「プロ野球☆スター街道」星はまだ見えない(プロローグ・前年の様子)「パワプロ2022」

前書き

完成したレボリューションリーグで遊んでみて、その様子をチーム紹介の意味も含め、記事にしていきます。
今回はプロローグ・前年の様子、という名の、初期状態のチームで、トレードや新外国人獲得無しで1年間オートペナントを回したらどんな成績になるのか、その様子をお届けします。

本編

11月初め、今年も最下位を早々に決めシーズンを戦い終えたバルカンズは、来シーズンこそ最下位脱出、いやそれ以上の成績を残すため、秋季キャンプに臨んでいた。
チームの柱として来季も期待される選手、今季一軍に定着することができた選手、クビがかかっている選手と立場は様々だが、皆それぞれ心に期すものがあるようだ。
特に矢部を始めとした大卒同期入団の仲良し"三"人組は、契約更改でオーナーに焚き付けられたのか、練習に取り組む姿勢がこれまでとは違って見えるが、果たして来年の今頃はどうなっているだろうか。

ここで今シーズンのレボリューションリーグ全体、そして各チームの成績を振り返っておこう。

順位表

今シーズンは上位チームと下位チームがはっきり分かれた。カイザースとバスターズは8月終わりまでは2ゲーム差に迫るなど接戦を演じていたが、最後は総合力でカイザースが押し切った。
一方バルカンズは相変わらずで、4月下旬までは何とか5位争いをしていたが、そこからは定位置の最下位から浮上することはなかった。

※カイザースは5月初めまで神楽坂を二軍に幽閉しています。神楽坂がフル参戦すると、大抵2位以下に10ゲーム差以上を付けて圧倒してしまいます・・

投手成績表1
投手成績表2
投手成績表3

次に投手成績に目を移すと、やはり突出しているのはカイザースの投手陣。新人王を獲得した神楽坂が5月から本格的に登板し始めたこともあり、先発防御率は2.79、失点もリーグ最少の454と圧倒的な数字だ。
パワフルズ先発陣もそれに匹敵するが、しかし救援成績が下から2番目と厳しい。
バスターズは先発、リリーフとも安定しており、今季加入のオルティズ、セットアッパーの上河の必勝リレーが機能した形だ。
一方やんきーズは失点がバルカンズすら上回る600点で、阿畑が抜けた穴は大きく、守備難もあって非常に厳しい数字となった(アランが1点台の成績を残すので、先発成績の平均を大分押し上げていますが・・・)。
キャットハンズは先発陣が厳しい数字に。暫定エースは辰野だが完投できるタイプではなく、先中併用の投手たちや、橘に負担がかかっている状況だ。
バルカンズは勇村の孤軍奮闘にリリーフたちも心を燃やし、なかなかの成績を残した。しかし三振数は少なく、打たせて捕るピッチングで、まだ見られる野手の守備力を活かしてなんとかなったというところか。

野手成績表1
野手成績表2
野手成績表3

(得点の画像を撮るのを忘れました・・)

野手成績では打率こそわずかな差でパワフルズがトップだが、全体的にカイザースの力強さが目立っている。
キャットハンズは打率は悪くなく、盗塁はリーグで唯一3桁台、2位のチームの1.5倍以上と圧倒的だが、得点圏に進んだランナーを返せるバッターがおらず、打点はバルカンズを除けばリーグワーストだ。気の向くままに走りまわる猫のようで、打撃力の強化は必須だろう(チャンスGが4番に座っていることが大きな原因ですが・・・)。
バスターズ、やんきーズは打点に大きな差はないが、やはり投手・守備の力の差の分だけ順位が離れた結果となってる。
バルカンズは何か一つを取り出して指摘することはない。すべての強化が求められる。

守備成績表1
守備成績表2

最後に守備の成績だ。
こちらは上位と下位で失策数に大きな差が出ることとなった。下位チームはセンターラインですら守備が安定していない選手が多く、基礎からみっちり鍛え直さなければならないだろう。
一方盗塁阻止率ではパワフルズがワースト。なかなかの送球精度を持つ川島がいるが、今季は安定性を欠いた形だ。
カイザースは春野の強肩が光った。またバルカンズも決して肩が強くはないが送球までの動作、そして正確性に優れる六道が加入したことにより、盗塁を狙われてはいたがなかなかの盗塁阻止率を記録した。チームで唯一、今後に光が見える材料と言ってよいだろう。

さて、明暗がくっきりしているレボリューションリーグだが、これまでリーグ内でのペナントを争っていたところから、来季はセ・リーグ、パ・リーグのチームと真の日本一を決めるプレーオフ制度が導入される予定だ。
カイザース、バスターズといった来季も好成績が見込まれるチームはもとより、三年間優勝争いすら出来なかったチームにも、新たな頂点を目指して奮起することを期待したい。


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