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【小説風プレイ日記】超探偵事件簿 レインコード【0章 推理編#1】
©スパイク・チュンソフト | RAINCODE
『ダンガンロンパ』を作ったスタッフ陣が再集結して作られた作品。
それはもう『ダンガンロンパ』の新作といってしまっていいのでは?!
どーも初めての方は初めまして。
推しているキャラクターを序盤で退場させてしまう超探偵ユキヒメと申します。
2023年 6月30日 スパイク・チュンソフトさんからダークファンタジー推理アクションゲーム『超探偵事件簿 レインコード』が発売されました。
本作は先程紹介したとおり「ダンガンロンパ」の制作陣が再度集結したもの。
シナリオ担当さん曰く、予算度返しの5年の構想を経て誕生した作品で世界の雰囲気や、物語の流れ方が「ダンガンロンパ」そっくりでファンには堪らない至極の作品となっていました。
※推理ゲームなので『ネタバレ』には配慮して書いていくつもりです。
『ネタバレ』の定義が人によって違うので、わたしは主人公になりきって彼らの視点で書いてみようと思います。
(システム・ミニゲーム紹介部分は普通に書きます。)
※ガイドラインに乗っ取り書くのは『一章』まで。
❖『序章』
『きゃっきゃっきゃきゃー!』
薄暗い暗闇の中で不気味に響いたのは少女の笑い声。
愉しげに笑う少女の様な"ソレ"は闇の中で何者かに声をかけた。
『あっ、人間じゃーん! ひっさしぶり〜!』
紫色でふわふわとした見た目。
頭には山羊のような鋭く尖った角が生えているが、黒い翼はなく怪物のような足もない。
王冠を乗せた幽霊のようなふわふわとしたいきものは相手のことなど微塵も興味がないと言わんばかりに自分の話を進める。
『いい! 人間!
今から"むずかしさ"選んでも貰うよ!』
『慎重に選んでよね!
後で文句言ったら、ぶっキルから!』
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『今、選んで貰ったのは、俺様ちゃんの"気難しさ"でした!
お望み通りの"気難しさ"で対応させて貰うから、そのつもりでヨロシクね!』
可愛らしく首を傾げウインクをするふわふわだったが小声で、『実はどれを選んでも一緒なんだけど』。
優しくて面倒くさくてカワイイのが、ふわふわらしい。
くさカワな(面倒くさくてカワイイの略)ふわふわは、"このゲーム"をガチではじめるのか? マジで始めるのか? と念を押して聞いてくる。
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そんなに聞くんだったら……じゃあ辞めます。
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"ゲーマーあるある"のとりあえず「ノー」を選ぶ。
このままゲームオーバーとなってタイトル画面に戻されるものもあるが、"このゲーム"は選択肢に戻されゲームをはじめるまで無限ループする仕組みのようだ。
じゃあ、始めるよー!
オレ様ちゃんの愉快な痛快摩訶不思議な謎解き冒険活劇へ…
☩ ☩ ☩
❖第0章 『アマテラス急行殺人事件』
「誰……? これ……?」
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鏡に映っているのは知らない人の顔。
見覚えのない人だけど、これがボクの顔ってこと?
後頭部がズキズキと痛い。
ボクは誰だ?
どうしてここにいる?
これは俗に言う"記憶喪失"というやつか?
駄目だ。こうゆうときは冷静になって一度考えてみよう。
深呼吸して、呼吸を整え落ちつこうとするも気は焦るばかりで何も思い出せなかった。
髪を掻きむしり息を荒らげてパニックになるボクの耳元で、
『ポケットの……中……』
『持ち物……確認……』
女の子の声が聞こえたような気がした。
記憶喪失に幻聴なんて一体何がどうなっているだよ……!
気持ちはまだ落ち着かないけどこのまま慌てふためいていても仕方ない。
幻聴の支持に従うのもおかしいけど、服のポケットを探ってみることにした。
見つけたのは封筒。封は切られていた。
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指令
世界探偵機密 人事部
貴殿、ユーマ=ココヘッドに特別自治地帯カナイ区への出向を命ずる。
出向期限は無期限
同封した切符でカナイ区へと向かうアマテラス急行に乗車し、そこで超探偵達と合流する事。
現地到着後すみやかに世界探偵機構カナイ区支部"夜行探偵事務所"より詳細の説明を受けられたし。
誇り高き探偵達よ。
掃討せよ、この世の全ての謎を
そうだ……思い出してきたぞ…!
ボクの名前はユーマ。
ボクはユーマ=ココヘッドと呼ばれていたんだ!
でも…この"世界探偵機構"って?
紙に書かれた文字をまじまじと見つめてみたけど特になにか思い出すことはなかった。
組織の名前っぽいから、ボクはそこの人間だったのかな?
だとすると、ボクは……。
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改めて自分の服装を調べてみると確かに探偵っぽいともいえなくも……ない?
車内でボクを知っている人達が待っている?
同封されていた切符をみると列車の発車時刻はもうすぐだった。
と、とにかく、この列車に乗ってみよう!
"知ってる人"と会えれば、何か教えて貰えるはずだ!
急がないと!
tips!『列車に乗る前のチュートリアル』
探索パートでは色々な物を調べる事か出来るよ。
調査は探偵の基本!
色々調べることによってご主人様は経験値を貯めて新たなスキルを獲得できるようになるのだ!
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あっちこっちにまとめられた傘に束に始まり、ジャンルにまとまりがない本の山。
密封されているダンボール箱には何か入っているようだけど、中は暗くて何が入っているかわからない。
高性能のロボットから子供のオモチャまで、物が乱雑に置かれてろくに手入れがされてない倉庫のような部屋。
ボクが寝ていたこの場所は……。
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どうして駅の忘れ物保管室なんかで寝ていたんだろう。
気絶した? 誰かに襲われて? でも誰かって……誰に?
自分の身に起きたことを整理しようとするボクを邪魔するように、カナイ区直通、アマテラス急行特別臨時便が発車するアナウンスが流れた。
「ボクが乗らないといけない列車だ!
大変だ! 急がないと!」
to be continued...
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