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【ドラマ】 20年たっても色褪せない「救命病棟24時 第2シリーズ」

2001年7月期/火9

2001年に放送されていた、救命病棟24時シーズン2が大好きでした。当時私は中学生で、まあまあドラマ好きな子どもでしたが、こんなにどハマりしたものは無かった。

松雪泰子さんの大ファンになったきっかけでもありました。(そこから、高校生なのに舞台なども全部見にいくようになる)

とはいえ、その後20年近くが経ったけど、私は特に医療ものが好きというわけではない。と、ずっと思ってました。コードブルーもドクターコトーもコウノドリも医龍も見てないのです(笑)

だから、松雪泰子さんがきれいすぎてドラマごと気に入ってだんだろうと思ってたのですが…そういえば中学生の時、進藤先生×香坂先生のカップリングにハマっていたんだと思い出しました。2020年秋に見返してみて、見事にまたそのカップリングにどハマりし、1ヶ月くらい二次創作を読み漁っていたわけです……。私20年経っても中学生の時と中身変わってない(笑)となりました。

医療ドラマや1話完結型のドラマが苦手な理由として、患者など毎回ゲスト的なキャラが現れて、起承転結する、というお決まりのパターンがあまり好きじゃないわけです。1話の終わりに、問題が解決しないものが好き(笑)

なのですが!救命は、1話の中にゲストが何組かいたり、それに絡めて医局メンバーである主要キャストの問題などもあぶりだされていくので飽きさせない展開をしてると思う。もちろん、あんまり興味のわかないエピソードのゲストもいたけど。

それから中学生の時は気づかなかったけど、病院もビジネスなので、回転率あげろ、高い薬を使え、という指示は普通にあり得るなと思う。そのあたりの政治的な思惑の黒さと、ただただ患者を救いたいという進藤先生の真っ白さの対比が良い。

実際には進藤先生みたいにやれる人はいないだろうと思う。白すぎる。白い巨塔の里見と中身は似てる。間違ったことはやらないという信念。ただ里見は見かけも中身も優しい。進藤先生は見かけぶっきらぼう。

半沢直樹だって、正義のためには一時的に悪い奴と手を組むこともある(笑)

私の大好きな香坂先生は能力も高く美貌もすごい。努力家ではあるけど、おそらく人にどう見られるかということも気にしてきた人。学歴やキャリアや地位、付き合う相手もおそらく自分に釣り合うか。カップラーメンよりシエロのサンドイッチなのがまさにそれ(笑)

でも進藤先生に出会って、体裁じゃなくて物事の本質を見るようになったと思う。どう思われるか、ではなく、自分が楽しいか。患者さんにとって必要なことか。

松雪泰子さんの演じる役はどれも好き。どれも好きだけど、特に香坂先生が好きな理由は偉そうなのに不器用で可愛いところ。見返してみて、恋愛要素が意外とあるこのに気がつく。こういう職業モノでありがちな、くっつきそうな2人、ご想像にお任せ〜系ではなく、ガチで進藤先生のことめっちゃ好き演出でした。進藤先生のことが好きでたまらないのに素直になれない演技が、超絶上手い!と思ってます。

特に好きなシーンは

・助けてもらった後、「今度は美味しいコーヒー入れなきゃね」(素直じゃない)
・花火大会の出欠を聞くときに「楽しみにしてる」と言われて、進藤が出ていくところを目で追う
(顔が切なげで良い!意識しすぎ!)
・手伝うよと言われて一緒に介助しながら、占いの言葉を思い出す(30歳なのに乙女すぎる笑)
・最終話、スプーンで自分を確認する(この後、レストランに来に進藤先生こないのが本当残念)
・SP 鷹取とのことを進藤に話しながら倒れてしまう
(伝説の名シーン)
・SP 鷹取の病院の帰りに2人で歩く
(並んで歩く2人が爽やかで好き)
・SP 最後、誰がマウストゥマウスを?
(ここまで聞けるようになったか!と成長を感じる笑)

ビギナーの森乃望もいいけど、偉そうさはそこまでないし、香坂たまきよりは全然素直(笑)人の話をちゃんと聞くバランスの良さもあり。

きらきらひかるの月山紀子もいいけど、やっぱ相手が進藤先生が良い(笑)

ということで救命第2シーズン大好きです😘

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