件がどの数値に基づいているか見極めるため、いろんなパターンで合計の数値を見ることにより検証してみました。

なお、検証に当たって特能なしの☆の数値を算出する際、「パワプロのこととかを書くブログ」様から☆計算ソフトを拝借し、使用させていただきました。誠にありがとうございました。

結果・考察

(1)野手の覚醒基準値(推定)

表1 野手覚醒検証 字が小さくて申し訳ありません・・・

表中、黄色の行で示しているところが覚醒する選手、白色は覚醒しない選手です。上記の表は、弾道以外の基礎能力の合計が高い順に並べています。

結論から申し上げますと、おそらく弾道以外の基礎能力の合計が310あたりを境に覚醒するかどうか別れるのではないか、と推測しています。上記表では基礎能力の合計が314では覚醒しませんが、308では覚醒します。

ほかの要素についても触れていきます。
まず、選手能力の☆、これとは関係ないことが分かります。上記表では上から1番上の木津という選手が☆が229(特能なし224)で覚醒対象外ですが、7番目の番堂は266(235)で木津より高いにも関わらず覚醒対象となっています。

弾道の扱いは難しく、ひとまず表1では弾道の値に25を掛けた値を入れた合計値を算出してみましたが、表中緑色のセルで示している木津と幡野の合計が383で一緒となりますが、覚醒する・しないが別れています。ただ、これは係数の付け方次第で大いに変わってくるので、上記の結果にも影響してくる可能性があります。

一方、☆計算でも影響が小さい捕球ですが、数値に0.5を掛けた値と他の合計(弾道は除く)を算出しました。これも、ヤクルトの内川選手と番堂が同じ数値なのに結果が別れました。ただこちらも係数次第の面があります。

なお、表中、赤色のセルは基礎能力が70以上の数値です。これを追っていくと、基礎能力合計が低いのに覚醒対象となっていない選手がいます(ミート77のグイグイ、パワー88の小梅)。一方、日本ハムの清宮選手はパワー72あっても覚醒します。このことからミートやパワーは、その数値が75あたりを超えると、ほかの数値に関わらず覚醒しなくなるのではないかと推測しています。
一方、走力、肩力、(たぶん)守備と捕球の4つは、単体の数値が高くても覚醒することを妨げないのではと推測されます。守備と捕球はそれだけが高い選手が用意できなかった(→これからサクセスで作るのが面倒だった)。

(2)投手の覚醒基準値(推定)

表2 投手覚醒検証 こちらも字が小さくご迷惑をおかけします

結論から申し上げますと、まったくわかりません。
ただ、野手覚醒は基礎能力合計が310が基準になるような感じだったので、変化量(変化球の合計)に6を掛けて、ほかの数値を合計したらいい感じに310あたりを境に覚醒するかどうかが別れましたので、それが一応の推定です・・・
球速と変化量という100段階じゃない要素が2つもあるので、どうしたらいいのか・・・さらに投手の野手能力(守備とか)は影響するのか?

一応少し検証過程を書いてみますと・・・
まず、選手能力の☆、これは野手と同様、関係ないことが分かります。

変化量をその数値のまま単純に合計した場合も、合計値が同じなのに覚醒する・しないが別れる選手がいます(表2ではソフトバンクのモイネロ投手と一生)。

当初、一番見込みがあるんじゃないかと思ったのが、球速と変化量を100段階に換算したものです。今作のサクセス中でのタッグトレーニングの発動条件が100段階の能力ではC以上で、球速だと148、変化量だと9から発動します。過去作では、A以上からさらに強化される作品があったような気がしていますが、それが球速だと155、変化量だと12だったと記憶しています。それをもとに100段階に換算したのですが、うまくはまりませんでした。ただ、これは私のあやふや記憶や、そもそも換算の方法が違っている可能性が大いにあるので、何とも言えません。

なお、表2でもB以上の能力は赤色のセル(球速と変化量は、前述の100段階換算による)としていますが、野手と違い、基礎能力が一定の数値を超えても、野手のように覚醒しなくはならないのではと推測しています(冒頭のコントロールSもあるし)。

終わりに

以上、非常に雑ではありますが覚醒条件について検証してみました。冒頭にも申し上げたとおり、間違っている可能性が大いにあります。検証した要素以外のもの(年齢、成長タイプなど)が影響していることもあり得ますし・・・

本当は一度基準値が見えてきたここからさらにサンプルを集めて検証するべきだとは思いますが、検証作業と記事を書くのに思ったより時間を取られましたので、あきらめさせていただきます・・・
本作発売から1年半ぐらい経過しているのに、こんな記事を書く意味があるのかという自問自答もありますが、もし皆様のペナントライフに少しでもお役に立てるのならば幸いです。
なお、この検証結果を上書きしてよりよいものを作っていただくことは全然ウェルカムです。(楽に情報を得たい・・・)

ただ、なんとなく基準値が見えはしましたが、いちいち数字を計算しながら選手(特に投手)作るのは面倒だなぁ・・・
ここで公式攻略本の言葉がまた頭に浮かんできます。
”もともと能力が高い選手は起きない”
これだけ覚えておけばいい気がしてきました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
またこんな記事を書くかもしれませんが、その際はよろしくお願いいたします。ではでは