「プロ野球☆スター街道」煌めきにはまだ遠く(2年目前半)「パワプロ2022」
前書き
完成したレボリューションリーグで遊んでみて、その様子をチーム紹介の意味も含め、記事にしていきます。
今回は2年目前半、世界大会WCBと、オールスターまでのペナントの様子です。
なお、この年から選手特性アイテムの使用を解禁します。ただしバランスを取るため、カイザースは全面的に使用なし、バスターズとパワフルズは投手のみ使用ありに設定します。
本編
WCB
日本代表メンバーは以下のとおり。
今回の世界大会のメンバーはCOMが選出した選手そのまま行きます。
日本代表にはレギュラーリーガー菊池、昨シーズン沢村賞の神楽坂、カイザースの主軸友沢など、若手を中心に力のあるメンバーが選ばれた。
リーグ戦では1敗するも勝ち上がり、準決勝はアメリカとの対決。
アメリカ代表にはレ・リーグで活躍するヴィクター、ヤーベンらの名前も見える。
一方の日本はこれまで打率が1割を切っていた近本に替えて守備に目を瞑って矢部門を起用。また打率1割台のDH犬吠のところには岡本を起用。
これが効を奏し矢部門が初回先頭打者ホームランで先制することに成功。
しかし2回にフォアボールのランナーからアメリカの3連打で3点を失うと、3回には5番ヒルに一発を浴び追加点。4回に友沢が意地のホームランを放つも反撃はそこまで。
後は固いアメリカの守備に塞がれ、準決勝で敗退となった。
決勝ではアメリカが日本を逆転勝ちで破った勢いそのままにキューバを破り優勝。野球の母国の力を見せつけた形となった。
ペナントレース
3月30日に開幕を控えたレ・リーグのペナントレース。ここで今シーズンのバルカンズの陣容を紹介しよう。
(主な選手だけピックアップします。)
一方のバスターズ。世界大会ではかつてチームメイトだった六道ともバッテリーを組んだ鈴本だが、しかし日本は残念ながら準決勝で敗退し、自身は1試合に登板したのみとなった。
自身のみならずチームとしても大きな成果を残せなかった原因を見つめ直し、新しい自分の野球を追い求め、今シーズンは更なる飛躍を誓う。
(ということで鈴本は後期作品版を入れてパワーアップを図ります)
また、昨シーズンオフから改良作業に入っていたDJB-178は、そのパワーアップが順調に進み、DJB-0として改めて参戦することになった。
今シーズンのバルカンズは、パワフルズとの対戦で開幕を迎える。
開幕戦はパワフルズのダブル主砲の一人、東條にホームラン2発を浴び、10失点の大敗。打線は6安打するも散発で1点しか取れず、不安な出だしとなった。
しかしパワフルズとの3連戦の最終日、昨年加入し3割越えの打率を残したハムネットがさらに力をつけて今シーズンもその打棒を振るう。強打者が少ないバルカンズにあっては嬉しいニュースとなった。
今シーズンのバスターズとの初顔合わせでは、2-3で迎えた9回表、昨年のセーブ王オルティズから猛田がチェンジアップにしぶとく食らいつき犠牲フライで追い付く。
しかしその後延長戦に突入するも10回裏、先頭打者でヴィクターが出塁、その後盗塁を決めて二塁へ。
バルカンズ栗村はなんとか2アウトまで持って行くも太壁にセンター前ヒットを放たれ、矢部の送球は間に合わず、悔しいサヨナラ負けとなった。
パワフルズとの6回戦では高卒5年目の星井と2年目の芦谷が対決。どちらもピンチの場面に弱いという特徴があるが、それぞれ成長した姿を見せたいところ。
試合は2回までに矢部のタイムリーツーベースなど4得点。いずれも決め球スタードライブを捉えられ、早々にバルカンズペースに。
(この試合は出番プレイ。サクセスで散々スタードライブを見てきた成果が出ましたね…)
しかし星井はその後立ち直り6回途中まで投げ、なんとか試合を繋ぐ。一方芦谷は5回を0点に抑えるも、6回から疲れが見え始め栗村にバトンタッチ。
バルカンズは更に2点を加え突き放しにかかるも、8回に長谷寺のツーランホームランを含め4点、9回裏には東條のツーランとその重厚な打線で追い付く。
しかし9回表にバルカンズのベテラン上平がお返しとばかりツーランを放ち、これで両チーム合わせ25安打の乱打戦に決着がついた。
ここで、中国で鍛錬を積んでいた真壁と羽生が帰国した。
羽生は少林寺拳法の動きを取り入れた特訓を積み、指先まで力を行き届かせる繊細な技術を身に着けたが、力を入れ過ぎるのか5回辺りに集中力が途切れるように。
真壁は背に55キロの大岩を背負いながら五岳名山と呼ばれる5つの山(いずれも1,400mから2,000m程度)をそれぞれ5回ずつ登りきるという過酷な鍛錬を積んだ結果、その佇まいにただならぬ威圧感を放つようになり、その投げるボールにも摩訶不思議な力が宿るという能力を身に着けた。しかしそのあまりの過酷さに精神が追い詰められ、短気になったのが玉に疵か。
海外留学から帰国した羽生の登板。7回1失点の好投で凱旋を飾る。
