見出し画像

「プロ野球☆スター街道」揺れる星(5年目後半)「パワプロ2022」

前書き

完成したレボリューションリーグで遊んでみて、その様子をチーム紹介の意味も含め、記事にしていきます。
今回は5年目後半、オールスターからシーズン終了までです。

本編

オールスターファン投票の結果は以下のとおり。

今年は中継ぎ部門でホールドポイントトップの真壁が1位となり、抑え部門でもセーブ数2位の加藤が初選出。また一塁手部門で本塁打王のフル、三塁手部門でバルカンズチーム内2位の本塁打数の荒張が選ばれ、これまでにない顔ぶれがレ・リーグからは登場することに。
(しかし投手で12勝無敗の橘が選ばれない・・・猪狩・鈴本・アランの壁が厚すぎる(涙))

一戦目はセ・リーグとの対戦。
レ・リーグ選抜は序盤に出井田大のツーランなどで4点先行。5回まで鈴本、真壁、黒岩の投手リレーで0封で来たが、6回にタイガース・筒香が意地のソロを放つ。

しかしセ・リーグの反撃はここまで。後をレ・リーグ投手陣が抑え、4-1で勝ちを得た。

第2戦はパ・リーグとの試合。猪狩とダルビッシュの新旧エースの対決。
レ・リーグは2回に初選出の森笠の2点タイムリーで先制するも、鵜飼のソロ含め2本のホームランで同点に追い付かれる展開に。
しかし5回に田中山がフォアボールで出塁すると、ヴィクターがツーランを放ち勝ち越す。8回にも追加点を挙げ、レ・リーグが勝利。


後半戦再開後、バルカンズは首位バスターズとの3連戦を迎える。しかしここで3連敗を喫し、パワフルズにかわされ3位に転落。
4位カイザースとのゲーム差も0.5になりいきなりプレーオフ進出に暗雲が漂う。

1位は飛び抜けていますが、2位から5位までかなりの接戦

昨オフにカイザースを自由契約となり今季移籍してきた桃川は、ここまで11ホールドとバルカンズリリーフ陣の一角として成績を残していた。ただプロ入り後カイザースでは一軍での連投の経験がなかったためか、疲れが溜まり捻挫を招く。このままズルズル離されたくないバルカンズとしては手痛い離脱となった。

8月7日、ここまで18戦に登板し13勝無敗の橘。この日の対戦相手はやんきーズ、アランが先発。
2回にディマリーアに四球での出塁を許すと、盗塁とその後灰谷にさらに四球、誉田の2ベースで2点を失う苦しい展開。打線は3回に1点、7回表に1点を返し同点に追いすがるもその裏に橘が連打で1点を許す。
ここで橘は降板、その後バルカンズはアランから点を奪えず、橘はここで今シーズン初の敗北を喫する。

ノリノリのアラン相手によく粘った・・・

ここで調子が崩れたか橘は次の登板試合でも負け、ここにきてチームも7連敗で4位転落。3位まで4ゲーム差となり、プレーオフ進出に黄信号が灯る。

そんな中東條が300本塁打を達成

9月に入り首位バスターズとの3連戦。シーズン前半は勝率ほぼ5分の勝負をしていたが、後半戦はバスターズの首位奪還の勢いに押され気味。

なんとか勝ちを得たいところだが・・・

このカードでもバルカンズは1勝2敗で負け越し。後半戦開始時はまだリーグ制覇の目もあったが、ここでバスターズにとどめを刺される形になってしまった。

ペナント制覇はいつに・・・

その後バルカンズはプレーオフ進出を争うパワフルズ、カイザースには勝ち越せず。シーズンを4位で終えることに。

その状況で、チームの関心はベテラン選手の引退に。
今年36歳を迎える伊東は昨年まで対左投手相手ではスタメン起用。まだしばらくは戦えそうではあったが、後進に道を譲りたいという本人の希望から引退をすることに。
その引退試合では3打席で1四球2安打1打点。惜しまれつつの引退となった。

まだ早かったか・・・?

また翌日にはベテランの安添が引退。
昨年まではチーム内の若手捕手への指導に奔走していたが、お互いに支え合うように切磋琢磨していたキャッチャー・源地が昨年引退。張り合いがなくなったのか二軍試合でもほとんど出場がなく、ここで18年間のプロ生活に幕を引くことに。

試合は8回に植杉のソロ含め一挙4得点で逆転勝利。これでバルカンズはチーム創設8年目で始めてシーズン70勝を達成。最下位が定位置だったチームとしては、着実に力を付けていることの証明となった。
ただ同時期に加入したバスターズとは雲泥の差。この差を来年はどれだけ埋められるのだろうか。

嬉しいんだけど、そこまでは喜べない・・・?
レギュラーシーズン終了後にピッチャー赤田のコンバートが終了。
来季から頑張ってもらうぞ!

レ・リーグはバスターズが6月から首位を守り続けて優勝。パワフルズは一時期首位と12ゲーム差あったものを2ゲーム差まで詰め寄るが序盤の出遅れを取り戻せず。カイザースは昨年の屈辱の5位から3位まで順位を押し上げた。

プレーオフでは順位通り順当にバスターズが勝ち上がり、ソフトバンクとの日本一決定戦を迎える。

ヴィクターはいつになったらアメリカに行くんだ・・・

昨年はリーグ2位に沈んだバスターズだが、今年はヴィクターが首位打者に返り咲き、ベテランとなったオルティズが防御率1点台でリリーフ陣を支えたその力のままに日本一決定戦でも躍動。
ソフトバンクを相手に4勝2敗で、2度目の日本一を決めた。
これで日本一決定戦開始後5年連続でレ・リーグのチームがその栄冠を獲得し続けている。かつては第3のリーグと陰口を叩かれていたが、その実力が単なるブラフではなく本物であることを示している。

