「パワプロ2022」ペナントでの回復Eから一段階上がる条件厳しいのなんとかしてくんろ~

導入

最近のパワプロのペナントをプレイされた方にはもはやご承知のとおりですが、ペナントモードではシーズン中、またはシーズン後に成績などに応じて自動的に特能を取得したり失ったり、もしくはランク性のものは上がったり下がったりします。

そんな中、デフォルトの新人~若手プロ選手のほとんどは回復Eを持っています。
まぁ高卒1~2年目からいきなり余裕で先発で150イニング!とかリリーフ50登板!とかばかりになるのは変だし、プロの実績がない選手をどう査定してよいか難しいでしょうから、とりあえず回復Eに設定しておくのは分かるんですが・・・

問題は、回復EからDに上がる条件が、投手ではシーズンで150イニング以上(先発型と呼ぶことにします)、または50登板かつ50イニング以上(リリーフ型)、という条件です。
2021年のシーズンでこれだけ投げたのは、150イニング以上はセ・パ合わせて11人、50登板かつ50イニング以上は23人、計34人です。(NPB公式サイトより。手動で数えているので誤ってるかも・・・)
全体でも1割に満たない、非常に優秀、タフネスな投手たちです。特に先発の投手はだんだん長いイニングを投げる選手が減っている中で、パワプロペナントで回復Dになるためには、その優秀な投手に仲間入りしないといけません。

2021当初に回復Eだった投手の2022当初の状態

では2021シーズン当初、回復Eとなっていた投手たちが2021シーズンを経て、2022シーズン当初はどうなっていたか、以下に掲載します。

パ・リーグ所属投手(2021当初時点)の変化
セ・リーグ所属投手(2021当初時点)の変化

※回復のデータについてはパワフルプロ野球・デフォルト選手データ集さんのサイトから引用しています。
※所属球団・2021シーズン登板数・投球回についてはNPB公式サイトおよび週刊ベースボール2022年度プロ野球写真名鑑から確認したものです。
※いずれのデータもソフトの当時のデータや公式成績、元データをしっかり確認していないので、誤りがあっても引用元ではなく筆者の私の責任です・・・

(雑な)集計

ざっと見ますと、まずパワプロ2022で回復E→D(もしくはC)となった投手は15人。その中でパワプロペナントでの条件を満たしたのは巨人の畠投手1人のみです。(富山投手、宮城投手、岸投手はほぼほぼですが)
一方、平均を見てみると・・・データ取る時に先発登板数とリリーフ登板数見るのを忘れてしまったので(面倒なので)、とりあえず投球回/登板数の数値が3以上の投手を先発型として計算すると、その中でE→Dとなった投手は4人、平均投球回は97.8です。
一方、リリーフ型の投手では11人平均登板数は27.0、平均投球回は33.3です。

うーん

さらに前のシーズンの成績やファームの成績を見ていないので、たとえば10イニング未満で回復が上がっている投手については要因がわからないのですが、他の上がっている選手は年齢と2021シーズンの実績から考えると大体妥当ではないかなと思います。
一方、上がっていない選手、例えば和田投手は年齢もありますし、まだプロ1,2年目の投手でそこそこ投げていてもEのままなのもわかる気はします(でもロッテとヤクルトだけ厳しくない?)

また特能が成績で上がる条件が簡単すぎると、回復を教えてくれるコーチやベテラン選手の伝授効果が死んでしまうので、ゲーム的な判断も必要だとは思います・・・パワプロペナントは、現実よりも長いイニング投げる傾向があると思いますし・・・
しかし!
こうしてみるとやっぱりパワプロペナントの条件の方が厳しすぎる気がします・・・

どこがちょうどいいかは難しいところですが、実際のプロ野球の成績と、ゲーム的なところを加味して(キリのいいところで)、回復E→Dは先発型で120投球回以上、リリーフ型で30登板・35投球回以上ぐらいがいいところではないでしょうか。

終わりに

今回、パワプロペナントの投手回復Eから上がる条件について思ったことを書いてみました。
余談的に話を広げると、投手は回復が多少低くてもスタミナさえ数値が高ければどうにか投げていけるんですが、野手はもっと厳しい気がしますね・・・
野手は回復だけでなく、送球も新人・若手は大体E、捕手に至ってはキャッチャーの特能もEかFという厳しさ。
送球はペナント中の成績で自動で上がることはない厳しい状況。
キャッチャーの特能も2020ではG→FとF→Eはキャッチャーがメインポジションの選手はゲーム内で一定の日数が経過すると上昇する仕様があったんですが(2022はあるか未確認)、E→Dは自動上昇はないと思われるので、これまたコーチやベテラン指導に頼るしかない・・・
※「パワフルプロ野球2022公式パーフェクトガイド」に、プロ年数に応じて上昇する旨の記載がありました。見落としてました・・・

そのため、現役プロ野球選手の若手は、架空ドラフト選手に回復や送球、キャッチャーは置いて行かれがちという、厳しい扱いに・・・

まぁパワプロ2020からは現役プロ選手は初期状態で選手特性アイテムで特能のランクや基礎能力を上げられるので、プレイヤーがそれを使って上げることもできるのですが・・・
ただそれが投手・野手合わせて100人ぐらいいるので、面倒臭さが勝りますね・・・

これらの特能については、若手に概ねE以下を付けるのであれば、一定成績を満たしたら上がる条件を緩和したり、そもそも条件を追加してあげるなど、ちょっとテコ入れをしてほしいところですね。

スタッフとしても、選手査定のスタッフとペナントのスタッフは違うでしょうし、いちいちこんな細かい条件を見直すのは面倒だとは思うのですが・・・

そんなわけで(?)自分で作るオリジナル選手、特に若手には回復Eは基本的には付けないことにしています。一年だけのペナントならいいんですが、長くプレイするなら、数年後にスタメンに定着しても回復Eのままなのは悲しいので・・・

と最後は自分のチーム製作の話にそれてしまいました。
野手回復や送球も調べると面白そうですが、労力が大変なので(名前を打ち込むだけでも大変)やらないです・・・
そんなところでございます。
長々とした記事をお読みいただき、ありがとうございました。