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【ホラーノベル】一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう

KEMCO(ケムコ)様からダウンロード限定で配信されたゲーム『一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう』を紹介

"死に続ける少女と滅亡世界を旅する絶望ノベル"ADV
Nintendo Switch・PS5・PS4に対応 
2022年10月14日(金)に発売 価格は1,430円
開発会社:株式会社ウォーターフェニックス

公式HPはこちら


死に続ける少女と主人公の二人が共に過ごすサウンドノベル「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」 
謎の少女「アサギリ」は何も無い場所で圧死、焼死、刺殺など様々な死因で絶命し、蘇り、また死に向かう。
荒野と化したセカイに二人だけ、退廃的な世界観、儚げな少女のフルボイス


「一緒に行きましょう逝生」は終わりの無い死から少女を救うお話。

 この作品における死は比喩ではなく物理的に死ぬ
痛々しい描写と断末魔で流れる少女の死。そして少女は蘇り、自ら死ぬことを幾度と無く繰り返す。


「一緒に行きましょう逝生」冒頭部分

 物語は主人公が目覚めたところから始まります。
目の前にあるのは"潰れた少女の死体" 少女の身体は真っ赤に染りはみでた内蔵……ゆっくり動く指。
ビクビクと痙攣し、はみでた内蔵が在るべき場所へとおさまり少女は生き返る。そしてまた主人公の目の前で潰れる。

何度何度も──生き返っては、死を繰り返す。


 見覚えのない場所、拘束され身動きが取れない状況、助けを呼んだがそれも100日を越えた辺りから止めた。

 飲まず食わずで100日生きてる自分も十分化け物か。

主人公は、一人でいるよりかはマシかと思い直し再びやってきた少女 化け物に外へ運んでもらうことに。
しかし一部の希望を持って出た外には荒廃とした大地と、ここ「地球」と呼ばれる場所にいる生命は主人公と少女 化け物だけだという事実を突きつけられることとなる


 
まるで息をするように自ら死へ向かう少女 化物
何度も繰り返される死──化け物だと思っていたそれは、ごく普通の少女が無惨に死を繰り返しているだけだった。


 
 少女は語る。過去、人間は大罪を犯しました。 
人間は「戦争」で地球上に住む全ての動植物を無惨に殺しました。
その罪を償うため、化け物 少女は「人間」という種を代表して、人間が殺した動植物の受けた苦痛を体験し、同じように死ぬ必要があると


やがて主人公はこう思う──死しか知らない彼女に幸せを教えてあげたい、と。
これはそんな不思議な少女と主人公の物語。


選択肢などは一切無い一本道ノベル。物語を楽しむことに集中出来ます。
ただ冒頭部分からがっつりグロいので、そっち方面が苦手な方にはおすすめできません。

 元は15年前にAndroid限定で配信されたアプリゲームで、冒頭部分は無料(追加ストーリーは課金)
終末仮想世界系ADV「アーキタイプ・アーカディア」、災厄世界系ADV「最悪なる災厄人間に捧ぐ」を手掛けたチームが作成。

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