(実際のところは実在球団側で主力選手の衰えが進んでいる一方、レ・リーグの主力サクセス選手の衰えが本格的に来ていないので、優位に戦えているのはあると思います・・・)


ここで今シーズン加入した新外国人選手のうち自チームと、他レ・リーグチームで目立った選手を紹介します。
成績はシーズン終了時のものです。

今シーズンバルカンズではようやく資金繰りが付き、新外国人としてリリーフ投手を一人獲得。
しかし本人はクローザーでの起用を頑なに要求。仕方なく2イニングを投げてもらうも抑えることはできず。また加藤が台頭したこともあって3試合のみの登板に留まった。

なんとか使えなくはない能力。ただ適性が抑えしかないのが・・・
抑えのみならもう2段階ぐらい強い選手に来て欲しいところ
パワフルズ・ベイカー
先発として整った能力。うちにもこんな選手が来てほしい・・・

それでは、5年目の各種成績を振り返ります。

4年目の成績

チーム成績

なぜかわかりませんが昨年から全チーム四球が50から100近く減る結果に。
そんなに投手のコントロール上がってないので、原因不明・・・

バルカンズは昨年から防御率を0.7、失点は130も減らすという快挙。先発・橘の奮闘もあるが、何よりリリーフ陣で真壁・加藤の勝ちパターンを構築できたことが大きい。
そしてパワフルズからFAで来た館西、カイザースの戦力外から復活した桃川という2人の補強が成功したことも忘れてはならないだろう。

昨シーズン凶悪な打線で一躍3位となったキャットハンズだが、今年は蛇島が並みの成績に収まり得点が700点超えから550点まで急降下。元々選手の調子の波は激しいチームであったが、今年はそれが悪い方に出たということだろう。
(調子極端持ちが多いチームですが、それにしても成績のブレが激しすぎる気はしますが・・・)

優勝したバスターズは首位打者ヴィクターの活躍はもちろんだが、ベテラン・鎖塊の打棒が蘇ったことによりかつてのコンビネーションが復活。
鈴本を中心とした強力な先発陣、そしてセットアッパーのオルティズが確実に守る2年前の姿を取り戻したことで、結果を残した。

凋落が激しいのはやんきーズ。今年は得点が400点台に沈む。失点は500点台で大きくは変わらないが、元々打って勝つチームでその打棒が振るわないのでは勝てるものも勝てない。何か起死回生の策をチームフロント、そして監督の八木は考えているのだろうか・・・

個人成績

今年度のタイトル受賞者は以下のとおり。

今年のレ・リーグMVPは54本塁打を放ち、打点王との2冠となったフルが受賞。球界最高峰のパワーでもはやチームに欠かせない選手となった。
また新人王は昨年戦力外となり、プロ入りから5年目を迎えた桃川が受賞。その切れ味鋭いツーシームと155キロ超の速球で奇跡の復活ストーリーを生み出した。来季以降、さらなる飛躍を期待したい。

バルカンズは投打とも各所に役者が揃い、ひと昔前からは見違えるようになった。特にリリーフ陣の充実が大きいだろう。
しかし野手には盗塁できる者が少なく、また主力は全員30前後となっているのが気になる。来年以降、新たな力が伸びて来ないとこのまま頭打ちになってしまうことが懸念される。

ヴィクターは32歳とベテランの域に入っているがまだまだ元気で、今季は3年ぶりの首位打者に。かつてはアメリカ帰りも視野に入れていたが、どうやら完全に日本に腰を据えるようだ。

キャットハンズは昨年の躍進の要因となった打線に元気がなかった。蛇島は昨年から40打点を減らしたとは言え立派な成績だが、彼の出塁が減ったことで、昨年60打点前後を挙げていたグルーバー、柏原の打点も減ってしまったことが響いた。
投手では、4年前に橘とトレードでバルカンズから来た新木が12勝。全く期待外れのトレードと言われていたが、それを十分見返す成績を残している。

やんきーズは相変わらず外国人選手以外はあまり元気がない。タイガースから来た大山が四番・サードに置けたのは心強いが、しかし代わりにディマリーアの打率が低下。何とかこの2人で点を取れないと、投手陣が頼りないだけに厳しいところだ。

パワフルズは昨年の10勝カルテットのうち千賀、槇村、神童が相変わらず好調。ただ打線は福家が今年は不調で一軍出場機会が30試合ほどしかなく、代わりに四番に座っている矢部門が昨年の90打点から今年は34打点と大きく調子を落とすことに。この四番の頼りなさが最終的な順位の差につながったか。

カイザースは新外国人のヘミングスがそこそこの成績を残し、5年目となったグローバーが打率3割超えの好調で、この2人の外国人の力が目立つ結果に。
また打線では昨年から出場し始めている期待の若手・浜崎が今年は打率2割強ながら23本塁打。蛇島・友沢・ドリトンの主軸を失って久しいが、今年は3位に滑り込み、来年も新たな力を育てつつ、かつての優勝争い常連の力を取り戻せるか。


今シーズンはバスターズが二年ぶりに日本一を奪い返した日本球界。
同時期に球界に加入したバルカンズは、しかし今年もプレーオフにすら進出できず。
お互いに新興球団ながら力の差がある状態だが、あらゆる手を使ってバルカンズは戦力を整えつつある。
来年、レ・リーグはどんな季節を迎えるのだろうか。

次回、5年目オフ(契約更改から春季キャンプまで)をお送りします。


自作レボリューションリーグで遊んでみた記事のまとめは以下からご覧になれます。

https://note.com/yuki_kashi/m/m3269e0202ae1