「プロ野球☆スター街道」揺れる星(5年目前半)「パワプロ2022」
前書き
完成したレボリューションリーグで遊んでみて、その様子をチーム紹介の意味も含め、記事にしていきます。
今回は5年目前半、オールスターまでのペナントの様子です。
本編
ペナントレース
3月27日に開幕を控えたレ・リーグのペナントレース。昨年屈辱の最下位に沈んだチームが、新しい力も加えて再び立ち上がることが出来るのか、その顔ぶれは。
(主な選手だけピックアップします。)
今シーズンのバルカンズは、昨年に続きやんきーズとの対戦で開幕を迎える。
パワフルズの開幕投手は昨年に続き橘。阪神から加入した大山に一発を浴びるて2点を失うも、打線が初回に荒張のホームラン、4回には猛田のフォアボールから植杉の同点タイムリー、そして7回に矢部のホームランで勝ち越し。
また8回、9回は真壁、加藤の投手リレーで締め、3-2で勝利。今シーズンの未来を占う試合としては上々の結果で試合を決めた。
4月のキャットハンズとの初対戦カード最終日。この日は出井田兄弟がバッテリー。
バルカンズは二塁までランナーを3回進めるも、ことごとく打てず完封負け。一方キャットハンズは7番、8番を打つ柏原、牧原大が計3打点と下位打線が頑張りを見せ、出井田文を援護。
4月は大きな連勝も連敗もなく戦ったが、やや負けが込み5位で交流戦へ。
交流戦直前、ヨーロッパに留学していた井桁と白玉が帰国。
井桁はヨーロッパ各国の野球チームで各2週間程度と短いスパンでプレイしつつ、スイスのシュタウプバッハの滝、イタリアのマーモア滝、フランスのカヴァルニー滝など各国の滝を巡り、その落差に想いを馳せ、自身のフォークに磨きをかけた。
白玉も同様に、スイスからドイツ、フランスを経てオランダへ続くラインの流れとともに川を下りつつ、それぞれ短い期間で各国でプレイした。その最中にはライン川の両岸を固める各国の多彩な護岸技術を眺めては自身の不確かなコントロールを振り返り安定感を身に付けた。更にはその雄大な川の流れから着想を得た新たな握りで、自身だけの変化球、モミジオロシに更なるキレを加えることに成功した。
交流戦の最中、チームの核、猛田が離脱。彼が抜けた穴を、他のメンバーで埋められるのか?
猛田の離脱で意気消沈したかと思われたバルカンズだが、しかし今年のバルカンズは一味違う。
橘がここまで11登板で8勝無敗。先発ローテ二番手の羽生、三番手の館西も防御率3点前後と好調。またリリーフはセットアッパーの真壁、クローザーの加藤がしっかり役目を果たし、ビハインドの場面では主に水戸口がそのタフネスさで引き受け勝ちパターンを守る。
打線の一番手の矢部は打率2割強ながら17盗塁、二番を打つ上野は打率3割近くでバントも絡めて確実に繋ぐ役目を果たし、フルはすでに25本のホームラン。
投打が着実に噛み合い、制度開始以降4年間勝ち越しすらなかった交流戦で、バスターズ、ソフトバンクと同率ながら、ついに初優勝を果たした。
6月30日、この日は館西が昨年までの古巣パワフルズ相手に登板。7回まで無失点に抑えるも、ヒットとフォアボールでランナーを貯めたところに代打福家。今シーズンは控えに回っている大ベテランからキツイお礼を貰う。
しかしこの日バルカンズの打線も好調で、初回に猛田のレフト前ヒット、3回に矢部のツーランなどで館西をしっかり援護。
因縁の対決を勝利で飾った。
シーズン前半戦の節目記録達成に関するニュースとしては、プロ入りから8年目となる鈴本が通算1,000奪三振を達成。三振を獲りに行くスタイルではないが、彼が着実にキャリアを積み重ねていることの証左となった。
トレード
今年はレ・リーグでのトレードはなかったので省略します。
前半戦の成績
全体
バルカンズは交流戦での優勝で盛り返し、2位で前半戦を終えた。特に今年前半は5以上の連敗をしなかったことが大きい。その要因はこれまで無敗の橘抜きには語れないだろう。
ただバスターズがそのバルカンズに10ゲーム差をつけ首位を独走。今シーズンのペナントをほぼ手中にしている。
一方のプレーオフ進出争いは2位から5位までがわずか3.5ゲーム差。やんきーズを除き、今季のレ・リーグはまだまだ熱い戦いが見れそうだ。
チーム成績
今季前半はバスターズの先発陣が輪をかけて優秀。鈴本、有馬を中心にQS率が7割ほどと試合を確実に作っている。
バルカンズは失点が昨年から60点ほど減らし大幅に改善。橘の安心感はもちろんだが、現在ホールド、セーブそれぞれでトップを走る真壁、加藤の存在が大きい。
苦しいのはやんきーズだろう。元々抑えられない投手陣であるのに、得点がリーグワースト。昨オフ加入した大山は結果を残しているものの、ファーストが固定出来ず、現在は打率1割代の小梅が起用されているほど。どうにか打線を立て直せないとこの苦しい状況からは抜け出せないだろう。
個人成績
今季の注目はなんと言ってもバルカンズ・橘。これまで16登板12勝、敗けなし。降板時にビハインドであっても打線が盛り返すことで彼女の敗けを消してきた。
このままシーズン終了まで無敗で行けるのか。注目して見守りたい。
(この無敗を自分の手で消すことが怖いため、みずき登板時は出番プレイする勇気が持てず、オートに任せています・・・
気楽なゲームでのペナント企画のはずなのに感じてしまうプレッシャー・・・かつての楽天選手たちはどんな心境だったのか)
次回、5年目後半(オールスター、日本シリーズ終了まで)をお送りします。
自作レボリューションリーグで遊んでみた記事のまとめは以下からご覧になれます。