前日には同じく留学していた真壁も一回を投げきっちりホールドを記録しており、今後が楽しみな戦力が増えた。
交流戦直前の5月10日、パワフルズ・福家が2,000本安打を達成。ホームラン数も素晴らしいが、確実性でも結果を残してきたことの証明ともなった。
5月に入って交流戦。
マリーンズとのカードでは、昨年入団したルーキー八桐が早速一定の成績を残しており楽しみな対戦。
3回の一死満塁の場面は堂城川が渾身のストレートで八桐のバットをへし折り打ち取る。しかし6回のチャンスでは八桐が堂城川の脇を抜いてセンターに弾き返し、キッチリお返しをした。
またドラゴンズとの対戦では"遅れてきた天才"雲海と初顔合わせ。しかし独特のストレート、ホワイトストームに多彩な変化球で打撃を封じられ、9安打を放つも散発で1得点に抑えられる。一方のバルカンズは芦谷が2回7失点の大炎上でゲームを作れず。厳しい一戦となった。
バルカンズは前半戦では負けが込み、5位争いをしている厳しい状況。そんな中、キャットハンズから戦力外となったところをバルカンズが採用した宮村が、今シーズンは気を吐く。
これまでビハインドの場面での起用ながらも防御率2.45となかなかの成績を残す。シーズン後半では勝ちパターンでの登板もあるか。
また35歳になるベテランの美浦も気合を見せる。昨シーズンは2軍で1年を過ごしたものの、今シーズンはここまで打率2割前半ながら12試合で起用され、試合を決める場面での打撃が目立つ。アウトハイに強いかつての打撃スタイルを取り戻しつつある。
7月に入ってカイザース・友沢が1,000本安打を達成。今オフにはFA権を得るだけでなく、海外移籍の噂もあり、この記録を手土産にどこに向かうのか。
トレード
バスターズ・八九⇔巨人・北村
やんきーズ・輪田⇔パワフルズ・三堀
バルカンズ・伴⇔パワフルズ・水戸口
やんきーズ・細谷⇔巨人・山本
やんきーズ・鷹野⇔中日・桂馬
今シーズン一番の波乱のトレードは、やんきーズ先発の柱、鷹野と中日の高卒5年目、桂馬との間に交わされたもの。バックの守備難もあって決して高い成績は残していない鷹野だが、それでもトレードのバランスとしては不釣り合いに映る。
昨年のバルカンズ関連のトレードと言い、レ・リーグ関連のトレードは大きな動きが起きやすくなっているが、何かが裏でうごめいているのではないかと勘繰りたい動きだ。
ここで、前半戦の結果を見てみよう。
前半戦の成績
全体
バルカンズは昨年同時期の勝ち数とほぼ変わらず。相変わらずプレーオフ進出圏からは遠く、まだまだ実力が足りていない。
一方1位カイザースと2位バスターズの差は4.5ゲーム、昨年より接戦を演じており、ここからの巻き返しなるか。
交流戦ではセ・パ両リーグの強さが目立った。バルカンズは交流戦で最下位に沈み、ここでの大きな負け越しがレ・リーグの順位にも影響を及ぼしている。
チーム成績
カイザースはここまで阪神からFA移籍してきた西が5完封、神楽坂が4完封と際立つ成績を残しており、失点は3リーグ最少の263と今年も支配的な力を発揮している。
バルカンズは防御率は3リーグでワースト。昨年防御率2点台だった堂城川も今年は4点前後で推移しており、厳しい状況となっている。
一方の打撃ではパワフルズがその力強さを発揮。ホームラン数こそやんきーズに譲ったが、得点は唯一の400点台でやや頼りない救援陣の成績をカバーしている。
キャットハンズは相変わらず走り回るだけで、それ以外の打撃成績はほぼワースト。効果的な得点にはつながっていない。
エラーについてはやんきーズが昨年同様ワースト。ここも重点的に改善を促したい。
個人成績
バルカンズの投手陣は先発・抑えともかなり厳しい。特に抑えが全く頼りなく、ナイトレイが成績を残せず6月初めからはやむを得ずルーキーの沖津を起用しなければならなかったほど。7月に入りゴロを打たせる投球術に磨きをかけた30歳の貫田が収まり、何とか改善の兆候が見えている。
一方野手陣は近年稀に見る好調さを見せている。3割バッターが打線に3人も並び、2桁本塁打も4人が記録している。盗塁数こそ矢部が唯一2桁と、チームとしては少ないが、点を取ることはできており、投手陣が改善されれば上位に食い込める力は出てきている。
特に猛田は首位打者争いで昨シーズントップだったヴィクターに2分の差をつけており、昨年の好調を引き継いでいる。
投手タイトルではバスターズの必勝リレーの2人が今年も盤石。オルティズはかつて100マイル近くを記録していた球速が衰えているが、変化球のキレは変わらず、安定している。また上河も防御率は他チームのセットアッパーに譲るが、安定した投球を続けており、日本記録保持者の貫禄を見せている。
しかしキャットハンズから今年も誰もタイトル争いに絡めておらず、今後突出した実力者が現れることを期待したい。
次回、2年目後半(日本シリーズ終了まで)をお送りします。
自作レボリューションリーグで遊んでみた記事のまとめは以下からご覧になれます。